葬式で靴下の色は黒が適切!他のマナーや学生の場合も解説

【記事の要約】
・男性は黒色無地でクルーソックス、女性は黒色無地の20~30デニールのストッキングが望ましい

・紺色や濃い茶色などの黒以外・光沢・柄が入っている種類は避ける
・学生の場合は学校指定の靴下であれば問題ない

葬式の準備で身だしなみのマナーを守るために、どの色・柄の靴下が適切なのか悩んでいませんか?

会社帰りに葬式に出席する場合やはじめての喪主の方、学生の子供と一緒に参列する場合は学校指定の靴下でもいいのか、ご遺族・出席者共に悩ましい靴下の種類。

うっかり葬式には適していない靴下を履いて出席してしまい、遺族の方や周りからマナー違反だと思われたくないですよね?

そこで、今回は葬式に出席する靴下の色や柄など、マナーについて解説していきます。

また、適していない種類や学生の場合は学校指定の靴下でもいいのか、などの付随した情報も説明するため、下記のような悩みを抱えている方必見。

・葬式に出席する際にはどの色であれば適切なのか、柄は入っていてもいいのかを知りたい
・ストッキングの厚さや適していない種類、学生の場合の靴下について理解したい
・靴下だけでなく、関連する身だしなみも一緒に把握しておきたい

本記事を読めば、男性・女性・学生問わず、葬式に出席する際の適切な靴下を選定することができあます。

また、記事だけでなく対面や電話で終活・葬儀のプロに相談することができます!
些細なお悩みでも問題ございませんので、ご来店・お電話お待ちしております。

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葬式の靴下は黒色無地が適している

葬式の靴下については、男性の場合は黒色無地でくるぶりよりも長いクルーソックスが適しています。女性の場合は靴下ではなく黒色無地のストッキングを履き、厚さについては20~30デニールが多いです。暑さについては地域によって変わることがあるため、事前に周りに相談して選びましょう。

男性・女性で靴下の種類が異なるため、それぞれ解説していきます。

男性

男性の場合ですが、色については黒色で柄の入っていない無地の種類を選びましょう。

生地によっては光沢がある種類もありますが、光沢がない素材を選定することが重要です。

また、葬式では肌が見えないようにすることがマナーです。

靴下の長さは座った時でも、足の肌が見えないようにくるぶしより長いクルーソックスがおすすめです。

女性

女性の場合は基本的に靴下ではなくストッキングを履きます。

ストッキングの色については男性と同じ黒色で無地、光沢がない種類を選ぶことが重要です。

「肌が見えないように厚い種類を選んだ方がいいのかな」と思う方も多いと思います。

ストッキングについては、20~30デニールが葬式ではよく利用されます。

デニール数が高いとカジュアルな印象を与えてしまう可能性があるため、避けましょう。

ただし、地域によってはデニール数が高い種類を履くこともありますので、ぜひ事前に確認してみてはいかがでしょうか。

葬式に適していない靴下の特徴3選

葬式 適していない 靴下 特徴

葬式に適していない種類の靴下を履いて参列してしまうと不信感をもたれてしまう可能性がありますので、選ぶ際には気を付ける必要があります。

今回は、マナー違反の靴下の特徴を3つご紹介します。

黒以外の色

「多少茶色でも暗いしあんまり分からないから別に黒以外でも問題ないでしょ」と思うかもしれません。

しかし、他の方が黒色であれば似たような色であっても違いがはっきりと分かることがあります。

お焼香や献花など、宗派によって葬式の内容は異なりますが、立ち上がったり座ったりといった動作をする機会があります。

靴下が他の方に見えるタイミングがあります。

靴下・ストッキングどちらとも色は黒を選びましょう。

柄が入っている

ワンポイントであっても柄が入っている靴下の場合は葬式に適していませんので、必ず無地を選定しましょう。

靴下だけでなくストッキングの場合も柄は入っていない種類を履くことがマナーです。

光沢がある

靴下・ストッキングどちらとも光沢がある場合はマナー違反となってしまうので、必ず光沢がない種類を選びましょう。

学生の場合は学校指定の靴下であれば問題ない

学生 靴下 適切

男性は黒色無地の靴下、女性は20~30デニールのストッキングを履く必要があるのかなと気になる方も多いと思います。

学生の場合は、基本的に学生服を着用して葬式に参加するため、靴下についても学校指定の種類であれば問題ありません。

また、学校指定の靴下がない場合は、社会人の方と同様の種類を選びましょう。

葬式の靴下以外に気を付けるポイント3選

葬式 靴下以外 気を付けるポイント

葬式に参列する際には、靴下以外にも髪型や靴、服装についてもそれぞれマナーがあります。

今回は男性・女性それぞれ気を付けるポイントをご紹介します。

髪型

髪型については清潔感のある髪型にすることがマナーとされており、黒以外の色は避けましょう。

男性

短髪で前髪が目にかからない場合であれば寝ぐせを直せば問題ありません。

しかし、前髪が目にかかる場合はワックスなどを利用してかからないようにしましょう。

髪につやが出てしまうと葬式ではマナー違反のため、ワックスの種類は光沢がない・無香料の種類を選びましょう。

おじぎをした時に髪が前におりないよう、髪が長い場合は結んでまとめておけば問題ありません。

まとめる場合は、必ず耳の下の位置でまとめましょう。

女性

女性の場合も髪が短い場合は寝ぐせを直せば問題ありませんが、少し長い場合はヘアピンなどを利用して髪をまとめましょう。

ただし、使用するヘアピンは黒色で光沢がないものを選び、本数も最小限にしましょう。

髪が長い場合は男性と同じくお団子や1つ結びなどで耳の下の位置でまとめましょう。

靴についても男性・女性で異なります。

男性

葬式に参列する際の靴は、光沢がない素材を選ぶ必要がありますので、布製や合成皮革などを選ぶことが大切です。

また、靴の種類はストレートチップが理想的です。

女性

女性の場合も光沢がない素材を選ぶ必要があり、種類についてはプレーントゥが理想的です。

ヒールの高さについては3~5cmがおすすめです。

ウェッジソールやピンヒールは葬式には適していませんので避けましょう。

服装

服装については、男性と女性だけでなく、喪主と参列者でも着用する服装が異なります。

男性

男性の参列者は準喪服としてブラックスーツを着用しますが、喪主の方は正喪服として和装・洋装のどちらかを選びましょう。

「ネクタイピンはつけて参列してもいいのかな?」と疑問に感じる方もいると思いますが、ネクタイピンについては基本的にはつけずに参列しましょう。

ネクタイピンについては下記記事で詳しく解説しています。

女性

女性の参列者は準喪服としてブラックフォーマルを着用して、喪主の場合は正喪服として男性と同じく和装・洋装のどちらかを着用します。

ネックレス・ピアス・イヤリングなどのアクセサリーについては、和装の場合はつけることができません。

また、アクセサリーについてはそれぞれ葬式につけることができる種類があり、知らずにつけて参列してしまうとマナー違反になってしまいます。

ぜひ下記記事を参考にしてみてください。

まとめ

本記事では、葬式の靴下は何が適切なのか、色や種類だけでなく服装についても解説しました。

・男性は黒色で柄の入っていない無地で光沢がない靴下を選び、女性の場合は20~30デニール数のストッキングを履いて葬式に参列するのがおすすめ
・黒以外の色や柄があったり、光沢がある素材は葬式には適していないので避ける
・学生の場合は、学校指定の靴下があれば指定の種類を履き、指定がない場合は社会人と同じ種類を選ぶ
・靴下以外にも髪型・服装・靴などにも気を付ける

服装や髪型よりは目立ちませんが、靴下であっても色・種類がそれぞれ葬式に合ったものを選びましょう。

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