葬式で手袋は必要?マナーや注意点についてご紹介!

葬儀に参列する際、適切な服装やマナーが求められますので、事前に確認してマナー違反にならないようにすることが望ましいです。

その中で、「手袋って葬式に参列する際に必要なのかな」などの、手袋の着用については多くの人が疑問を抱きます。

本記事では、葬式で手袋は必要なのか、マナーや注意点についてご紹介していきます。

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些細なお悩みでも問題ございませんので、ご来店・お電話お待ちしております。

葬式で手袋を着用する場合のマナー

手袋を使用する場合は、単なるファッションではなく、参列者としての慎み深さや実用的な理由に基づいた行動が求められます。

ここでは、なぜ手袋をするのかという背景にある意味や、式中でのスマートな振る舞い方、やってはいけないNG行動について要約します。

葬式で手袋を着用する理由と意味

葬儀で手袋を着用する主な理由は、寒さから身を守ることや、露出を控えて慎み深い装いにする「フォーマルさ」の演出にあります。

また、現代的な事情として、簡単には落とせないネイルアートを隠したり、手荒れや怪我を見せないようにしたりするための「身だしなみカバー」としての役割も大きくなっています。

特に女性の場合、肌の露出を抑えることがマナーとされるため、黒のレース手袋などを着用することで、よりきちんとした印象や清潔感を与える効果も期待できます。

葬式で手袋を着用する際の正しい外し方

式中に手袋を外す必要があるときは、慌てず静かに行うことが大切です。

指先を引っ張って乱暴に脱ぐのではなく、片方の手で手首の方からゆっくりと引き抜くように外し、指先から丁寧に抜き取ります。

外した手袋は、ぐちゃぐちゃのままにせず、左右を揃えてバッグにしまうか、男性であればポケットに目立たないように収めます。

膝の上に無造作に置いたり、弄んだりするのは見栄えが良くないため、所作の一つひとつに落ち着きを持たせることが重要です。

葬式で手袋を着用したまま行ってはいけない行為

手袋をしたまま行ってはいけない代表的な行為は「焼香」です。

仏式では、お香を摘む指先の感覚や清浄さが重視されるため、手袋をしたまま行うのはマナー違反とされますし、物理的にも粉が手袋に入り込んだりする恐れがあります。

また、食事の席で手袋をしたまま箸を持つのも衛生面やマナーの観点からNGです。

さらに、受付での記帳や香典の手渡し、遺族との挨拶や握手といった、相手と直接関わる場面でも、手袋は外して素手で対応するのが礼儀です。

葬式で手袋を着用しない場合のマナー

手袋を着用しないことは日本の葬儀において一般的であり、決して無作法ではありません。

しかし、素手が露出する分、指先のケアや清潔感がより厳しく見られます。

ここでは、手袋なしで参列しても問題ない理由と、その際に注意すべき爪や手の身だしなみについて要約します。

葬式で手袋をしなくても失礼にならないケース

前述の通り、仏教や神道が中心の日本の葬儀において、手袋は必須アイテムではありません。

そのため、特別な事情(怪我やネイル隠しなど)がない限り、素手で参列しても失礼にはあたりません。

むしろ、不慣れな手袋をして焼香時にもたつくよりは、最初から手袋をせず、清潔な手元で参列する方が自然であり、好感を持たれることも多いです。

キリスト教式であっても、帽子(トークハット)を被らない一般的な参列であれば、手袋なしで全く問題ありません。

葬式で手袋をしない場合に気を付けたい身だしなみ

手袋をしない場合は、指先が直接人の目に触れるため、ネイルや爪の状態には細心の注意が必要です。

派手な色やデザインのネイルはオフするのが原則で、もし塗るとしても肌馴染みの良いベージュや薄いピンクなど、自爪に近い色を選びます。

長い爪は短く整え、清潔感を保つことが大切です。

オフが間に合わない場合は、ネイルの上から塗れるマットなマニキュアやネイルコンシーラーを活用するか、目立つ指に絆創膏を貼って対処する方法もありますが、全ての指に絆創膏を貼るのは不自然なので避けましょう。

また、結婚指輪以外の指輪は外しておくのが基本マナーです。

葬式で使用する手袋の選び方

葬儀用として販売されている手袋なら何でも良いわけではなく、色や素材、デザインには厳格なルールがあります。

故人を偲ぶ場にふさわしい、控えめで上品な手袋の選び方について、素材や色の観点から要約します。

葬式で適切な手袋の色と素材

葬儀で着用する手袋の色は、喪服と同様に「黒」が基本です。

男性の場合は、防寒用として濃いグレーなども許容範囲とされることがありますが、黒を選ぶのが最も無難です。

素材については、布製(コットン、ポリエステル、サテン、レースなど)を選びます。

女性の場合は、透け感のある黒レースの手袋や、布製のシンプルなものが一般的によく選ばれています。

なお、スタッフが着用しているような「白」の手袋は、一般参列者が身につけるものではないため注意が必要です。

葬式で避けるべき手袋のデザイン

避けるべき素材の筆頭は「革(レザー)」や「毛皮(ファー)」です。

これらは動物の殺生を連想させるため、仏教的な考え方が強い葬儀の場ではタブーとされています。

たとえ色が黒であっても、革製の手袋はマナー違反となります。

また、デザイン面では、ラメやスパンコールなどの光沢があるもの、装飾が華美なものは、悲しみの場にふさわしくないため避けるべきです。

エナメルのようなツヤのある素材も避け、光沢のないマットな質感のものを選ぶようにしましょう。

葬式で手袋に関して注意すべき場面

手袋を持参した場合、式典の流れの中で「いつ着けて、いつ外すか」のタイミングを見極めることが重要です。

特に宗教的な儀式や対人関係の場面ではマナーが問われます。ここでは、焼香や献花、挨拶時の具体的な対応について要約します。

葬式で焼香や献花を行う際の手袋マナー

仏式の葬儀で焼香を行う際は、自分の席を立つ前、あるいは焼香台の手前で必ず手袋を外します。

外した手袋はバッグにしまうか、焼香台の邪魔にならない場所に置くなどして、素手で焼香を行います。

これは、お香を摘む指先を清浄に保つという意味合いがあります。

一方、キリスト教式の献花や、西洋式のマナーに則った葬儀の場合、手袋をしたまま花を手向けることが許容される場合もありますが、日本の慣習では外す方が無難なケースも多いため、周囲の様子に合わせる柔軟さも必要です。

葬式で遺族や参列者と挨拶する際の注意点

通夜や告別式の会場で、遺族や知人と挨拶を交わす際は、手袋を外すのが基本マナーです。

手袋越しに手を握ったり、お悔やみの言葉を述べたりすることは、相手に対して非礼にあたると考えられています。

特に目上の方や遺族に対しては、素手で接することで哀悼の意と誠意を示すことができます。

受付で香典を渡して記帳する際も、筆記用具を扱いやすくするため、また礼儀として手袋は外しておきましょう。

葬式で手袋に関するよくある質問

急な葬儀の参列において、手袋に関する疑問やトラブルはつきものです。

手袋を忘れてしまった場合の対処法や、季節による違い、子どもや女性特有の事情など、よくある疑問点とその解決策について要約します。

葬式で手袋を忘れた場合はどうすればよいか

葬儀において手袋は必須アイテムではないため、忘れてしまっても慌てる必要はありません。

そのまま素手で参列すれば問題なく、マナー違反にはなりません。

もし、ネイルや傷を隠す目的で手袋が必要だった場合は、会場近くのコンビニやドラッグストアで肌色の絆創膏やサージカルテープを購入して隠すか、黒いハンカチなどで手元を目立たないようにカバーするなどの応急処置で対応しましょう。

葬式で夏場や冬場の手袋マナーは異なるか

季節によって手袋の役割や素材選びは多少異なります。

冬場は屋外での寒さ対策として、会場に入るまでは防寒用の厚手の手袋(ウールやニットなど)を着用しても構いませんが、式場内では脱ぐのがマナーです。

一方、夏場などの暖かい時期に着用する場合は、防寒ではなくフォーマルな装いやネイル隠しが目的となるため、通気性の良いレース素材や薄手の布製手袋を選ぶのが適切です。

いずれの季節も、革製品や殺生を連想させる素材は避ける点は共通しています。

葬式で子どもや女性の場合の手袋の考え方

女性の場合、洋装の喪服に合わせて黒いレースや布の手袋を着用することは、正装の一種として広く認められています。

一方で、子どもの参列に関しては、学校の制服が正装とされることが多く、制服に手袋が含まれていなければ、わざわざ用意する必要はありません。

子どもは基本的に素手で参列し、清潔な爪と手元で合掌すれば十分です。

女性がネイル隠しのために手袋をする際は、焼香時に外さなければならないことを考慮し、指先だけ開くタイプの手袋を選ぶか、やはりネイル自体を何らかの方法でカバーする準備をしておくのが賢明です。

記事全体のまとめ

葬式における手袋は、日本の一般的な仏式・神式の葬儀では「必須ではない」というのが結論です。

しかし、冬場の防寒や、急なネイル・怪我を隠すための実用的なアイテムとしては有効です。

着用する場合は必ず「黒の布製(レース含む)」を選び、革製品や殺生を連想させるものは避けましょう。

また、焼香や食事、挨拶の際には必ず外すことが重要なマナーです。

手袋を使用しない場合は、爪を短く切り、派手なネイルはオフするか目立たないように処置をして、清潔感のある手元で故人を見送るよう心がけましょう。

監修者

「故人に最大のありがとうを」を理念に、終活のプロ監修のもと、低コストで叶える家族葬や葬儀の情報を発信。生前準備から葬儀後の手続きまで、不安を解消する役立つ記事をお届けします。感謝のお葬式編集部が、心温まるお見送りをサポートします。

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