生前整理の進め方を徹底解説!開始時期や作業時の注意点を3つご紹介

自分の人生において大切なものを見極め整理していく「生前整理」。
いつから始めればいいのか、作業時にはどんなことに注意したら良いのか迷いますよね。
何から手をつけていけばいいか分からず、先延ばしになってしまうこともあるかもしれません。

ここでは、生前整理の進め方を徹底解説していきます。
また、生前整理のメリット・デメリット、作業時の注意点も説明します。

生前整理について理解しておくことで、自分自身や家族が安心してこれからの人生を過ごせるよう準備を進めていけるようになります。

本記事ではまず、作業の進め方を「物」「資産」「データ」に分けそれぞれ解説します。
その後作業時に注意しておくべき点などを紹介していきます。

身の回りの整理をしていくことで人生を振り返り、今後の人生を前向きに考えていけるようになりますので、是非最後まで読んで実践してみてください。

また、生前整理などの終活については記事以外にも電話・対面でプロにご相談することができます!些細なお悩みでも問題ありませんので、お問い合わせお待ちしております。

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生前整理の進め方

始めに生前整理の進め方について、「物」「資産」「データ」に分けて解説します。

まず物の整理をする上で「やることリスト」を作成すると作業効率が上がるでしょう。
例えば、家電・衣類・書類・写真など、物品の仕分けをします。

その中で「現在使用しているもの」「現在使用していないもの」「人に譲りたいもの」「残しておきたいもの」などに仕分けしていきます。
その場で決められない場合は「後で決める」リストに入れてもいいかもしれません。

それぞれ自分の死後どのように対処すべきか、事前に家族に伝えておくと後々のトラブルを防げます。
「現在使用していないもの」やリストに入らないものは今のうちに処分しておくことをおすすめします。

資産

資産の管理には、まず財産目録の作成から行うとスムーズです。
自分だけでなく家族も自身の財産状況を把握できるため、家族の後々の手間を減らせます。
また早めに財産の状況を知っておけば、生前贈与などで相続税対策も行うことができます。

財産目録に載せる内容として、預貯金・不動産・有価証券・骨董品・貴金属・車などがあります。
借金がある場合は負の遺産として記録することも忘れないようにしましょう。

目録ができたら、財産を「生前贈与するもの」「死後相続するもの」「売却するもの」に分けます。 「相続するもの」に関しては、相続先と分配を決めておきましょう。

目録作成や相続方法などについては、弁護士や税理士など専門家に相談しておくと安心です。

データ

世の中のデジタル化に合わせ、スマートフォンのデータやネット銀行のアカウントなどの情報も生前整理の対象になってきます。

具体的には「銀行口座・証券口座情報」「クレジットカード情報」「暗証番号」「サブスクリプションサービス」などが挙げられます。

こうした情報は、残された家族が機器やサービスにアクセスできるよう一つにまとめ管理しておくことをおすすめします。
ただし、これらはとても重要な情報になるので必ず外部に漏れぬよう管理し、見られたくないデータは事前に削除することも必要です。

生前にデータなどを1つに管理する場合は家族でも閲覧できないようにしましょう。

生前整理の開始時期

生前管理の開始時期については明確に決まりはありません。
老後体力が衰える前に行う「老前整理」とは異なり、自分のライフイベントに合わせて行います。

一番イメージしやすいのは、仕事がひと段落する定年退職後。
また、子育てが終わったタイミングなども丁度良いかもしれません。
いずれにしても、体力や気力、判断力・決断力がある40-60代のうちに整理しておくと安心ですね。

一番大事なことは、無理のない範囲やスケジュールで、計画的に進めることです。
生前整理と聞くと一気に終わらせなければいけないイメージを持たれがちですが、本来は今後の人生を豊かにするための前向きな行動です。
焦らず時間をかけ、自分自身や周りの人々と向き合い進めていくと、ポジティブな気持ちで整理していけるでしょう。

生前整理のメリット・デメリット

次に生前整理のメリットとデメリットを紹介しますので抑えておきましょう。

メリット

生前整理のメリットは、残された家族の負担を軽減できることです。
家族が亡くなった後は、葬儀や行政手続きなどやることが多くあります。
その上一から遺品整理やデジタル遺品の処理などが加わると、遺族の身体的・精神的負担はとても大きいものとなります。

また急な入院などの場合にも、家族が手続きをする際に探しやすかったりと、生前整理のメリットは亡くなった後だけに留まりません。
生前に持ち物やデータを整理し、家族の負担を軽減しておくと互いの安心に繋がります。

デメリット

生前整理のデメリットは、時間と労力がかかることです。
長い人生の中で積み重ねてきたものは簡単には整理できません。時間もかかりますし、気力も必要になってきます。

亡くなる前の準備と気を重く作業するのではなく、自分の人生を振り返りながら、前向きに楽しんで少しずつ進めていくと良いかもしれません。

生前整理の作業時の注意点

生前整理の作業をする時には以下のような注意点があります。ここでは3点紹介します。

間違って捨ててしまわぬよう注意

生前整理をする際、間違って必要なものを捨ててしまわないよう注意しましょう。
急いで生前整理を終わらせようとすると、誤った判断をしてしまうこともあるため、家族や業者と一緒に進めることをおすすめします。

家族と一緒に生前整理を行う場合、なかなか決断できない場合の後押しをしてもらったり、相続について同時に話せたりするのが良い点です。

ただし、家族が生前整理を一緒に行う場合にも、本人にとっての必要・不要を勝手に判断せず、話し合い許可を得た上で進めていくことが重要です。

悪徳業者に注意

生前整理は時間と労力がかかるため、業者の手を借りるのもおすすめです。
不用品の買い取りも、自分でフリーマーケットアプリなどで処理していけますが根気が必要です。

そんな時、不用品買い取り業者に依頼すると手間を省けますが、中には高額な品物を安く見積り買い叩く業者も存在します。

業者を選ぶ際は見積り内容や買い取り実績、一般廃棄物収集運搬許可証の有無をチェックしましょう。

エンディングノートの効力に注意

生前整理では「エンディングノート」と呼ばれる、財産や資産の分配、介護や葬儀などに関する自分の希望を記すノートも効果的です。

ただしエンディングノートは、法的効力を持つ遺言書ではないことに注意が必要です。
相続でトラブルを起こさず確実に遺言を実現させるためには、法律の専門家 (公証人)と相談しながら作成する「公正証書遺言」をおすすめします。
自分で書いた遺言書も法的効力を持ちますが、不安な方は弁護士や司法書士などの専門家に相談しましょう。

記事全体のまとめ

本記事では、生前整理の進め方、メリット・デメリットや注意点を解説しました。

長い人生を振り返り整理していくことになるため、時間と労力が必要です。
「物」「資産」「データ」それぞれのやることリストを作成し、家族や業者の力を借りて無理のない範囲で少しずつ進めていきましょう。

進めていく際には財産目録を作成しておくと、自分自身は勿論、家族が物や情報を整理しやすくなります。
時間があれば、法的効力のある遺言書の作成もおすすめですが、自身の希望を記したエンディングノートの作成も効果的です。

エンディングノートの作成やその他手続きなども、葬儀社へ相談するとスムーズに検討が進むでしょう。

身も心も整理した状態で今後の人生を歩んでいくためにも、生前整理を進めていくと安心ですね。

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