【記事の要約】
・樹木葬はペットと一緒に入ることが可能で、共に自然に還れるため人気。
・樹木葬を実施している霊園の中でも、人と一緒に入れる場所は多くないため注意が必要。
・ペット霊園での埋葬、自宅敷地内での埋葬など、埋葬方法の確認が必要。
樹木葬は「自然の一部となれる」と最近人気を集めていますが、ペットと一緒に入れるかどうか、気になっている方もいるのではないでしょうか?
また、樹木葬を行っている霊園全てでペットと一緒のお墓に入れるというわけではなく、条件や手続きにも頭を悩ませるかもしれません。
ここでは、ペットの樹木葬を選ぶ際の注意点や埋葬方法、メリット・デメリットを解説します。
ペットの樹木葬を検討するにあたり、事前に注意点や手続き方法についても知ることができるため、安心して手続き・申し込みを行うことができます。
本記事では、ペットの樹木葬を選ぶ際の注意点やメリット・デメリット、費用を把握し、実際の埋葬方法や手続きについても解説していきます。
愛するペットと安心して一緒のお墓に入れるよう、事前に準備を進めることができるようになりますので、是非最後まで読んでみてください。
また、記事に関する内容やそれ以外の些細なお悩みでも、対面や電話で終活・葬儀のプロに相談することができますので、ご来店・お電話お待ちしております。
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ペットは樹木葬で一緒に入ることが可能
結論から言いますと、ペットは樹木葬に入ることが可能です。
また、一般的な墓石ではなく樹木や草花を墓標とするため、飼い主と同じお墓に入ることができる霊園や墓地も多く存在します。
動物らしく自然に還り、天国でも元気に駆け回らせてあげたい、大好きなペットとずっと一緒にいたいという気持ちを叶えることができるため、ペットの樹木葬は近年人気を集めています。
ペットの樹木葬を選ぶ際の注意点
ペットの樹木葬を選ぶ際に注意する点があります。ここでは三つ紹介していきます。
宗旨宗派の制限の有無
一つ目は、宗教や宗派の制限の有無の確認です。
ペットと一緒に入れる樹木葬の多くは宗教不問のところが多いですが、寺院の場合檀家になることが条件の場合もあります。
檀家になると定期会費がかかることや、改葬を検討する場合手続きが必要となる等、注意すべき点が出てきますので、事前に宗旨宗派制限について確認しておきましょう。
埋葬方法の確認
二つ目は、埋葬方法の確認です。
樹木葬の埋葬方法には、合祀型・集合型・個別型がありますが、霊園によって内容が異なる場合があります。
例えば、個別型を選択しても、一定期間後に合祀される場合もあるため事前の確認が必要です。
他にも、ペットは同じ霊園内の専用供養塔に合祀され、人間が入る個別型には入れない場合もあります。
ペットと一緒のお墓に入りたい場合には、霊園ごとに定められている埋葬方法の詳細確認が重要です。
また、上記の通り樹木葬では最終的に合祀されることもあり、遺骨が取り出せず改葬ができないこともあるため、事前に家族と相談することをおすすめします。
費用の事前確認
樹木葬の費用は、石の墓標がないため一般墓よりも安く収まる傾向にあります。
ただし、初期費用だけでなく、永代使用料や年間管理料など、オプション費用がかかってくるため、事前に把握しておきましょう。
ペット樹木葬の埋葬方法
ペット樹木葬の埋葬方法には、主に三つの方法があります。
ペット専用の樹木葬
一つ目は、ペット専用の樹木葬です。
霊園によっては、お葬式・火葬・納骨がセットになっていたりと、契約内容に違いがあるため事前の確認が必要です。
また、人の遺骨の埋葬と違い、特別な書類や申請を必要しないこともあり、ペット樹木葬は行政のチェックがゆるいこともあります。
急な閉園やずさんな管理などで埋葬後に後悔しないためにも、契約前に運営先の霊園のチェックを怠らないようにしましょう。
ペットと一緒に入れる樹木葬
二つ目は、ペットと一緒に入れる樹木葬です。
種類は人間だけの樹木葬と同じく、合祀型・集合型・個別型があります。
合祀型は、個別の区画は設けず、基本的には他の遺骨と混ざる形で一つの墓標の区画に埋葬します。
合祀型の場合、人間とペットは同じ霊園内の別の供養塔へ合祀されるケースも多いため注意が必要です。
集合型は、一つのシンボルツリーの周りに複数区画を設け個別に埋葬されます。他の遺骨と混じる心配はありませんが、一定期間後に合祀される場合もあるので事前に契約の確認が必要です。
個別型は、遺骨は個別の墓標・区画に埋葬されます。こちらも他のペットの遺骨と混じる心配はありませんが、集合型と同じく後に合祀されることがあるので注意しましょう。
自宅の敷地内での樹木葬
三つ目は、自宅の敷地内に埋葬する方法です。
ペットの遺骨は「もの」として扱われるため、賃貸でなく購入物件であれば、法律上自宅の敷地内に埋葬することが可能です。
人の遺骨を墓地に埋葬する時のような、書類や手続きも必要ありません。
ただし、衛生上ペット火葬場で火葬してから遺骨を埋葬することをおすすめします。
樹木葬の方法としては、ペット樹木葬のキットを使うか、苗を植えてシンボルツリーを育てる形となります。
ガーデニング経験がなく、シンボルツリーの生育に不安がある場合は、遺骨を埋めた周りに花の種を蒔くなども試してみるのも良いかもしれません。
ペット樹木葬の費用
ペット樹木葬にかかる費用は埋葬方法によって異なりますが、共通して発生する費用は「永代使用料・納骨料・プレート費用・年間管理料」などです。
それぞれの相場は、ペット霊園で埋葬する場合は合祀型で1万円、個別型で10〜30万円が多いです。
人と一緒に入る場合、合祀型で30〜50万円、個別型で60〜80万円です。これはあくまでも目安であり、霊園によってそれぞれの費用やオプション料金なども異なるため、事前によく確認しましょう。
自宅の敷地内で埋葬する場合にかかる主な費用は火葬代です。ペットの体重によって異なりますが、相場は1〜5万円ほどとなります。
ペット樹木葬の手続き・お申し込み
ペット樹木葬の手続き・申し込み方法も把握しておきましょう。
ペット霊園での樹木葬の場合、まずは選んだ霊園へ連絡し、火葬・埋葬方法や費用見積りなどを確認します。
火葬場を併設していない場合は、霊園が火葬場の業者を紹介してくれることが多いです。
ペットと一緒に入れる樹木葬の場合、人だけを埋葬する際と同じような手続きが必要です。
人の遺骨を納骨する際は、火葬後に渡された火葬・埋葬許可証が必要になりますが、ペットの納骨の際は、特段書類の用意は必要ありません。
また、気持ちが落ち着いたら、犬の登録抹消手続きが必要です。
亡くなってから30日以内に、登録した役所に死亡届を届けないと、年一回必要とされる狂犬病予防注射を打っていないこととなり、罰金が課される場合があります。
登録時に渡された鑑札と注射済票の返却も同時に行います。
ペット樹木葬のメリット・デメリット
ペット樹木葬を選ぶ際は、メリット・デメリットも把握しておきましょう。
メリット
ペット樹木葬のメリットは、人間のように墓石を建てて埋葬するよりも、比較的ハードルが低く安価で供養してあげられることです。
樹木や草花を墓標とするスタイルも、動物らしく自然に還してあげることができ嬉しい点です。
そしてやはり、人と一緒に入れる樹木葬の場合、愛するペットとずっと一緒にいることができることが、ペット樹木葬の最大のメリットでしょう。
デメリット
デメリットとして、ペット樹木葬は新しい埋葬方法のため、樹木葬を行っている霊園の中でも、人とペットが一緒のお墓に入ることができる霊園が限られていることです。
また、埋葬後は遺骨を取り出せず、改葬が難しい場合が多いこともデメリットの一つです。樹木葬を行う場合は事前に家族とよく相談してから決めることをおすすめします。
記事全体のまとめ
本記事では、ペットと一緒に入る樹木葬について紹介しました。
ペット樹木葬を選ぶ際の主な注意すべき点として、「宗旨宗派の制限の有無」「埋葬方法の確認」「費用の事前確認」を取り上げています。
また、埋葬方法や必要な手続き、メリット・デメリットについても解説していますので、事前に確認しておきましょう。
樹木葬を行っている霊園の中でも、ペットと一緒のお墓に入れる場所は限られてるのが現状です。
実際に見に行き話を聞いて選びたいところですが、時間や物理的に難しい場合もあると思います。
後悔しない決断をするためにも、葬儀社へ相談し進めていくとスムーズに検討が進むでしょう。
樹木葬の事前準備には「感謝のお葬式」へのお電話をおすすめします。【0120-949-823)
愛するペットと自然の中で一緒に眠る樹木葬、是非ご検討してみてはいかがでしょうか?
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