葬儀の持ち物は何が必要?適切な物や用途を解説!

葬儀

突発的に行われる葬儀では、お通夜・告別式などに出席する参列者は何を持って行く必要があるか不安になりませんか?

いくつか必ず持って行く必要がある物があるので、参列する際は必ず忘れないように入念に確認する必要があります。

葬儀・お通夜・告別式の持ち物に困っている方必見。

本記事では、葬儀の持ち物は何が必要か、葬儀の場に不適切な物をご紹介します。

葬儀の持ち物は何が必要か

葬儀 持ち物 必要

遺族の方からご連絡があり、葬儀に参加することになる場合何を持って行けばいいのか気になる方が多いと思います。

宗派や地域によって持ち物が異なることが多いため、事前に確認が必要です。

今回は、比較的多くの方が持参する持ち物をいくつかご紹介します。

香典

まず、葬儀に参加することが決まり次第準備するものが香典です。

香典とは、遺族にお金を包んで渡すお悔やみの気持ちを表した金品のことです。

香典は故人との関係性や贈る際の注意点がありますので、いくつか解説します。

香典の金額

香典の金額ですが、故人との関係性によって異なります。今回は両親・友人・勤務先の同僚や上司の3パターンをご紹介します。

両親

まず両親ですが、相場としては50,000円~100,000円です。

ご自身の年齢が20代の場合は50,000円前後、30代以降の場合は100,000円前後が多いです。

友人

友人や知人の場合は、生前の関係性によって金額が変動しますが、大体10,000円前後が相場です。

勤務先の同僚・上司

勤務先の同僚や上司の場合は、大体5,000円前後が相場です。

今ご紹介した金額はあくまでも相場であり、記載した金額以上を包みたい、と思う方もいると思います。

実は香典には必ず包んだ金額に対して返礼品を贈る香典返しというものがあるため、金額が高すぎるとかえって遺族を困らせてしまいます。

必ず適切な金額を包みましょう。

香典の包む際の注意点やその他の関係性の相場については下記記事でご紹介しております。

ハンカチ

葬儀で涙や汗を拭いたり、お手洗いの際に手を拭く時に使用するためハンカチも持参しましょう。

ハンカチの色ですが、基本的に持ち物は黒色が多いですが、ハンカチの場合は白色が一般的です。

白色が用意できない場合は黒色でも問題ありません。

また、キャラクターや刺繍は入っていない無地のものを選びましょう。

生地の種類ですが、綿・麻・ポリエステルを用意してタオルやシルクなどの種類は避けましょう。

ハンカチの購入方法や選ぶ際の注意点など詳しい解説は下記記事でご紹介しております。

スマホ・携帯電話

スマホや携帯電話は、緊急事態が起きた場合に連絡を取るために持って行きます。

しかし、葬儀中はマナーモードにし、使用することは避けましょう

バック

持ち物が複数ある場合はポケットなどに持ち物が入らない可能性があるので、香典やスマホなどの持ち物は基本的にバックに入れます。

光沢がない生地で赤色などの派手な色ではなく、必ず葬儀の場に適した色・形のバックを持参しましょう。

財布

香典以外に、交通費や飲食代などがかかる場合がありますので、財布も持って行きましょう。

葬儀会場によっては遠出になるので、十分なお金を用意しましょう。

数珠

仏教の場合は数珠も必ず忘れないように持って行きましょう。他の方に借りるのは基本的にマナー違反です。

「数珠も他の持ち物と同様に黒色・白色を用意する必要しないと…」と気になると思います。

しかし、数珠の場合は色の指定が特にありません。

そのため、派手は色でなければ問題ありませんが気になる方は黒色・白色の数珠を用意しましょう。

数珠は本式数珠と略式数珠がありますが、宗派が分からない場合は略式数珠を持参すれば問題ありません。

折り畳み傘

場所によっては急遽雨が降ることもありますので、折り畳み傘を持参しておくと便利です。

葬儀の場なので、傘の色は他の持ち物同様に、基本的に白・黒にして柄が入っていたり派手な色の折り畳み傘は避けましょう。

状況によって持参する持ち物

状況 持参 持ち物

必ず必要ではありませんが、状況によっては持参した方が良い持ち物がいくつかあります。

ひざ掛け

冬場の寒い時期などで足が冷える可能性がある場合は、ひざ掛けを持参した方が良いかもしれません。

ひざ掛けですが、基本的には目立たないように黒色などの暗い色で光沢がないものを持参しましょう。

また、ひざ掛けを持参する際は持って行ってもいいか確認してみましょう。

扇子

葬儀ではうちわを使用することはできませんので、夏場は扇子を使用しましょう。

扇子の色ですが、他の持ち物同様に黒色で光沢がないものを選定することが重要です。

必ず葬儀の場に適したものを用意しましょう。

手袋

地域や宗派によっては手袋が必要な場合もあります。

革製は葬儀の場ではマナー違反のため、布製で黒無地で光沢がないものを選びましょう。

仏教の場合はお焼香をする際は外すことがマナーのため、その際は手袋を外しましょう。

予備のストッキングや靴下など

急な雨が降ったりする場合、折り畳み傘があれば服が濡れることはありません。

しかし、場合によってはストッキングや靴下などが濡れることがあります。

そのため、予備の靴下などがあれば万が一濡れても問題ありませんので持参しておくと安心です。

黒色の無地のものを用意しましょう。

葬儀の持ち物に不適切な物

葬儀 持ち物 不適切

葬儀に持っていくべきでない持ち物がいくつかあります。

ゲーム

ゲームは葬儀の場に持って行かないようにしましょう。

葬儀中にゲームをプレイすることは、場違いで不適切です。

遺族の方や周りの人たちに迷惑をかけることになりますので、持っていかないようにしましょう。

派手な色の持ち物

派手な色の持ち物は葬儀の場には不適切です。

基本的に供花・枕花などのお花なども赤色などの派手な色を避け、白がメインです。

葬儀の場では明るい色はタブーのため、必ず白・黒色の物を持参しましょう。

上記2点以外にも地域や宗派によって持ってはいけない物がありますので、必ず事前に確認しましょう。

葬儀の持ち物に関しての注意点

葬儀 持ち物 注意点

葬儀に参列する際に注意すべき点を紹介します。

音が鳴らないように気を付ける

葬儀の持ち物として、スマホや携帯電話がありますが、必ず通知音が鳴らないようにマナーモードにしましょう。

時間厳守

葬儀は、時間が決まっているため時間厳守が求められます。

参列予定時間よりも前に到着するよう準備して、遅れそうな場合は必ず事前に連絡をするようにしましょう。

故人や遺族への配慮

葬儀は、故人やその遺族のための儀式です。

そのため、無用な騒音や無作法な態度は避け、敬意を表すよう心がけましょう。

まとめ

今回は葬儀の場に適切な物や不適切な持ち物などを解説していきました。

・葬儀の持ち物は宗派や地域によって異なるが、基本的に香典・スマホや携帯電話・バック・財布・数珠・折り畳み傘などがある
・状況によって持参する必要がある持ち物は、ひざ掛け・手袋・扇子・予備のストッキングや靴下などがあります。
・ゲームや派手な色の持ち物は葬儀の場に不適切なため、持って行かないようにする。
・スマホや携帯は必ず葬儀中はマナーモードにして、故人や遺族の配慮をしましょう。

今回代表的な持ち物や不適切な物をご紹介しましたが、基本的な持ち物や状況によって持参する持ち物は全て地域や宗派によって異なります。

そのため、必ず事前にどの持ち物が必要なのかを確認してから準備しましょう。

葬儀の準備には持ち物以外にも服装などにもルールがありますので、ぜひ下記記事をご覧ください。

本ページからの電話問い合わせ限定

最大5万円割引

タイトルとURLをコピーしました