生前整理と遺品整理は必要?違いや作業するメリットも徹底解説!

「遺品整理の前にわざわざ生前整理をする意味あるのかな」

「生前整理とか遺品整理って本当に必要な作業なの?そもそも違いが分からない」

生前整理・遺品整理の重要性や作業をする意味が分からない方、もしかしたら後々大きな後悔をするかもしれません。

ご自身の年齢や家族の持病などで少しずつ身の回りの生前整理を意識しますが、亡くなった後の遺品整理をするため生前に作業する必要はないのか迷う方も多いです。

親族や友人が生前整理をした方が良いとアドバイスをされても、する必要があるのか、何がメリットなのかも理解しないとなかなか作業をする気になりませんよね。

そこで、本記事では生前整理と遺品整理は必要なのか、それぞれの違いやメリットデメリットだけでなく、実際に作業をする時のポイントや注意点についても解説。

下記のような生前整理・遺品整理について悩みや疑問を抱えている方必見。

・遺品整理をするからわざわざ事前に生前整理をする必要はあるの?
・生前整理と遺品整理の区別ができていない
・生前整理と遺品整理をするメリットデメリットを把握したい

本記事以外にも生前整理や遺品整理についての悩みは、電話やサロンに来店していただくとプロに相談することができますので、お問い合わせお待ちしております。

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生前整理と遺品整理は必要

生前整理と遺品整理についてですが、どちらも作業が必要のため時間を確保しましょう。

生前整理については絶対に作業をしないといけないわけではありませんが、遺品整理の場合は作業をしないとトラブルになることが多く基本的に必須作業です。

生前整理と遺品整理の違い

生前整理と遺品整理の違いについてですが、作業内容が一部異なり時期も変わりますので、それぞれ解説していきます。

生前整理

生前整理の作業内容・開始時期について解説していきます。

作業内容

作業対象は物・デジタルデータ・財産などですが、特に生前整理では物が重要です。

デジタルデータ・財産などについては亡くなった後でないと手続きや片付けができない物が多く、個人情報も含まれていますので必須ではありません。

物の場合も、家電・家具・生活用品などは整理することができませんので作業の対象外です。

また、終活として生前整理だけでなくエンディングノートの記入もする方が増えてきています。

エンディングノートとは万が一のことが起きた時ように、ご自身に関する情報を記載しておくノート

ご自身の基本情報や葬儀に関する内容、資産・医療・サブスクやインフラ系の契約についてなどを記載することで、亡くなった後に親族がスムーズに対応できるようにすることを目的としています。

保管場所をしっかり決めて、万が一生前に見られても問題がない範囲で記入する

開始時期

開始時期は生前の整理ですので亡くなる前の作業のことを指します。

遺品整理

遺品整理の作業内容・開始時期について解説していきます。

作業内容

遺品整理の場合は亡くなった後に遺品を含めた物やデータ・財産などの相続の作業が必要です。

作業対象になるものは生前整理と同じですが、事前に片付けができない生活用品などの物も整理の対象になり、亡くなる前には作業ができなかったデータや財産に関する手続きや整理も追加されます。

特にインフラ系やサブスクなどの月額費用が発生するものは、すぐに対応をしないと毎月ご請求が発生してしまいますので忘れずに対応しましょう。

また、財産に関しては相続関連でトラブルになることが多いため、弁護士などの専門家に依頼することを強くおすすめします。

エンディングノートに記載されている内容はあくまでも情報を記載されているノートですので、法的効力はありませんのでご注意ください。

開始時期

遺品整理の開始時期としては亡くなってから1週間後の葬儀が終わったタイミングが多いです。

葬儀が終わった後も年金や保険、公共料金などの手続きがありますので、遺品整理が必要になります。

また、エンディングノートに葬儀に関する内容が記載されている場合は、葬儀前に閲覧した方がいいかもしれません。

個人情報が記載されているため、閲覧する必要のある方だけが葬儀の箇所のみを確認する

生前整理と遺品整理のメリット

生前整理と遺品整理の作業をするメリットを解説していきます。

生前整理

生前整理をすることで以下のようなメリットがあります。

  • 想いを家族に伝えることができる
  • 物の整理整頓をして部屋を綺麗にできる
  • 遺品整理の時に家族の負担が少なくなる

想いを家族に伝えることができる

家族のためにとっておいた物を、遺品整理の時に不要な物だと判断されて処分されたら嫌ですよね。

遺品整理の時に捨てるか保管するかの判断をする時に、生前整理をしておけば基本的な物の分別をしやすいです。

物の整理整頓をして部屋を綺麗にできる

特に物が多い方や掃除や整理整頓が苦手な方には生前整理を推奨しています。

不要な物を捨てることで部屋を綺麗にするだけでなく、気持ち的にもすっきりすることができます。

遺品整理の時に家族の負担が少なくなる

「遺品整理の時に作業すればいいのにわざわざ生前に整理する必要ある?」と思うかもしれませんが、遺品整理では作業してからその日に終わることはほとんどなく、数日~1週間程度かかります。

物だけでも部屋の隅から隅まで整理するだけでなく、家電や家具などを処分する場合は業者に依頼、デジタルデータや財産の場合は弁護士に依頼して相続の手続きまで。

葬儀を終えて他にも様々な手続きをしないといけない中で行いますので、肉体的だけでなく精神的にも疲弊します。

遺品整理の作業後に「先に生前整理をしておけばよかった」と後悔する方も多いため、できる限り生前整理も進めておきましょう。

他のメリットについては下記記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。

遺品整理

遺品整理の場合は特別な事情がない限りは作業自体は必須のため、作業をすることによるメリットではなく業者に依頼せず個人で作業をする場合のメリットをご紹介。

個人で作業をする場合は以下のメリットがあります。

  • 費用を安くすることができる
  • ゆっくりと物を必要・不要にするか判断することができる

費用を安くすることができる

業者に依頼するよりも遺品整理を個人で作業する場合は、費用を安くすることが大きなメリットです。

ゆっくりと物を必要・不要にするか判断することができる

時間がある方は必要な物・不要な物をゆっくりと判断することができるため、作業する時に1つずつゆっくりと判断したい、時間に追われたくない方にはおすすめです。

生前整理と遺品整理のデメリット

生前整理と遺品整理のデメリットを解説していきます。

生前整理

生前整理は以下のようなデメリットがあります。

  • 間違えて必要な物まで捨ててしまう
  • 怪我のリスク
  • 作業時間の確保

間違えて必要な物まで捨ててしまう

本来は大事に保管しておかないといけない物を、間違えて生前整理をしている時に捨ててしまう可能性があります。

重要書類や個人情報が記載されている物を捨ててしまうと、取り返しのつかないことになりますので、捨てる際は必ず何度も確認をしましょう。

怪我のリスク

重い物を運んだり動かす際に怪我をしてしまうリスクがあります。

必ず重い物を動かす場合は1人ではなく複数人で作業をしたり、必要であれば業者の依頼も検討しましょう。

作業時間の確保

遺品整理とは異なり、生前整理はなるべくした方がいい作業ですが必須ではありません。

遺品整理の作業負担軽減のために、普段忙しい方はせっかくの休日を生前整理の作業にあてないといけません。

また、物を整理するだけでなく不用品の処分や回収なども必要のため、作業をした日以外にも時間を作る必要があります。

遺品整理

遺品整理については先ほど個人で作業をするメリットを解説しましたので、ここでは個人で作業をする場合のデメリットについて解説していきます。

遺品整理を個人で作業する場合は以下のようなデメリットがあります。

  • 業者に依頼するよりも時間がかかる
  • トラブルが起きる可能性がある
  • ゴミや不用品の処分が大変

業者に依頼するよりも数倍時間がかかる

業者であれば遺品整理のプロのため物の処分や片付けが慣れているため、素早く作業をしてくれますが、個人であればなかなか遺品整理を経験している方も少なく、かなり時間がかかります。

物の量によっては数日では終わらない可能性も。

トラブルが起きる可能性がある

特に財産などの相続に関わる内容は、専門家がいない状態で進めると大きなトラブルになる可能性があります。

法律が関わる話は専門家に相談して円滑に進め、なるべくトラブルを回避できるようにしましょう。

ゴミや不用品の処分が大変

遺品整理として作業した中で、不要で売ることもできない物は全て処分する必要がありますが、住んでいる自治体によってゴミを出せる曜日が異なります。

また、不用品の場合は個人で処分することができず業者に依頼する必要があります。

生前整理と遺品整理の作業をする時のポイント

生前整理と遺品整理の作業をする時のポイントをそれぞれご紹介。

生前整理

生前整理を作業するポイントは下記の2点です。

  • 無理に整理しない
  • 捨てる物は必ず家族に確認

無理に整理しない

物やデータなどを無理に整理しないことを意識しましょう。

もちろん細かく整理できるに越したことはありませんが、まだ生前の作業ですので本当は使う物も無理に処分する必要はありません。

生前整理の場合は、捨てようと考えてはいたけどまだ処分していない物などを対象にしてもいいかもしれません。

また、生前では必要・不要だと判断できない物もありますので、少しずつできる範囲で進めることが大切です。

捨てる物は必ず家族に確認

生前整理をする中で不要な物が出てきた場合、その場でゴミ箱には入れずに必ず家族に確認を取ることが大切です。

万が一捨ててしまい後々大きなトラブルになる可能性もありますので、作業をする場合はご自身の判断だけでなく家族の意見も聞いてから捨てるようにしましょう。

遺品整理

遺品整理のポイントは以下の2点です。

  • 業者に依頼することを検討する
  • 相続に関する内容は専門家に依頼

業者に依頼する

基本的に遺品整理を個人で作業するのはかなり労力がかかり、精神的にも疲弊している状態ではなかなか作業が進みません。

業者であれば費用はかかりますが、作業時間が格段に減るだけでなく不用品を回収してくれたり、売れることができる物は買取をしてくれる業者も。

部屋の広さや物の量や作業時間・作業の人数などによって費用は異なりますが、手間と作業時間を考えるとまずは業者に依頼すること検討してみてください。

相続に関する内容は専門家に依頼

相続に関する内容は専門家に依頼することが大切です。

遺言書があったとしても、家族だけで話を進めてしまうと大きなトラブルになってしまうことも。

法律のプロである弁護士などに依頼して、トラブルが少なく円滑に進めるようにしましょう。

生前整理と遺品整理の注意点

生前整理 遺品整理 注意点

生前整理と遺品整理の注意点ですが、共通して悪徳業者に騙されないようにすることです。

遺品整理だけでなく生前整理の場合も業者に依頼することで、費用はかかりますがご自身が疲れる心配なくプロにお任せできます。

オプションで不用品の回収や部屋の除菌清掃、遺品の買取やデジタルデータ・財産など対応まで幅広く行っていますので、必要な作業はまとめてお任せできます。

しかし、中には悪徳業者がおり、聞いてないオプションが勝手についていたから見積りの金額と請求された金額が違う、遺品の買取を勝手に行われた、などのトラブルもあります。

業者に依頼する際の重要なこととしては、基本的にはその場で即決しないことです。

部屋の広さや物の量などで依頼する際の費用が異なりますので、○○万円だから絶対に悪徳業者とは言えません。

しかし、複数社に依頼するとあまりにも安すぎたり他の業者よりも高すぎる場合は、何か事情がないのか必ず確認をしましょう。

また、判断材料の1つとしてあれば口コミなどを見たり、見積もりをしてくれた方の対応なども気にしておきましょう。

記事全体のまとめ

本記事では生前整理と遺品整理は必要なのか、違いや作業するメリットデメリット、作業する際のポイントや注意点についてまとめました。

遺品整理は基本的に必須作業のため、業者に依頼することが多いですが悪徳業者に騙されないように複数社に見積りを出してもらいましょう。

また、生前整理は必須ではありませんが作業をすることで遺品整理の負担を大幅に軽減することができますので、積極的に作業をしてみてはいかがでしょうか。

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