遺品整理の費用はいくらが適切?初めての依頼でも安心の料金ガイド

遺品整理を業者に依頼したいけど、高額請求されたり悪徳業者に騙されないか不安になりませんか?

一般的に四十九日が過ぎてから作業を開始する遺品整理。作業量を考慮すると親族だけで進めるのは現実的ではなく、業者に依頼することを検討する方も多いです。

正直、遺品整理の業者って少し怪しかったり騙されないか心配になる方も多いと思います。

特に、費用面に関してSNSや体験談を聞くと「高額請求された」「騙された」などのマイナスな意見も。

遺品整理を業者に依頼する場合、必ず事前に相場や作業内容などを理解して怪しくないか判断できるようにすべきです。

そこで、本記事は遺品整理の費用相場や内訳などの金額に関する内容から、相場より高くなる理由・費用の負担者・メリットデメリット・安く依頼する方法・注意点など徹底解説。

本記事を読んでいただければ、初めて遺品整理で業者を依頼する場合に適切な判断をすることができますので、最後までご覧ください。

更に、遺品整理に関する質問や疑問を記事だけでなくプロに直接相談したい方は、弊社にお任せください!

予約不要で来店できるサロンや電話でプロに直接相談することができます。

感謝の終活 成城サロン
成城相談サロンの外観
成城相談サロンの内装

〒157-0066
東京都世田谷区成城2-15-6 イル・レガーロ成城1F
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営業時間
10:00~17:00 土日祝も営業
(事前予約いただければ上記時間外も対応いたします。)
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お電話・ご希望の場所(施設・ご自宅など)への訪問でのご相談もお受けしております。

遺品整理の費用相場

1Rから3LDKの遺品整理の費用相場は以下です。

間取り1R1K1DK1LDK2DK2LDK3DK3LDK
目安の費用30,000円~30,000円~50,000円~100,000円~100,000円~150,000円~200,000円~200,000円~
作業人数1人~1人~1人~2人~2人~3人~3人~3人~
部屋の広さ・物の量・作業時間・地域・オプションなどで費用が変動します

1Rだとしても5畳の部屋で物の量が少ない方と10畳で物が多い方だと費用が大きく変わりますので、あくまでも目安として参考にして、実際の費用は業者に必ず確認しましょう。

遺品整理の費用の内訳とオプション

遺品整理の費用の内訳ですが、一般的には以下が含まれていることが多いです。

  • 物の仕分け作業
  • 一部を除いた不用品の回収と処分
  • 水回りや床の簡易的な清掃
  • 貴重品の捜索など
業者によって基本料金に含まれている作業内容が異なります

また、基本的なサービスに加えてオプションを含めた場合は、更に追加で料金が発生します。

オプション

業者によっては以下のようなオプションを追加することができます。

  • 不用品の買取
  • 遺品の供養
  • ハウスクリーニング
  • 家屋の解体
  • リフォームの相談
  • 相続に関する相談

他にも車やバイクなどの買取処分や不動産仲介・買取などについても相談することができる業者があります。

オプションを利用することで何度も各業者に依頼する必要なく、遺品整理に関する作業をまとめて依頼することもできますので、遺品整理以外にも必要なオプションがあれば検討してみてください。

遺品整理の費用が相場より高くなる理由

実際に業者に見積りを出してもらうと、オプションを追加していないにも関わらず相場よりも大幅にずれることがあります。

地域によっても多少相場が異なりますが、大きな理由としては作業時間・作業人数が増えることです。

例えば、同じ3LDKだったとしても物の整理整頓されていてほとんど不用品がない場合と、物が散乱して足場がないような状態の場合、数十万円も費用が変わります。

物が増えると仕分け作業などに時間がかかるだけでなく、基本的に遺品整理は作業日に終わらせるため、作業量が増えればその分人数も増えるため人件費がかかり、結果として相場よりも高額に。

また、作業時間・作業人数ではなく孤独死による特殊清掃の場合は、部屋の洗浄から消毒・消臭作業をする必要があり、部屋の広さ問わず100万円近くになることも。

想定よりも高額の場合は、何故その額なのかは契約前に把握しておきましょう。

安くする方法は「遺品整理の費用を安く依頼する方法」で解説していきます。

遺品整理の費用の負担者

遺品整理の費用の負担者については、相続人が払う必要があります。

そのため、遺品整理をしてしまうと相続をした、と見なされてしまいますので、もし故人が借金を抱えていて相続放棄を検討している場合は、遺品整理をしてはいけません。

故人の財産を一部売ったり賃貸・携帯電話の解約など少しでも作業をしてしまうと、単純承認したとみなされ相続放棄が無効に。

故人が亡くなったことを知ってから3カ月以内に家庭裁判所に申告する必要があり、一度申告すると撤回ができません。

すぐに遺品整理をするのではなく、財産や負債を含めた遺産を確認して、相続するか放棄をするか決定しましょう。

遺品整理の費用を払って業者に依頼するメリット

遺品整理を業者に依頼する場合、ご自身で作業をするより費用が高額になりますが、以下のようなメリットがあります。

  • 作業時間・作業量を大幅に削減できる
  • プロに依頼することで抜け漏れなくきめ細やかな作業が可能
  • オプションを活用することで遺品整理以外の対応もできる

作業時間・作業量大幅に削減できる

ご自身のみ、あるいは親族で作業をする場合、貴重品・不用品の仕分けだけでも1日以上かかり、家電家具のリサイクルや処分、不用品の売却、部屋の簡易清掃などを含めると1週間以上かかる場合も。

葬儀が終わった後に行う作業のため、精神的にも辛くなかなか思うように進まないことがほとんどです。

業者に依頼をすれば作業を全てプロが担当してくれますので、肉体的だけでなく精神的にも楽に遺品整理を進めることができます。

プロに依頼することで抜け漏れなくきめ細やかな作業が可能

業者には依頼せずにご自身や親族みんなで作業する場合、遺品整理が終わったと思っていたけど実はまだやるべきことが残っていた、なんていうことが多々あります。

仕分け作業のみであればそこまで時間はかかりませんが、不用品や家電家具の処分・リサイクル、不用品の査定などがあれば作業日が数日増える可能性も。

リサイクルや処分は費用が発生しますので、時間だけでなく費用も更に増えてしまいます。

しかし、業者であればプロが抜け漏れがないように対応してくれますので、基本的に作業の抜け漏れはありません。

オプションを活用することで遺品整理以外の対応もできる

元々遺品整理後に部屋をリフォームする、相続に関する相談をしたい、家屋を解体したい、などの要望があった際は、ご自身で各業者に相談をする必要があり、遺品整理以外にも並行して進めないといけません。

業者に依頼する場合、遺品整理の作業だけでなく様々なオプションを追加することができ、専門家の知識が必要であったり、対応できない範囲は提携している業者を紹介していただけるため、どこの業者がいいのか探す手間も省けます。

遺品整理の費用を払って業者に依頼するデメリット

遺品整理を業者に依頼する場合は以下のようなデメリットがあります。

  • 費用が高額になる
  • 信頼できる業者選びが難しい
  • 個人情報の漏洩リスク

費用が高額になる

業者に依頼する場合はご自身で作業をするよりも高額になり、特に部屋が広い・物が多い場合は数十万円から100万円以上にも。

信頼できる業者選びが難しい

数ある業者の中には、不透明な料金体系で見積りより大幅な高額請求をしてくるような悪質な業者もいますので、どこに依頼すればいいのか判断が難しいです。

口コミが記載してある場合は、実際に依頼した方の体験談を見ることができますので参考にしてみてください。

個人情報の漏洩リスク

遺品整理では業者の方が実際に部屋の中に入り、貴重品や不用品などの仕分け作業をしますので、重要な書類などの個人情報を閲覧してしまう場合があります。

特に銀行の暗証番号やクレジットカードなどを見られてしまうと、悪用されてしまうリスクがありますので気を付けなければいけません。

遺品整理を依頼する前に、まずは重要な書類などを確認して先に整理しておくと安心して業者に依頼することができます。

遺品整理の費用が50万以上の場合

遺品整理を業者に依頼して見積りを貰う際に、50万円以上の費用を提示された場合ですが、まずはどの作業にどれぐらい費用が発生しているのか内訳を必ず確認しましょう。

もちろん物の量が多く作業人数を多く確保する必要があり、トラックの台数も増やせばその分費用が高くなりますので、各作業にそれぞれ適切な金額が記載されて合計50万円以上であれば問題ありません。

しかし、内訳が記載されておらず概算で50万円以上を提示してきた場合は、どの費用にいくらなのか必ず確認して各作業の費用を把握しておくと、トラブルを回避できるかもしれません。

遺品整理の費用を安く依頼する方法

遺品整理の費用を安くする方法としては、事前に整理をしたり作業範囲や作業内容を限定的にすることで安く依頼することができます。

  • 事前に整理しておく
  • 作業範囲や作業内容を限定的にする

事前に整理しておく

もし可能であれば事前に物の整理や不用品の仕分け作業を行うと、安くすることができます。

業者を依頼する際の費用は作業時間に対しての金額であることが多く、物が多く作業時間が増えればその分費用が高くなる傾向に。

そのため、先にできる範囲で作業をしておくと作業時間が短縮され、当初予定していた費用より安い見積りが提示される可能性が高くになります。

また、作業時間だけでなく物の量が減れば作業人数も減らすことができ、人件費分の費用も削減できるかもしれません。

作業範囲を限定的にする

作業範囲を限定的にすることで、依頼費用を削減できるかもしれません。

例えば、3部屋あるうちの1部屋は親族で整理をすれば3部屋分のお見積りではなく2部屋分の費用にしてくれるかもしれません。

事前に整理したり作業範囲の限定は、業者によっては費用削減ができない場合もありますので、見積り前に柔軟に対応できるのか聞いておきましょう

遺品整理の費用の注意点

遺品整理の費用の注意点としては、安さだけで選ばないことや担当者の対応の確認、見積りを口頭ではなく書面で貰うことです。

  • 安さだけでは選ばない
  • 担当者の対応の確認
  • 見積りを口頭ではなく書面で貰う

安さだけでは選ばない

業者の依頼する時の選定方法として、費用の安さだけで選ぶことは避けましょう。

丁寧な作業を安い費用で提示してくれる良心的な業者もいますが、中には見積りやサイトに破格の金額を提示し、作業後の請求書には想定よりも高額な費用を請求してくる悪徳な業者もいます。

遺品整理は基本的に作業費はどんなに安くても数万円はします。複数社見積りを貰った際に他より破格だった場合、安さの理由を追求しましょう。

担当者の対応の確認

依頼した時のメールや電話などの対応、実際に見積りをしてもらった時の態度や質問をした時の受け答えなど、金額以外にも担当者の対応も重要です。

質問をした時に丁寧に答えてくれる、何か隠そうとせずに正直に話してくれる方が信頼できますよね。

金額にそこまで差がなくどの業者が最適な迷う場合は、担当者の対応の質も注目してみてください。

見積りを口頭ではなく書面で貰う

見積りを貰う際、必ず口頭ではなく書面で貰いましょう。

複数社依頼をした時に比較しにくいだけでなく、口頭だけで説明してきた場合後から請求された額が聞いていた金額とは全然違う、というケースも。

契約や見積りは必ず書面で貰い、見積りに内訳が記載されているかも確認して、各作業内容の費用を明確にすることが大切です。

遺品整理の費用に関するQ&A

遺品整理の費用に関するQ&Aを今回3つご紹介。

100万円以上の場合もあるのか

遺品整理に100万円以上するケースは実際にあり、一軒家の場合や足場がないほどゴミが散乱している状態、孤独死などで特殊清掃が必要な場合です。

安くするために、なるべく見積り前にある程度物を整理しておくことをおすすめします。

悪徳業者の見分け方

絶対に見分ける方法というのはありませんが、見積りは書面で内訳がはっきりと1つずつ記載されているか、口コミにマイナスな意見が多く記載されているか、HPがあれば確認をして資格などがあるのか分からない場合は注意が必要です。

生前整理は必要なのか

遺品整理ではなく生前に物の仕分けなどを行う生前整理については、基本的には必要ですので可能であれば作業しましょう。

というのも、先述した通り遺品整理の費用は作業時間で決まるため、生前整理をしておくと大幅に短縮することができ安い費用で依頼することができます。

また、生前整理をしておくと業者に見られたくない重要な書類や貴重品を先に整理できたり、専門家に依頼して先に相続に関する手続きをしておくとトラブルを事前に回避できるかもしれません。

生前整理自体も業者に依頼することもできますので、是非検討してみてください。

記事全体のまとめ

本記事では、初めての依頼でも安心の料金ガイドとして遺品整理に関する内容を網羅的に解説しました。

特にはじめての遺品整理は業者に依頼するか、トラブルはないか、騙されないか不安になります。

限られた時間の中でご自身や親族だけで作業するのはかなり労力がかかりますので、信頼できる遺品整理業者に依頼してみてはいかがでしょうか。

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