自分自身で遺品整理の作業をする時に、なるべく効率的で感情的な負担が少なく整理したいと思いませんか?
遺品整理を業者に依頼する場合、時間が短縮され不用品の回収なども行ってくれるメリットはありますが、一軒家や部屋が広い場合は費用が数十万円になることも少なくありません。
そのため、遺品整理を自分自身で作業することも検討している方も多いですが、葬儀や手続きなどで心身共に疲弊している状況で作業を進めるためにも、効率よく進めるコツを理解することが重要です。
そこで、本記事では遺品整理のコツを5つご紹介していきます。
整理のコツ以外にも、不用品を捨てる場合や自分自身で作業をするメリット・デメリットについて解説していきますので、業者に依頼するか悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください。
また、業者に依頼を検討している方は、実際どのぐらいの費用なのか、具体的な進め方などのお悩みは電話やサロンに来店していただくことでプロに相談することができます!
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遺品整理のコツ5選
自分自身で遺品整理をする際のコツは以下の5つです。
- 計画を立てて優先順位を明確にする
- 貴重品や重要書類を優先的に探す
- 迷う物は後回しにする
- ルールを作る
- 必要に応じて専門業者などを活用する
計画を立てて優先順位を明確にする
遺品整理の作業は部屋の掃除・物の仕分け・ゴミの分別・部屋の整理など多岐に渡りますので、始める際に必ず最初に計画を立てて優先順位を明確にしましょう。
無計画で進めてしまうと途中で他の作業のことを意識して手を付けてしまい、全ての作業が中途半端になります。
遺品整理は想定以上の作業量のため、ある程度余裕を持った計画を立てて今何をすべきかを明確にすることで、作業に集中することができます。
貴重品や重要書類を優先的に探す
誤って遺品整理で捨ててしまわないよう、先に貴重品や重要書類を探しておくとミスを減らすことができます。
特に契約書類や通帳、印鑑などは捨ててしまうと取り返しのつかないことになりますので、遺品整理を始める際はまず最初に探しましょう。
また、貴金属・アクセサリー・ブランド品・骨董品・美術品などの買取価格が高い物に関しても、優先的に保管しておけるように先に作業しておくと安心です。
迷う物は後回しにする
遺品整理をする中で、捨てた方がいいのか保管すべきか迷う物が出てくると思いますが、すぐに判断せずに一度迷う物は後回しにしておくとスムーズに作業が進みます。
必要な物・不要な物以外に迷う物というカテゴリーを作り、一度保管しておき気持ちが落ち着いたころに再度確認をして選定すると気持ち的にも楽です。
迷わず必要な物と判断できるものは保管しておき、不要だと断定できるものは処分や売るなどの対応を検討してみてください。
ルールを作る
整理をしていく中で、捨てるか保管しておくかで迷うことでなかなか作業が進まない場合もあるため、作業前にルールを作ることをおすすめします。
具体的な内容としては、3年以上使っていない物は捨てる・思い出の品はそれぞれの場所で1つのみにする、などいった内容です。
部屋全体の遺品整理をする場合、物だけでも段ボール数箱から10箱以上の物を1つずつ整理するため、思い出の物という理由で取っておくとそこまで片づけることができなくなってしまいます。
少し厳しく1年以上使用していない物でも問題ありませんので、ルールを作成してから作業に取り掛かりましょう。
必要に応じて専門業者などを利用する
想定していた作業量に対して実際の整理する労力が大きすぎる場合は、必要に応じて専門業者なども活用を視野に入れることをおすすめします。
無理な作業は精神的にも辛いだけでなく、事故や怪我などのリスクもあります。
業者以外の選択肢として親族に手伝いを依頼することもできますので、特に重い物を整理したり怪我のリスクがある場合は1人で作業は控えましょう。
遺品整理で不要な物を捨てる際のコツ
遺品整理で必要・不要の分別を行い、不要と判断した物で売れない物は基本的に処分しますが、捨てる際にもコツがいくつかあります。
一度に捨てる量を決める
遺品整理は本当に必要な物以外はなるべく不要と判断しますので、捨てる物の量が膨大です。
そのため、一度に捨てることは現実的ではありませんので、一度に捨てる量を決めて少しずつ減らしていきましょう。
捨て方を事前に調べる
物によってそれぞれ捨て方が異なり、自身では捨てることができない物もありますので、事前にどの種類であれば捨てることができるのか事前に調べて把握しておきましょう。
燃えるゴミ・不燃ゴミ・ビン・カンなどは、基本的に各自治体によって曜日や出し方などが定めれておりますが、家電やオートバイなどは捨てることができません。
自身で捨てれない物は、買ったお店に連絡をしたり捨て方やリサイクルの方法などを調べて、必ず適切な方法で処分しましょう。
感情が揺れ動く場合は一時的に保管しておく
一度不要な物として分別はしたけど、捨てる時にどうしても躊躇してしまう場合は、一時的に保管しておくことも頭の片隅に置いておくことも大切です。
気持ちの整理ができてから捨てましょう。
遺品整理を自分自身で作業をするメリット
遺品整理を自分自身で作業をするメリットは大きく3つあります。
自身のペースに合わせて作業をすることができる
業者に依頼する場合は限られた時間の中で早急に作業を行いますが、自分自身で作業をする場合はペース配分を決めることができます。
そのため、焦らずにゆっくりと作業をすることができるのも、業者に依頼せず作業するからです。
コストを抑えれる
部屋の広さ・物の量・地域などで費用は異なりますが、やはり一般的には遺品整理を業者に依頼する場合は数十万円ほど費用が発生します。
しかし、自身で遺品整理をする場合は人件費や作業費がかかりませんので、依頼するよりは格安のため費用が大きく削減することが可能です。
思い出を振り返ることができる
業者の場合どの物が思い出の物なのか分からりませんので、効率的に物を分別するため故人との思い出を振り返る時間はありません。
しかし、自身で整理をする場合は物を分別する際に、それぞれの物についての思い出などを振り返る時間を作ることができます。
遺品整理を自分自身で作業をするデメリット
遺品整理を自分自身で作業をする場合のデメリットもありますので、メリット・デメリットを比較して業者に依頼するか検討しましょう。
精神的に辛い場合がある
自身で整理をする場合は思い出の物を振り返ることはできますが、逆に思い出を想起してしまうことで精神的に辛くなる場合があります。
遺品整理の場合は葬儀後の四十九日明けに行うことが多いため、生前の思い出や葬儀の記憶がよみがえってしまうことも。
不用品の処分が大変
業者であれば不用品の回収なども基本料金に含まれていることが多いため、自ら捨てるための手続きなどをする必要はありませんが、自身で整理する場合は処分やリサイクルなどの作業もしなければいけません。
また、燃えるゴミやビン・カンではなく家電家具などの大型の物の場合は、個人で捨てることができないため捨てるために業者に依頼をする必要があります。
中にはお店まで持参することで引き取りやリサイクルをしてくれるところもありますが、家電・家具であれば複数人で車に積む必要がありますのでかなり労力がかかります。
時間がかかる
物の整理や分別、不要物の売り方や処分・リサイクル、部屋の掃除、その他様々な作業を自ら行う場合、想定以上の時間がかかります。
業者であれば複数人で対応するため数時間で終わりますが、自分自身で作業をすると数日かかり、全ての作業が終わる場合は更に遅くなることもありますのでご注意ください。
記事全体のまとめ
本記事では、遺品整理のコツとして時間をかけずに心の負担を軽くする5つの方法や自分自身で作業をするメリット・デメリットを解説しました。
遺品整理は肉体的だけでなく故人の遺品を整理するため精神的に辛い作業です。
特に物が多い・部屋が広い場合は業者に依頼することを前向きに検討してみてはいかがでしょうか。