生前整理はいつからでも問題ない!年代別の作業内容やコツを3つ解説

【記事の要約】
・生前整理はいつからでも問題ないためできる限り早いうちに作業をする
・20~30代は物の整理、40~50代はデジタルデータや終活の準備、60代以降は生前整理に加えてエンディングノートの記載などを行う
・生前整理をすると遺品整理が楽になる、などのメリットがあるが、デメリットとして想定以上に時間がかかる

生前整理をいつから始めた方がいいのか分からず、作業を始めるタイミングを迷っていませんか?

遺品整理とは異なり生前に物やデータなどを整頓する生前整理ですが、いつから始めるのが最適なのか迷いどころ。

早めに作業した方が良いと思い先に整理したけど、やっぱり後から必要で結局再度買ったり、作業始めるのが遅すぎて終わらない。なんてことがあるか気になりますよね。

今回は、葬儀や終活のプロとして実際に事業を行っている弊社だからこそわかる、生前整理のタイミングや年代別の作業内容、コツなどをご紹介。

生前整理をしたいけどいつから始めたらいいのか分からない」「作業を始める際のコツや整理内容を知りたい」などの悩みを抱えている方に是非読んでいただきたい記事です。

また、感謝の終活では生前整理で物の買取や作業をすることができますので、お電話やサロンにご来店いただけますとプロに相談することができます。

些細なお悩みでも問題ありませんので、お待ちしております。

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生前整理はいつからでも問題ない

生前整理をいつから始めればいいのかについてですが、基本的にいつでも大丈夫です。20代30代のうちから作業しても構いませんし、60代以降でも問題ありません。しかし、物の整理や処分などに体力が必要なためなるべく元気なうちに始めることをおすすめします。

生前整理の目的

以下のような目的で生前整理を行う方が多いです。

・遺品整理の簡略化
・ご自身で判断できるうちに必要・不要な物を分けて整理整頓する
・不用品を売って老後の資金にする
・終活の一環としての作業
・財産などの相続トラブル防止

生前整理を行うことで物理的な整理整頓できるだけでなく心の整理もすることができます。

生前整理でいつから何をすればいいのか

生前整理を行う際に何から手をつければいいのか、本記事では20~30代、40~50代、60代以降の3つに分けてそれぞれの作業内容をご紹介。

20~30代

20~30代では主に持ち物やデジタルデータの整理をしましょう。

まだ物が多くはない段階なので、今のうちに不要な物を見極めて物を少しずつ減らせるように意識することが重要です。

また、SNSのアカウントや写真・動画などのデジタルデータについては、アカウントのID・パスワードが分かるうちに整理しておくと後々楽になります。

40~50代

40~50代ではご自身の将来や家族について少しずつ具体的に考える必要があり、物やデジタルデータの整理だけでなく相続や終活の準備もしておきましょう。

ご自身の財産の整理などを行い相続トラブルの防止をしたり、万が一のことを考え遺言書の作成も検討してみてはいかがでしょうか。

また、20~30代に物やデジタルデータを整理したとしても、必ず物は少しずつ増えていますので再度整理整頓をすることが重要です。

60代以降

60代以降では本格的な終活の準備を進めて万が一のことがあった場合でも親族が対応できるようにしておきましょう。

具体的な内容としては、以前よりも更に細かく物・デジタルデータの整理をするだけでなく、介護についての相談・お墓や葬儀などの意思を伝えるなどのコミュニケーションも大切です。

口頭だと忘れてしまう可能性があるため、ご自身の意思を伝えるためにもエンディングノートを活用しましょう。

ご自身が亡くなった後の葬儀や遺品整理について、介護が必要になった際の医療や財産分与などの意思だけでなく、家族に対する想いなども書いてみてはいかがでしょうか。

ただ、エンディングノートは法的効力はなくあくまでもご自身の意思を記載することが目的です。

口座の暗証番号などの流出してはいけない情報はエンディングノートに記載しないようにしましょう。

生前整理の作業をする際のコツ

生前整理の作業をする際のコツを20~30代・40~50代・60代以降でそれぞれご紹介。

20~30代

20~30代の方は無理に不用品として処分しないようにすることが重要です。

例えば10代の頃に集めていたグッズや既に使わない物があったとしても、40代50代になった時の想いでとして残した方がいいかもしれません。

また、昔の商品の場合もし処分した後に再度欲しいと思っていてもなかなか入手できなかったり、既に販売していなくて買えないことも。

グッズだけでなく時計やゲームなどは10年後20年後に売却価格が高騰する可能性もありますので、無理に捨てずにとっておくことも一つの手です。

基本的に売ることができるものではなく、本当に不要で処分しないといけない物を中心に整理してみてください。

40~50代

40~50代の方は生前整理をする際に、無理に一度で全ての作業を終わらせないように意識しましょう。

20~30代と比べて物が増え、仕事に加えて子育てや親の介護などやるべきことが増え、土日もなかなか時間が取れない方が多いのではないでしょうか。

生前整理は物だけでなくデジタルデータや財産の整理もあり、部屋の物全て整理するとかなり時間がかかります。

一度に生前整理を全て終わらせようと考えてしまうと、想定以上の作業に疲れてしまい途中で断念してしまうことも。

少しずつゆっくりと始める、という想いで作業をしてみてください。

60代以降

60代以降の方が作業をする際のコツは以下です。

【コツ】
・想定以上の体力が必要のため休みながら少しずつ
・財産だけでなく物の整理も業者を呼ぶことを検討する
・階段や段差で怪我をしないようにけがのリスクがある場所ではできる限り1人で作業をしない

一軒家の場合は2階・3階にある荷物をまとめることもありますが、特に60代以降の方は怪我のリスクを考慮してなるべく高所や怪我のリスクがある場所は気を付けましょう。

また、財産などの相続に関する整理は基本的に専門家に依頼する必要がありますが、物の整理についても業者に依頼を検討しましょう。

いざ整理を始めてみると途方もない量の荷物を整理や不要物の処分などの作業もあり、体力や時間がかかり疲れて途中で辞めてしまうことも。

感謝の終活では生前整理のお手伝いだけでなく、不要物の買取まで行えますので、ぜひ生前整理を検討されている方は一度ご相談ください。

生前整理を業者に依頼する際のポイント

生前整理を業者に依頼する際のポイントを以下にまとめました。

・HPがあるのか確認する
・費用が安すぎる場合は注意が必要
・お見積りを先に出してもらう

中には悪徳業者がいますので、しっかりお見積りを貰いどのような流れなのか、その他気になることがあれば聞いて不安を解消しましょう。

生前整理を始める際のメリット・デメリット

生前整理を始める際には以下のメリット・デメリットを把握しておきましょう。

メリット

生前整理のメリットは遺族の負担を減らしたり、処分するか残すかの判断を自ら行うことができる点です。

基本的に生前整理を行わずに遺品整理をする場合、業者に依頼することが多いです。

業者が遺品整理をしている際に、不要な物か尋ねる際に親族の方が判断をしますので、本当は残してほしい物も処分されてしまうかもしれません。

ご自身の物を整理するのであれば、自ら必要・不要を判断できる生前整理をしてみてはいかがでしょうか。

デメリット

生前整理をする際の特筆すべきデメリットはありませんが、一応想定以上の時間がかかる点が挙げられます。

整理するだけでなく必要な物の置き場所や不要な物の処分などにも時間を要しますので、1日だと終わらないことが多いですのでご注意ください。

記事全体のまとめ

今回は生前整理をいつ始めればいいのか、年代別の作業内容、業者に依頼するポイントやメリット・デメリットについて解説していきました。

生前整理を始める時期については早ければ早いほど後の遺品整理が楽になりますので、ぜひ時間を見つけて少しずつ作業してみてください。

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