・樹木葬とは従来のお墓のような墓石を利用せず、サクラ・もみじなどの樹木を墓標とした葬式。
・樹木葬には合祀型・集合型・個別型の3種類あり、それぞれ費用が異なる。
・比較的費用が安い・継承者が不要・無宗派でも受け入れてくれる場所が多い、などのメリットがある
葬儀や終活について親族・友人と話したり、広告などでよく樹木葬という言葉を見かけませんか?
葬儀について調べるとテレビやSNSなどで「樹木葬」という形式について聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。
近年、従来の葬儀ではなく樹木葬を選ばれている方が増えてきています。
樹木と書かれているから何となく従来の葬儀とは異なり、自然な感じではあることが連想できますが、なぜわざわざ新しい葬儀のスタイルが増えているのか疑問に感じませんか?
そこで、本記事では樹木葬の歴史・特徴・形式・流れ・費用や、お墓との違い・メリットデメリットなどを徹底解説していきます。
また、お墓との違いや、実際に樹木葬を行う場合のお申し込み方法、樹木葬に関するQ&Aなどもご紹介しますので、他の葬儀と比較したい方にもおすすめです。
そのため、下記のような樹木葬に関する悩みや疑問を抱えている方必見。
・樹木葬を選んで後悔したくない
・葬儀のスタイルを選ぶ際に樹木葬が本当に適しているのか細かい情報を知りたい
本記事を読めば、樹木葬はどのような葬儀なのかを明確に理解することができます。
また、感謝の終活サロンにご来店いただいても樹木葬の相談可能でございます。
予約不要ですので、ぜひお待ちしております!
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東京都世田谷区成城2-15-6 イル・レガーロ成城1F
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お電話・ご希望の場所(施設・ご自宅など)への訪問でのご相談もお受けしております。
樹木葬とは?
樹木葬とは一般的に利用されている墓石を利用せず、樹木を墓標としたお墓です。実際には樹木以外に桜やハナミズキをシンボルとしている所もあります。また、公園のような整備されている場所から最低限の設備でなるべく自然を生かした場所もあるため、場所によって樹木葬のスタイルが異なります。
しかし、樹木や自然があればどこでも樹木葬ができるわけではなく、「墓地、埋葬等に関する法律¹⁾」に則って指定された場所のみです。
近年新しい葬儀のスタイルとして樹木葬が注目されていますが、実は少し前からある葬儀です。
1)出典:厚生労働省ホームページ 墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年5月31日法律第48号)
樹木葬の歴史
最近ニュースなどで樹木葬について紹介されることが増えているため、数年前からはじまった葬儀のスタイルと思っている方も多いのではないでしょうか。
実は、樹木葬自体は実は1999年に岩手県のお寺がはじめて樹木葬を行いました。
そのため、既に20年以上の歴史はありますが、他の葬儀スタイルと比べたら新しい方です。
樹木葬の特徴3選
20年以上の歴史があるとは言っても他の葬儀に比べたら新しく、なぜわざわざ従来の葬儀ではなく樹木葬を選ぶか気になりませんか?
樹木葬が選ばれる理由として従来の葬儀とは異なる特徴がいくつかありますので、本記事では3つご紹介します。
比較的費用が安い
通常、お墓を建てる場合は墓石代だけでなく、外柵代・彫刻代・墓誌代などがかかり更に永代供養などの場合は追加で費用が発生するため、100万円以上の場合がほとんどで、高いと300万円以上の場合も。
しかし、樹木葬の場合は樹木などを墓標にするため墓石を購入する必要がないため、比較的安く葬儀を行うことができます。
樹木葬の種類によっては100円以上かかることもありますが、安い種類であれば10万~30万円です。
継承者が不要で遺族の負担が減る
お墓を建てる場合は基本的に継承者を選び、継ぐ必要があり、選ばれた方は定期的なお墓掃除や年間管理料の支払い、法要の際は準備をしたりなど、様々な役割があります。
では、お墓を購入しても継承者がいない場合はどうなるかといいますと、そのまま置くことはできず最終的には無縁墓となりすべて処分されてしまいます。
しかし、樹木葬であれば基本的に管理は遺族ではなく霊園などが行うため継承者が必要ないため、遺族の負担が減ります。
基本的に無宗派でも問題ない
お墓を建てる時には費用だけでなく、仏教であることが条件だったりお寺の檀家にならないといけないことがあります。
しかし、樹木葬であれば基本的には無宗派でも問題なく受け入れてもらえることが多いです。
場所によっては条件がある可能性があるため、念のため事前に問題ないか確認しておくことをおすすめします。
樹木葬の魅力と人気の理由
費用が比較的安い・継承者が不要・無宗派でも問題ないという樹木葬の特徴がありますが、中でも継承者がいらないという点が大きな魅力ではないでしょうか。
その理由についてですが、令和2年国勢調査によると、以下の結果が得られています。
65 歳以上人口のうち,単独世帯の人口は 671 万7千人となっている。また,65 歳
以上人口に占める割合は 19.0%となっており,65 歳以上人口の約5人に1人が一人
暮らしとなっている。
男女別にみると,男性が 230 万8千人,女性が 440 万9千人で,女性が男性の約2
倍となっている。また,65 歳以上人口に占める割合は,男性が 15.0%,女性が 22.1%
となっており,65 歳以上の男性のうち7人に1人,65 歳以上の女性のうち5人に1
人が一人暮らしとなっている。¹⁾
1)出典:「令和2年国勢調査 人口等基本集計結果 結果の概要」(総務省統計局) (https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2020/kekka/pdf/outline_01.pdf) (2024年8月21日に利用)
今は65歳以上の5人に1人が単独世帯のため、継承者がいない方も少なくありません。
また、継承者がいたとしても継いだ方は毎年管理費の支払いや法要などの準備が必要のため、遺族に負担をかけさせたくない、ということで樹木葬を選ぶ方もいます。
また、墓石だと人工的だから自然の一部に還りたい。という想いで選ばれている方もいます。
自然豊かなところで埋葬できるのも、魅力の1つではないでしょうか。
樹木葬の種類
樹木葬の中にも埋葬方法や環境がいくつかあり、それぞれ内容が変わるだけでなく費用も異なりますので事前に把握しておきましょう。
環境
環境は大きく里山型と公園型の2つです。
それぞれ特徴がありますので、選ぶ際にはどちらの方が描いている理想の樹木葬ができるのか検討しましょう。
里山型
里山型では墓地をあえて整備せずに森林など自然が豊かな状態で墓地として利用します。
そのため、自然に還るというイメージを持たれている方には近い種類です。
自然豊かな場所のため環境に配慮した場所ではありますが、整備されていないため交通の便が悪いこともあり、行くまでが大変なことも。
また、景色などが季節によって左右されるため、お墓参りをした際に何だか景観が寂しい。なんてこともあります。
自然豊かな場所がいい方にはおすすめです。
公園型
公園型は里山型とは異なり、まるで公園のような整備がされている場所で埋葬をします。
比較的敷地も広く整備されているため景観が季節に左右されないことも大きなメリットです。
しかし、やはり整備されているため里山型に比べると自然感が少なくなってしまいます。
埋葬形式
埋葬形式は主に合祀(ごうし)型・集合型・個別型の3種類です。
合祀(ごうし)型
合祀型は複数の遺骨を1つの区画にまとめて埋葬をする形式で、一番費用が安いです。
費用は安いですが、他の方の遺骨が混ざるため、抵抗を感じる方は別の埋葬方法を選びましょう。
また、お墓参りをした際に、他の方も同じ場所のため時間帯が被ってしまうとなかなかゆっくりできないこともあります。
集合型
集合型は1つの区画に複数の遺骨が埋葬されますが、区分けがされていたり骨壺などにいれているため混ざることはありません。
区分けをして骨壺などを利用しているため、費用は合祀型よりも高くなります。
個別型
個別型は1つの区画に1つだけ埋葬されますので、ご契約者ごとにスペースがあるためお墓と同じような参拝をすることができます。
また、霊園や寺院によっては個別型であればプレートのような墓石やシンポルツリーも選定することも。
従来のお墓により近いですが、費用については他のプランよりも高いです。
樹木葬のシンボルについて
埋葬される時のシンボルについてですが、この木ではいけないといった決まりはありませんが、よく利用される種類は以下です。
・もみじ
・ツツジ
・ハナミズキ
桜については「桜葬」という名称があるほど人気です。
また、上記に記載していませんがガーデニング型で園芸植物などを利用した種類もありますので、実際にどのような種類があるのか確認しておきましょう。
樹木葬のメリット・デメリット
樹木葬は従来のお墓と比較して魅力的な点が多いですが、デメリットもあり、知らずに選んでしまうと後悔してしまうことも。
メリットは特徴と内容が似てしまいますので、主にデメリットについて解説していきます。
メリット
メリットについてですが、特徴とは異なる利点を3つ解説していきます。
自然豊かな場所で還ることができる
墓石の場合はどうしても周りも墓石ばかりで、閑散とした場所にあることが多く、自然的な要素は少ないです。
しかし、樹木葬は自然豊かな場所で山や森林といったところで埋葬されるため、自然豊かな場所で還ることができます。
故人が生前好きだった木や花の下で還ることも
霊園・寺院によってはシンポルツリーが異なるため必ず希望通りにはなりませんが、故人が生前好きだった花や木の下で眠ることができます。
桜の木の近くやもみじなどもあり、霊園・寺院によっては様々なオプションがあり、より理想に近い埋葬をすることも可能です。
従来のお墓よりも雰囲気が明るい
景色や自然が豊かな場所が多いため、従来のお墓よりも雰囲気が明るいこともメリットの1つです。
デメリット
しっかりデメリットも把握して、どの種類を選ぶのか判断できるようにしましょう。
場所が限られているため交通の便が良くない可能性が高い
やはり自然豊かな場所で樹木葬を行うため、どうしても一般的なお墓の場所よりもアクセスが悪く行くまでに時間がかかる場合も。
また、場所によっては電車などではいけないため車でしかたどり着かないこともあります。
更には車でも行けないため歩いて山登りのような感覚で霊園・寺院まで行かなければいけないケースもあります。
景色が素晴らしい分、場所は限られてしまいます。
家族や親族が樹木葬を認めずトラブルになることも
20年以上前から樹木葬というスタイルがありましたが、やはり最新の葬儀スタイルのため家族や親族からは反対される可能性があります。
従来のお墓と樹木葬、どちらでも正しいですので、意見が割れる場合はしっかりと話し合いましょう。
従来のお墓参りができない場合がある
お墓参りというとお墓まで行きお参りをした後、お墓を掃除して打ち水で清め、お花などに水を入れたりお供え物を置き、線香をあげて合掌するというのが一般的な流れです。
しかし、樹木葬の場合は合祀型と集合型の場合は1つの区画に複数の遺骨をまとめて埋葬しているため、家族ごとのスペースがありません。
また、樹木葬の場合は火事を防ぐためにライターや線香を禁止したり、動物にとられないようにお供え物も置けない場合があります。
従来のお墓参りのような流れではありませんので、ご注意ください。
デメリットについては他にもいくつかありますので、気になる方は下記記事をご覧ください。
樹木葬でペットと一緒に入ることはできるのか
樹木葬の特徴として、ペットと一緒に同じ墓に入ることができる点があります。
ペットも大切な家族の一員。もし可能であれば一緒に墓に入りたいと考えている方も多いと思います。
実際に、世論調査では下記のようなデータがあります。
一般的に飼っている犬や猫が死んでしまった場合,死体の処理をペット葬祭業者に依頼しようと思うか聞いたところ,「思う」と答えた者の割合が62.2%,「思わない」と答えた者の割合が32.1%となっている。¹
1)出典:「動物愛護に関する世論調査 (平成22年9月調査)」(内閣府世論調査) (https://survey.gov-online.go.jp/h22/h22-doubutu/2-2.html)
実は動物を飼っている方の6割以上の方が、ペット葬祭業者に依頼しようと考えていますので、ぜひペットと一緒に入りたい方は樹木葬を検討してみてはいかがでしょうか。
しかし、ペットと一緒に入る前提で樹木葬を選ぶ際にはいくつか注意点があります。
樹木葬でペットと一緒に入る場合の注意点
本記事では2つペットと一緒に入る際の注意点を解説していきます。
霊園・寺院の条件を確認する
樹木葬であればどこでもペットと一緒に入ることはできるわけではありません。
必ずどのペットであれば入ることができるのか、どのような条件があるのか確認しましょう。
費用が高くなる場合がある
基本的に1人・2人・3人と樹木葬の人数が増えるごとに費用も大きくなりますが、ペットの場合も費用が増える場合が多いです。
必ず金額についても確認しましょう。
樹木葬を契約するまでの流れ
実際に樹木葬を契約する場合の流れですが、樹木葬を契約するまでの流れだけでなく、実際に埋葬をする際の流れも理解することで慌てずに対応することができます。
今回はそれぞれどのような流れなのか具体的に解説します。
樹木葬を契約する流れ
樹木葬を契約するまでの流れをご紹介。
情報収集
まずはどのような場所で樹木葬をすることができるのか、霊園・寺院の情報収集しましょう。
実際にインターネットで調べてみたり、電話をして資料を取り寄せることもできますが、特にはじめての方はどうやって調べたらいいのか、資料の取り寄せるのが大変なことも。
おすすめはご自身で調べるのではなく、先に葬儀社にご連絡をしてどの霊園・寺院を選んでいただく方がより簡単で理想的な樹木葬をすることができます。
特に関東圏で樹木葬を検討されている方は感謝のお葬式であればお電話・ご来店でいつでも樹木葬の相談を受け付けておりますので、ぜひご連絡お待ちしております。
実際に見学をしてみる
HPを見て霊園の雰囲気を確認したり、資料をいくつか取り寄せて比較していくつか候補を選んだあとは、実際に現地に行き見学してみましょう。
資料の雰囲気だけでなく実際に訪れることでイメージとずれていないか確認することができます。
また、霊園や寺院の見学だけでなく、実際に行くまでの道のりや周辺の環境なども確認をして問題ないかも確かめましょう。
契約・入金
現地に見学をして問題がなければ、樹木葬に空きがあるかを確認してその後契約をする流れが一般的です。
契約後は必要な費用を振り込むことで支払いが完了します。
墓地許可書を受け取る
支払い完了後は墓地許可書を受けとります。
墓地許可書は埋葬をする際に必要な書類のため、必ず無くさないように気を付けましょう。
実際に樹木葬を利用した納骨までの流れ
樹木葬を契約した後、実際にどのような流れで埋葬されるのか解説していきます。
樹木葬はご自身で資料を取り寄せたり霊園・寺院に連絡をして見学などをすることができますが、実際に樹木葬を行う際は葬儀社と連携をしっかりとることでトラブルを防ぐことができます。
危篤状態で葬儀の準備が必要な方は、ぜひ感謝のお葬式にお任せください。
死亡診断書・死体検案書の受け取り
故人が亡くなった場合、死亡診断書や死体検案書を受け取ります。
病気などで病院で亡くなった場合は死亡診断書、自宅や事故などで発見した時には既に亡くなっていた場合は警察に連絡をして検視を行い、その後死体検案書を受け取ります。
死亡届を提出して火葬・埋葬許可書を受け取る
死亡診断書・死体検案書を受け取り次第、市役所に提出する必要がありますが、提出方法については以下の通りです。
届書を作成し,死亡者の死亡地・本籍地又は届出人の所在地の市役所,区役所又は町村役場に届け出てください。¹⁾
死亡届を提出すると火葬・埋葬許可書を受け取ることができますので必ず無くさないように保管しておきましょう。
1) 出典:法務省:死亡届(https://www.moj.go.jp/ONLINE/FAMILYREGISTER/5-4.html)
葬儀の準備
葬儀の準備についてですが、病院で亡くなった場合は、末期の水やエンゼルケア(ご遺体のケア)などを行った後に霊安室に移動します。
その後、葬儀社に連絡をして安置場所に搬送して、打ち合わせなどを行い葬儀の形式や日程調節・遺影の選定や親族・関係者・故人の友人などに訃報の連絡なども準備します。
事前に樹木葬の契約をされた方は、葬儀社に必ず相談しましょう。
お通夜・告別式・葬儀
湯灌(ゆかん)・納棺の後にはお通夜があり、その次の日に告別式・葬儀を行うことが一般的ですが葬儀のプランやスタイルによっては順番が変わります。
火葬
葬儀が終わり次第、火葬場へ出棺をして火葬を行います。
火葬を行う際は火葬許可書が必要のため、必ず忘れないようにしましょう。
納骨
火葬の後は納骨をしますが、タイミングは火葬後すぐに納骨ではなく、四十九日法要の後が一般的です。
納骨をする際には埋葬許可書が必要ですので忘れずに持参して、事前に樹木葬を契約している場合は墓地使用許可証も持って行きましょう。
樹木葬の費用
樹木葬の費用についてですが、埋葬する人数や霊園・寺院によって費用が異なりますが、目安となる費用は合祀型・集合型・個別型によって大きく変わります。
集合型・・・20万円~50万円
個別型・・・50万円~150万円
樹木葬を選ぶ理由として費用の安さを重視する場合は、合祀型が最も安く、個別型は基本的には高いです。
上記に記載されている費用はあくまでも目安のため前後する可能性がありますので、実際に霊園・寺院にお問い合わせをしたり、見積もりをしてもらいましょう。
樹木葬を選ぶ際の注意点
樹木葬を選ぶ際は下記のような注意点がありますので、ご注意ください。
・維持費が発生する可能性がある
・種類によっては通常のお墓の方が安くなる
改葬ができない場合がある
特に合祀型や、埋葬方法として土に還す場合は遺骨を取り出すことはできません。
樹木葬にしたけど後でやっぱり変えたいから改葬しよう、という場合もあり後悔してしまう可能性がありますので、改葬が不要なのか十分注意しましょう。
維持費が発生する可能性がある
基本的に樹木葬は永代供養のため維持費は不要ですが、霊園・寺院によっては発生することがあります。
樹木葬であれば維持費がかからないと思い契約した後に、維持費が発生した。なんてことがないように必ず維持費については質問をして確認しましょう。
種類によっては通常のお墓の方が安くなる
合祀型であれば費用の目安は5~30万円程度で、基本的には1人であれば50万円以上はかからないことが多いです。
しかし、個別型はお墓と似て個別にスペースがあり墓参りがしやすい、などのメリットはありますが、50万円以上になることがほとんど。
追加のオプションをつけたり人数によっては費用が100万円以上になることもありますので、まずはどのような樹木葬を描いているのか話し合い、お見積りを確認しましょう。
お墓でも永代供養にすることもできますので、どちらの方がより最適な埋葬方法なのか検討しましょう。
樹木葬のお申し込み方法
樹木葬のお申し込みについては、樹木葬をしている霊園・寺院に連絡をして資料を取り寄せたりする方法が一般的ですが、正直どこにあるのか分からず何件も連絡するのはめんどくさいですよね。
感謝のお葬式であれば、どこエリアで樹木葬をしたいのか・どのような樹木葬にしたいかを教えていただけますと調べて最適な霊園・寺院をご紹介することができます。
ぜひ樹木葬に関する悩みや相談がありましたら、ぜひ感謝のお葬式のお問い合わせやお電話でお問い合わせください。
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樹木葬に関するQ&A
樹木葬に関するQ&Aをいくつか紹介します。
Q 独り身ではなくても樹木葬にすることは可能ですか?
勿論独り身ではなくても樹木葬にすることは可能です。
樹木葬はまだ新しいスタイルのため他の方から反対をされたり、トラブルになる可能性もあるため、必ず事前に樹木葬について話し合いをしておきましょう。
Q サロンでは樹木葬でどのような相談が多いか
実際にサロンで来店される方から樹木葬についてご相談していただくことがありますが、お墓を持っている方・持っていない方で内容が変わります。
お墓を既に持っている方
既にお墓を持っている方は、改葬や墓じまいと一緒にご相談される方が多いです。
「地方に先祖代々のお墓が残っているけど、正直毎年管理費と墓石の掃除で旅費が高いから樹木葬と墓じまいもしたい」などのご相談もありました。
やはり墓石で永代供養をされていない方は、毎年管理費の支払いや定期的な掃除が必要のため、今住んでいる場所と出身地が離れている方は特に経済的な負担になることも。
毎年お墓の管理で大変と感じている方は、ぜひ樹木葬を検討してみてはいかがでしょうか。
お墓を持っていない方
お墓を持っていない方は、樹木葬の概要についてご相談されることが多いです。
やはり新しいスタイルのため聞いたことはあるけど、実際にどのような流れで進めるのか、費用はいくらかかるか気になるところ。
ぜひ、些細な相談でも問題ございませんので、樹木葬に関して気になることがありましたら、お電話やサロンにご来店ください。
Q 霊園・寺院によって条件が異なるのか
樹木葬については霊園や寺院によって条件や内容が大きく異なります。
どの木・花がシンポルツリーなのか、ペットと一緒に入ることができるか、費用についても異なります。
何百という霊園・寺院の中から1つずつ探して条件を確認することはかなり時間がかかります。
そのため、樹木葬を検討される方は、先にどのような条件で行いたいかを明確に決めた上で霊園・寺院を探すことをおすすめします。
記事全体のまとめ
本記事では樹木葬とはどのような葬儀なのか、歴史・特徴・メリットデメリット・費用・注意点・申し込み方法や人気の理由について徹底解説していきました。
・樹木葬とは従来のお墓のような墓石を利用せず、樹木を墓標とした葬式。
・樹木葬の特徴は費用が安い・継承者が不要・無宗派でも受け入れてくれるところが多い。
・里山型や公園型などの環境の種類や、合祀型・集合型・個別型などの埋葬形式にそれぞれ特徴がある。
・「豊かな自然に還ることができる」「故人が生前好きだった木や花の下で還ることができる」「従来のお墓よりも雰囲気が明るい」などのメリットがある
・「場所が限られているため交通の便が良くない可能性が高い」「家族や親族が樹木葬を認めずトラブルになることも」「従来のお墓参りができない場合がある」などもデメリットもある
・ペットと一緒に入ることもできるが、霊園・寺院によって条件が異なるため事前に確認が必要
・費用は合祀型・集合型・個別型で異なり、合祀型が安く個別型が高い
・改葬ができない場合があったり、場所によっては維持費が発生する可能性もあり、種類によっては従来のお墓よりも高くなることもあるため注意が必要
「自然に還りたい」という故人の想いを樹木葬であれば叶えることができる新しいスタイルのお墓です。
樹木葬は20年以上の歴史があり、近年急増していますがまだ広く浸透しているとは言えませんので、トラブルになる可能性もあります。
従来のお墓と樹木葬をそれぞれ比較して、最適な方を選んでみてはいかがでしょうか。
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