葬儀の場では様々な花が色んな箇所に飾られていますが、実はそれぞれ名称が異なります。
祭壇の脇などに飾られている花は供花、故人の枕元に供えられている花は枕花、そして葬儀場の入り口などに見かける円状のスタンド式で飾られている花を花輪と言います。
実際に花輪を見たことはある方が多いと思いますが、葬儀として花輪を贈る際にどのようなことに気を付ければいいか迷いませんか?
また、どの花が適切なのかも知らないと贈ったにも関わらず飾られない、ということもあります。
下記のような悩み・不安を抱えている方必見。
・不適切な花の種類を知り間違いのないようにしたい。
・贈る際に遺族の方に不信感を抱かれないよう、注意事項を知りたい。
今回は、葬儀の花輪に最適な花はどれか、おすすめの種類や贈る際の注意点をご紹介します。
また、記事だけでなく対面や電話で終活・葬儀のプロに相談することができます!
些細なお悩みでも問題ございませんので、ご来店・お電話お待ちしております。
〒157-0066
東京都世田谷区成城2-15-6 イル・レガーロ成城1F
(成城学園前駅 徒歩4分)
営業時間
10:00~17:00 土日祝も営業
(事前予約いただければ上記時間外も対応いたします。)
※来店予約は必須ではありません。お気軽にお立ち寄りください。
お電話・ご希望の場所(施設・ご自宅など)への訪問でのご相談もお受けしております。
葬儀の花輪とは
葬儀の花輪は、リング状で贈られるフラワーアレンジメントの一種です。
お店の開店祝いとして会社の名前と共に花輪が置かれていることを目にしたことはあるかと思います。
「基本的に祝いとして置かれている花輪を葬儀でも使うの?」と思いますが、葬儀でも花輪を置きます。
ただ、お店の開店祝いなどで利用されている花ではなく、必ず葬儀用のお花の種類にする必要があります。
今回は、花輪に適したお花を3つご紹介します。
葬儀の花輪に適した花の種類
花輪にはどの花が葬儀の場に置く際に適しているか気になる方もいると思いますが、実はほとんどが花輪は生け花ではなく造花です。
そのため、基本的には自分たちで花屋さんに依頼するわけではなくレンタルすることが多いです。
ただ、レンタルではなく自分たちで用意する方も中にはいますが、その際にはなるべく白色の花を選択しましょう。
よく利用される花として、菊や百合(ゆり)などが選ばれます。
葬儀の花輪に適さない花の種類
レンタルではなく生花店に依頼する場合に、葬儀の花輪として適さない花を選ばないようにしましょう。
今回は適さない花の特徴を2つご紹介します。
派手な色の花
開店祝いなどで利用される花輪では赤色など派手な色が選ばれることが多いですが、葬儀の場では適していません。
基本的には白色をベースに、所々黄色や青色などの花を選びましょう。
香りが強い花
香りが強い花も基本的に花輪だけでなく供花で贈るのはマナー違反とされています。
故人が生前好きでどうしても贈りたいという場合は、必ず事前に遺族に確認をしましょう。
葬儀の花輪の費用
葬儀の花輪の費用は、アレンジメントの種類やサイズ、使用する花材によって異なります。
一般的に、大きな花輪ほど高価になる傾向があるため、葬儀の花輪を注文する際には、必ず事前に費用やオプションについて確認するようにしましょう。
基本的にレンタル・オリジナル共に5,000円~20,000円ぐらいが費用の目安です。
葬儀の花輪を贈る際の注意点
葬儀の花輪を贈る際には、以下のような注意点があります。
辞退されていないか遺族に確認する
まず、そもそも花輪を辞退されているか確認する必要があります。
もし辞退されていれば、そもそも花輪を贈ることができません。
必ず、レンタルや生花店で花輪を依頼する前に確認しましょう。
宗派を確認する
必ず花輪を贈る際に辞退されているかだけでなく宗派も確認しましょう。
実はキリスト教の場合は、造花を贈ることはできません。
そのため、必ず生け花でしか供えることができず、基本的に花輪も置きません。
メッセージカードも一緒に贈る
造花をレンタル・オリジナル依頼どちらの場合でも、必ず花輪だけでなくメッセージカードを一緒に贈るようにしましょう。
余計なことは書かず、お悔やみの言葉を記載することを意識しましょう。
まとめ
今回は、葬儀の花輪を贈るにはどうすればいいか、おすすめの種類や注意点をご紹介しました。
・葬儀の花輪では基本的にレンタルのため、適切な花の種類を選ぶ必要はないが、生け花で生花店に依頼する場合は白色をメインとした花を選ぶ。
・生花店で花輪を依頼する際は、派手な色ではなく匂いが強くない花を選ぶ。おすすめは菊や百合(ゆり)など。
・花輪はレンタル・依頼共に費用は5,000円~20,000円が目安。
・花輪を贈る際は、辞退していないか・宗派を必ず事前に確認する。