法事に参列する場合、辞退されていなければ香典は準備します。

香典に包む金額については、故人との関係性によって異なりますが、孫の場合はそもそも準備をするのか疑問に感じませんか？

故人との関係性が孫の場合、香典はそもそも必要なのか、準備をする場合はいくらぐらいが適切なのかを事前に把握しておきましょう。

また、参列する場合は香典以外のマナーも理解しておくことが重要です。

今回は、下記のような法事に出席する際に故人との関係性が孫の方必見。

本記事では、法事で孫も香典は必要なのか、金額のマナーや身だしなみについても解説していきます。

法事で孫も香典は必要なのか

ご自身が故人との関係性が孫の場合、香典に関してのマナーが気になると思います。

香典についてですが、学生・社会人で香典のマナーが異なりますので、それぞれ解説していきます。

孫が学生の場合

孫が小学生・中学生・高校生などの学生の場合に関しては、基本的に香典は準備する必要はありません。

学生の場合は法事であっても葬式でも、香典は不要です。

しかし、大学生の場合は香典を準備することもありますが、社会人ではありませんのでそこまで大きな金額を包む必要はありません。

また、ご自身の経済状況にもよりますので、必ず香典の準備が必要ではないです。

孫が社会人の場合

孫が社会人の場合については、基本的に辞退していなければ準備しておきましょう。

包む額についてですが、一周忌・三回忌・七回忌・十三回忌などによっても金額が異なり、明確な決まりはありません。

そのため、目安にはなりますが大体10,000円~50,000円が一般的です。

また、はじめて香典を準備する場合は金額以外にもマナーを理解しておきましょう。

詳細は下記記事に記載していますので、ぜひご覧ください。

法事で孫の香典以外のマナーについて

故人との関係性が孫であっても、香典以外のマナーもしっかり理解しておきましょう。

本記事では、ハンカチ・腕時計・マスクのマナーについて解説していきます。

ハンカチ

葬式や法事に出席する際に、ハンカチを事前に準備しておく方も多いと思います。

涙を拭いたりお手洗いに行く際に手を拭く時に使用するハンカチですが、法事に持参する場合はマナーを覚えておきましょう。

葬式や法事で適している素材は綿・麻・ポリエステルです。

また、刺繍やデザインが入っていない無地で白色を選び、光沢がある種類は避けましょう。

葬式や法事などには持ち物や服を選ぶ際に、色は黒色が多いと思いますが、ハンカチの場合は白色が推奨されています。

白色が準備できない場合は、黒色でも問題ありませんが、白・黒以外の色は避けましょう。

腕時計

普段から腕時計をつけて生活している方は多いと思いますが、葬式や法事などにつけて参列してもいいのか判断に困りませんか？

葬式や法事に適した色味や種類であれば基本的には問題ありませんが、明らかにおしゃれとしてつけている腕時計は外しておきましょう。

なお、葬式や法事でタブーとされている革製についてですが、腕時計の場合はベルトが革製であっても基本的には問題ありません。

マスク

近年、感染症予防としてマスクを着用して参列したいと考えている方も多いと思います。

そもそもマスクをつけて法事に参列してもいいのか、という疑問ですが、厳密な決まりはありませんので周りに相談しましょう。

マスクをつける場合、気になるのが色や種類だと思いますが、基本的には白色を選びましょう。

また、素材については長時間つけることを考慮して肌に優しい素材であることも大切ですが、おしゃれだと思われないように気を付けましょう。

ユニークな形や形状、デザインが入っていたり見た目がおしゃれな種類は避けましょう。

記事全体のまとめ

本記事では、法事で孫も香典は必要なのか、金額のマナーや身だしなみについても解説しました。

基本的に学生の場合は準備する必要ないので、ご安心ください。

また、宗派や地域によって香典などのマナーが大きく異なりますので、必ず事前に確認してみてください。