生前整理でやることは?初めての方にも安心の作業完全ガイド

「はじめて生前整理をしようと思っているけど何から作業をすればいいのか分からない」

「生前整理でやることを理解してそれぞれの作業内容を明確にしたい」

上記のような生前整理のやることについて悩みや不安を抱えていませんか?

生前整理といっても作業内容は数多く、進め方や流れを把握せずに始めてしまうと全て中途半端になってしまい、終わらせることができないかもしれません。

そこで、本記事では生前整理を始める際に何をすればいいのか、やるべきことをご紹介していきます。

また、作業内容のリストや進め方・開始時期・費用・メリット・デメリット・ポイントなども詳しく解説しますので、はじめて生前整理の作業をする方に是非読んでいただきたい完全ガイドです。

更に、生前整理はプロに相談したい。という方はぜひ弊社にお任せください!

弊社の終活サービス「感謝の終活」では、生前整理や遺品整理などの終活に関する内容でしたらプロに相談することができます。

電話やサロンにご来店していただけますと、直接プロに話が聞けますので、お問い合わせお待ちしております。

感謝の終活 成城サロン
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〒157-0066
東京都世田谷区成城2-15-6 イル・レガーロ成城1F
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営業時間
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お電話・ご希望の場所(施設・ご自宅など)への訪問でのご相談もお受けしております。

生前整理でやること

生前整理でやることとしては大きく以下の3つです。

  • 物・データ・財産などの把握や整理
  • 遺言書・エンディングノートの作成
  • 財産の把握と整理

それぞれ具体的にどのような作業をすればいいのか解説していきます。

物・データ・財産などの把握や整理

1つ目のやることは「物・データ・財産の把握や整理」です。

それぞれ作業内容が異なりますので、注意が必要です。

物の整理についてですが、生前整理のため部屋にある物全てを整理する必要はなく、捨てられない物も多いと思いますので、まずは不要だと断言できるものを処分することから始めてみましょう。

捨てる予定だけどとりあえず片づけるのめんどくさいからそのまま放置してある物はありませんか?

まずはゴミなどを片付けて部屋をすっきりしてみましょう。

もし可能であれば目に見えている物だけでなく、押入やタンスの中まで確認して明らかに不要だと分かるものは捨てましょう。

捨てても大丈夫だと断言できない物は、もしかしたら今後使う可能性がありますので無理に処分はする必要ありません。

また、不要と判断した物の中で、もしかしたら売ることができるかもしれない物は、捨てずに保管して時間がある時に売却しましょう。

まずは断捨離を意識して、少しずつ整理することが重要です。

データ

データの場合は、個人情報が含まれている物からスマホで撮影した写真・動画などのことを指します。

基本的に生前整理の対象としては写真・動画やPCのファイルなどを対象にして、個人情報が記載されている場合は無理に削除してしまうと後で大きなトラブルになりますので、後回しでも問題ありません。

身の回りの整理整頓だけでなく、スマホやPCの整理も並行に進めていきましょう。

財産

財産については整理よりもまずは把握から始めていきましょう。

ご自身で保険・資産・不動産などの財産になるものがあるかをまずは把握して、ある場合はトラブルを回避するために弁護士や行政書士などの専門家に相続について相談をしてみましょう。

特に相続は大きなトラブルになる可能性がありますので、専門家に依頼するのが無難です。

遺言書・エンディングノートの作成

2つ目の作業としては「遺言書・エンディングノートの作成」です。

遺言書は財産をどのように分けるのかを意思を示すために記載するもので、適切な書き方をすれば法的効力があります。

遺言書として利用するには条件があり、満たさない場合は法的効力を失います

また、エンディングノートは遺言書のような相続に関連する内容ではなく、亡くなった後の家族の対応をよりスムーズにするために個人情報や必要な情報を記載するノートです。

インフラ系やサービスの契約など、ご本人しか知らない情報をどこにもメモをつけずに亡くなってしまうと、解約するのに一苦労です。

また、亡くなった後の葬儀についてや、訃報を送るための友人などの住所や電話番号などが記載されていると、葬儀についてもいち早く情報を届けることができます。

ただし、エンディングノートには法的効力はなく、事前に制作する際は閲覧されるとトラブルになるような情報は避けましょう。

生前整理でやることリストの活用

生前整理のやることを大きく2つ紹介しましたが、他にも細分化しますと作業内容が多岐に渡りますので、細かく作業をした方が効率よく作業できる方はやることリストを活用しましょう。

やることリストを活用した際のメリットとして、作業内容を可視化することで効率的な準備や作業をすることができ、家族が手伝いをしてくれる場合も共通認識を持てる状態になるため、ミスを減らすことができます。

しかし、逆に可視化してしまうことで作業量の多さに精神的にも疲弊してしまったり、作業内容で家族と意見の食い違いが起きる可能性もあるため、メリット・デメリットを比較して適している場合は活用してみてはいかがでしょうか。

活用リストの内容については下記記事で詳しく記載していますので、ご覧ください。

生前整理の進め方

生前整理の進め方としては、準備に時間・費用がかからない物の整理から始めてみましょう。

活用リストを利用する場合も、まずは物の整理を一番初めに記載することがおすすめです。

理由としては、データや財産についての整理は生前には作業できない内容もあり、法的な知識が必要な場合は依頼することも検討しなければいけません。

物の整理であれば、目に見える範囲の物の片付けや、周りにある捨てようと思っていたけど整理整頓するのが億劫で放置していた物の処分、などの今すぐでも始めれることが多いです。

特に燃やせるゴミなどの毎週住んでいる自治体によって処分する曜日が決められている物であれば、片付けして不要な物は各ゴミの該当する日になれば捨てることができます。

生前整理の開始時期

生前整理の開始時期については特に指定はありませんので、できるのであれば一日でも早く作業に取り掛かりましょう。

物の整理は後になればなるほど量が増えていき、作業できずに業者に依頼する際に費用が増えてしまいますので、少しずつ早めに作業することがおすすめです。

怪我をしている場合や体調が悪い時は作業は無理にする必要はありません

生前整理の費用

生前整理の費用についてはご自身で作業をするか業者に依頼するかによって大きく異なります。

また、業者に依頼する場合もアドバイザーに依頼して実際の作業はご自身で行うか、それとも不用品回収や遺品整理などを行っている業者に全て作業自体も依頼するかによって金額が変わります。

個人アドバイザーに依頼生前整理業者に依頼
費用数千円~数万円5,000円/時間など数万円~数十万円
作業時間数日数日数時間~1日
労力

費用の詳細や各業者の依頼する際のコツや注意点などの見極め方については、下記記事をご覧ください。

個人

業者を利用せずにご自身で作業をする場合、費用については日用品や不用品の処分に費用が発生することはありますが、可燃ごみなどの個人で捨てることができる物であれば費用はかかりません。

しかし、家電家具などを処分する場合は業者に依頼必須のため、処分費用が発生しますので、物の種類や大きさによって異なりますが、大体数千円~数万円の範囲です。

アドバイザーに依頼

5,000円/時間などの1時間単位で費用が発生しますが、片付けや生前整理などの整理整頓をする際にアドバイザーに依頼することができます。

アドバイザーの経歴や作業内容によって時間単位の金額が異なります

やはり個人で作業をすると、「どこから作業をすればいいのか」「どれを捨てたらいいのか優柔不断で結局作業を進まない」などの問題が。

プロに依頼することでどのような方針で作業をした方がいいのか、生前整理をする際のコツなどを聞くことでより良い生前整理をすることができます。

ただし、アドバイザーはあくまでも作業の内容自体のコツを伝授するプロのため、作業自体はご自身で行う必要があります。

生前整理業者に依頼

生前整理の業者に依頼する場合は、物の量・部屋の広さ・作業人数などの条件によって異なり、数万円から数十万円、場合よっては百万以上することもあります。

個人・アドバイザーに依頼するよりは高くなりますが、作業自体を全て業者に依頼することができ、怪我をするリスクもなく作業時短も格段に短く終わらせることができます。

また、業者によってはその場で不用品の買取なども請け負っている場合があり、結果的に想定よりも費用が安くなる場合も。

ただし、中には悪徳業者もいますので注意が必要です。

生前整理をするメリット

生前整理をするメリットとして、遺品整理の作業短縮化・トラブルの防止・気持ちの整理などがあります。

中でも遺品整理の作業短縮化は特に重要で、生前整理をしない状態で遺品整理をした方が「生前整理をしとけばよかった」と後悔することも。

亡くなって気持ちの整理ができないまま葬儀などの準備も行い、早めに終わらせないといけない手続きに追われながら遺品整理もしなければいけません。

契約の更新手続きや保険などの亡くなった後に作業しないといけないことは山積みで、その状態で遺品整理は肉体的にも精神的にもかなり負荷がかかっております。

また、遺品整理をする場合にトラブルになりやすい相続。金銭的なトラブルは大きな問題になることが多く、親族の間に亀裂が生じることも。

生前整理を行い少しでも負担を減らすことで後々大きなトラブルを回避することができるかもしれません。

前向きに生前整理を検討してみてはいかがでしょうか。

生前整理をするデメリット

生前整理をするデメリットとしては、重要な書類やデータを先に消してしまい、後々大きなトラブルを招いてしまう可能性がある点です。

基本的に生前整理なので作業自体はある程度限られており、日用品などの片付けがメインの作業ですので無理にデータや財産に関する整理はする必要はありません。

特に契約情報や口座番号などのデータは生前整理中には触らずに、他の方に見られないようにしておくことが大切です。

相続トラブルの予感がする方は、ご自身で作業するのではなく弁護士などの専門家に依頼して適切な方法で事前に準備しておきましょう。

生前整理のポイント

生前整理の作業をする際のポイントとして、ご自身で作業する場合・業者に依頼する場合の2つで異なりますのでそれぞれ解説していきます。

ご自身で作業をする場合

業者に依頼せずにご自身で作業をする場合のポイントは、その日で全て終わらせようと思わないことです。

特に一軒家や部屋が広い場合、おそらく何百何千もある部屋の物を必要・不要にわけるだけでも1日かかる場合があります。

そこから不用品は売ることができるのか捨てるのか分け、捨てる場合は可燃ごみ・不燃ごみ・粗大ごみなどに分けてそれぞれ適切に処分するだけでなく、売る場合は売り方で様々な方法があります。

作業を始めてみると想定以上の作業量で心身が疲弊しますので、何回かに分けて少しずつ整理して、一度に終わらせようと思わない方が気持ち的にも楽です。

業者に依頼する場合

業者に依頼する場合のポイントとしては、複数社に見積りをしてもらう・怪しくないか質問をしたり対応が良いか確認するなどの方法があります。

業者に依頼する場合はかなり高額ですので、少しでも気になるところがあれば確認をするべきです。

特に見積りをしてもらう時の費用が重要で、安ければいいわけではなく、高すぎても安すぎても注意が必要です。

理由としては、安すぎる場合は後から知らずのうちにオプションを追加され、最終的な請求が高額になっていた、という場合が。

業者に依頼する前に確認しておきたいポイントを下記記事にまとめましたので、参考にしてみてください。

記事全体のまとめ

本記事では、生前整理を始める際に何をすればいいのか、やるべきことや作業内容のリストや進め方・開始時期・費用・メリットデメリット・ポイントなどを徹底解説していきました。

生前整理のやることは数多く、一度に全ての作業を終わらせるのは現実的ではありません。

1つずつやるべき作業を決めて、計画的に進めましょう。

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