喪主の香典は必要?持ち物やマナーについて解説!

葬儀

葬儀に参列される方は、基本的に持ち物として香典を用意しますが、葬儀の責任者である喪主の方は香典を用意した方が良いのか迷う方もいるかと思います。

また、喪主を務める場合はどのような服装・持ち物を用意すればいいかも気になるところ。

更に、参列の方は基本的に香典を用意しますが様々なルールがあるため、知らずに香典を準備してしまうと失礼にあたる可能性もあります

下記のような香典について悩みや疑問を持っている方必見。

・喪主は香典を準備する必要があるか、また他にはどのような持ち物が必要なのかを知りたい
・葬儀の参列者は、香典を準備する際にどのような注意点があるか理解して適切な持ち物を用意したい

本記事では、喪主の香典は必要なのか、香典返しの種類や持ち物について解説します。

喪主に香典は必要なのか

喪主 香典 必要なのか

喪主として葬儀を執り行う場合、香典の有無について気になる方も多いと思いますが、一般的には喪主には香典を渡す必要はありません。

なぜなら、喪主は故人の身内であり、葬儀の準備や費用を負担する立場にあるためです。

ただし、地域や慣習によっては異なる場合がありますので、葬儀の主催者に確認することをお勧めします。

喪主の香典以外で必要な持ち物

喪主 香典以外 必要な持ち物

喪主の方は香典は不要とのことでしたが、香典以外の持ち物がいくつかありますのでぜひ下記を参考に忘れないようにしましょう。

数珠

人と同じ煩悩の数として108個の玉がついている輪になっている物ですが、必ずしも108個でなければいけないわけではなく、27個など数を減らして持ちやすさを重視したものもあります。

数珠については貸し借りすることができなく、もし忘れた場合目立ってしまうので必ず忘れないように持参しましょう。

数珠は何色が葬儀に適切なのか気になる方も多いと思いますが、実は一般的には指定の色はないため、どの色で参加しても問題はありません。

しかし、宗派によっては特定の色の方が好まれることもありますので、気になる方は事前に数珠の色について確認するか、無難な黒色の数珠を持参しましょう。

ハンカチ

葬儀に持参するハンカチですが、他の持ち物と少し異なる点があります。

それは、基本的に葬儀に参加する持ち物は黒色が基本的ですが、ハンカチの場合は基本的には白色を持参して、準備できない場合に黒色を用意しましょう。

また、柄やデザインなどはない無地を選び、光沢がない綿・麻・ポリエステルなどの素材を選定することが重要です。

葬儀に持参するハンカチについては下記記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

メモ帳やペン

特に初めて喪主を行う方は、葬儀当日にも様々な情報をメモしておきたいことがあるかと思います。

メモをする際に、スマホを取り出してしまうと葬儀に必要なことをメモしているにも関わらず、スマホを触っていると思い不信感をもたれてしまうかもしれません。

特に喪主の場合は一番目立ちますので、葬儀中にはメモをしてはいけませんが、メモが必要な場合はスマホではなくメモ帳とペンを用意して記入するようにしましょう。

また、メモ帳・ペンの種類ですが、ペンについては華やかではなく黒・白色で、メモ帳についてはユニークな形状や派手は色ではなく、白色の小さなメモ帳を準備しましょう。

今回は数珠・ハンカチ・ペンとメモ帳についてご説明しましたが、その他にも状況に応じて必要な持ち物などがありますので、ぜひ下記記事をご覧ください。

喪主以外の方で香典に包む際のポイント

喪主以外 香典 包むポイント

喪主の方は香典が不要ですが、参列者は基本的に香典を準備して葬儀に参列します。

今回は、香典の金額やマナーなどをいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

包む金額

包む金額ですが、親族の場合は50,000円以上が多く、友人や知人、仕事関係者などは5,000円から10,000円が目安です。

故人と親しい場合は10,000円以上包むことも検討するかと思いますが、金額が高すぎると香典返しの返礼品に遺族が困ってしまいますので、多すぎないようにしましょう。

香典返しや返礼品については下記記事でご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

包む際の注意点

香典を準備する際に気を付けるポイントは、下記の2点です。

偶数枚数・偶数にならないようにする

葬儀では割り切れる数は避ける必要があるため、2・4・6・8などの数字は避ける必要があります。

また、お札の枚数も注意が必要で、50,000円を包む場合は5,000円札を10枚包むのではなく、10,000円札を5枚準備する必要があります。

ぜひ間違えないように気を付けましょう。

折り目があるお札を包む

葬儀のために新札を用意した方が良いのかな?と思う方もいるかもしれませんが、新札やピン札だとむしろNGです。

基本的には折り目が入っているお札を香典に包む必要がありますので、用意しましょう。

香典を準備する際の注意点

香典 準備する際 注意点

香典には金額についてのマナーだけでなく、香典の入れ方などにも気を付ける必要があります。

香典を入れる際には、中袋の表面にお札の裏側が見えるように入れる必要があり、向きは下向きです。

また、香典の向きだけでなく香典を包む袋や袋に記載する内容にもルールがあります。

香典を入れる香典袋・入れ方などについては、下記記事でご説明していますので、閲覧してみてはいかがでしょうか。

まとめ

本記事では、喪主の香典は必要なのか、香典返しの種類や持ち物について解説しました。

・喪主として葬儀を執り行う場合、喪主は故人の身内であり、葬儀の準備や費用を負担する立場にあるため、一般的には喪主には香典を渡す必要はない。
・香典以外に必要な持ち物としては、数珠・ハンカチ・メモ帳とペンなどがありますが、その他にもバッグ・折り畳み傘・財布など必要な持ち物を持参する
・参列者は香典を準備する時は、金額・入れ方・包む袋などに気を付けて用意しましょう。

葬儀参列者として、喪主の場合と喪主以外の場合では香典の取り扱いが異なります。

喪主には香典を渡す必要はありませんが、喪主以外の参列者は心のこもった香典を持参し、故人への哀悼の意を示すことが大切です。

香典袋のマナーや金額の目安なども把握して、葬儀に参列する際には適切な対応ができるよう心掛けましょう。

また、本記事ではご紹介していませんが、葬儀では持ち物だけでなくイヤリング・ピアス・腕時計などのアクセサリーについても細かくルールがあります。

更に、服装についても喪主の方と参列者で異なるため、知らずに来てしまうとマナー違反になってしまうかもしれません。

アクセサリーに・服装については下記記事でご紹介していますので、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

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