・樹木葬の生前予約は、本人や家族の不安を取り除く終活の一環となる。
・好きな樹木や草花を墓標にできるため、本人の意思を尊重できる。
・最近人気が出てきているため、生前予約をしないとできないこともある。
親族やペットのために樹木葬を行いたいが、事前に予約が可能か・必要な手続きや条件はあるか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
また樹木葬を行う上で、どんなメリットやデメリットがあるかを理解して決断したいと考えていませんか？
ここでは樹木葬の生前予約方法や注意点、メリットとデメリットについて解説します。
本記事ではまず樹木葬で生前予約が必要な理由、事前の予約方法についてご紹介していきます。
また、言葉は知っているけど実際はどのような埋葬方法なのか、樹木葬について解説。更に従来の埋葬方法と比べてどんなメリットやデメリットがあるか、それぞれ大事なポイントを２つずつお伝えします。
そのため、この記事を読めば、樹木葬を選ぶ際のポイントを抑えた上で生前予約を行うことができるようになります。
近年注目されてきている埋葬方法のため予約倍率が高い傾向にありますので、樹木葬の生前予約やメリット・デメリットも予約前に把握しておき、選定や手続きにも時間がかかるため早めの検討をおすすめします。
また、記事だけでなく対面や電話で終活・葬儀のプロに相談することができます！
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樹木葬で生前予約が必要な理由
樹木葬の生前予約についてですが、場所によっては抽選の倍率が高くなる傾向にあり、亡くなった後予約が取れない事態を避けるためにも生前予約が必要な場合が多いです。後悔しない選択をするためにも、本人や家族が樹木葬について理解した上で決断することも大切です。
樹木葬とは
樹木葬とは自然葬の一つで、樹木や花壇の下に納骨する最近注目を集めている埋葬方法です。
桜やハナミズキ、ポプラなどの樹木を墓標とするものや、バラやマリーゴールドなどを選ぶ庭園風の形式もあります。
自然葬の中には海洋散骨や宇宙葬などもありますが、散骨はお墓を作らないため樹木葬とは異なります。
また、樹木葬は法的認可が降りている場所でのみお墓を建てることができる点でも、散骨と区別されます。
管理や継承が必要な墓石を墓標とするお墓とは異なり、樹木葬は継承者を必要としない永代供養のケースが殆どです。
運営母体は寺院や自治体、民間事業者など、霊園や墓地によって様々で、 埋葬形式には「合祀(ごうし)型」「共同埋葬型」「個別埋葬型」があり、形式や費用が異なります。
【埋葬形式】
合祀型：骨壷には入れず、他の人のお骨と混ざった状態で埋葬。
共同埋葬型：骨壷に入れた状態で、他の人の骨壷と同じスペースに埋葬。
個別埋葬型：骨壷に入れ、故人や家族だけの個別の区画に埋葬。
費用面では合祀型が一番安く、共同埋葬型、個別埋葬型の順に値段が上がっていくのが一般的です。
墓石を使用しないため比較的安価で収まる傾向にありますが、家族の人数が増える場合は費用が膨らむこともあります。
樹木葬を生前予約する方法
樹木葬の生前予約には、墓地のリサーチから契約まで数週間から数ヶ月かかる場合が多いため、事前に生前予約の方法を理解しておきましょう。
数カ月以上前から生前予約をする場合はインターネットで資料を取り寄せることもできますが、基本的には葬儀社にお電話して相談することをおすすめです。
感謝のお葬式であれば24時間365日お電話対応可能ですので、些細な事でも樹木葬に関する気になることがあれば下記お電話にお問い合わせください。
葬儀社ではなく直接運営母体や霊園などのHPを見て、樹木葬を取り扱っている霊園や墓地をリサーチして資料を取り寄せする方法もあります。
資料を基に墓標とする樹木や植物、都心から離れた「里山型」か、都市近郊の「公園型」かなど候補を絞ります。
お電話・インターネットどちらの方法であっても、候補地には実際に見学に行き、運営母体の管理体制やアクセスを確認することをおすすめします。
基本的な流れとしては、申し込み先を決めたら、運営母体と詳細を相談した上で申込書を提出し契約書の作成に進みます。
費用は前払いが殆どですが、分割やローンでの対応が可能な場所もあります。仮契約時に予約金、本契約時には認め印や住民票などの書類が必要になる場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
契約締結後、亡くなった後に必要となる契約書の控えと使用許可証は、家族に預けるか大事に保管しておきましょう。
支払いや契約などについても気になることや相談があれば、ぜひ感謝のお葬式にお問い合わせください。
樹木葬で生前予約のメリット2選
樹木葬を生前予約する主なメリットを２つご紹介します。
終活の一環になり不安や負担を軽減
１つ目は、終活の一環として本人の不安や、家族の費用・精神的負担を軽減できることです。
樹木葬の生前予約は、事前に自分の入るお墓が決められるため、死に対する不安を軽くすることができます。
家族にとっても、亡くなった後一からお墓を準備する必要がなく、永代供養が一般的のため管理の負担も少なくなります。
また事前に費用を支払っておくことができるので、本人・家族にとっても安心です。
自分の気に入ったお墓を選択可能
２つ目は、宗旨宗派に縛られず自分の気に入ったお墓を決められることです
自分だけのお墓に入りたい場合や、改葬を行いたい場合にも活用できます。
植える樹木や草花の種類も豊富で、自分の好きな墓標を選ぶことができるのも嬉しいポイントです。
また、宗旨宗派を問わない霊園が多いため、葬儀を無宗教で行う場合や寺と関わりがなくても問題ありません。
仏教の観点から断られることもある「ペット」と同じお墓に入りたい場合も、受け入れてくれるケースもあります。
ペット樹木葬の場合も手続きは人の納骨と一緒ですが、どのような手続きが必要か事前に霊園に確認しておくと安心です。
樹木葬で生前予約のデメリット2選
一方で、樹木葬で生前予約をするデメリットがあることも覚えておきましょう。
ここでは注意しておくべきデメリットを２つお伝えします。
親族とトラブルになる可能性も
１つ目は、樹木葬に否定的な考えを持っている人が親族にいる場合、トラブルになるケースがあることです。
樹木葬は新しい埋葬形式のため、これまでの墓石を墓標としたお墓を想定する方は違和感を感じるかもしれません。
事前に樹木葬を行う意向を伝え、相談した上で進めることをおすすめします。
埋葬後の柔軟性に欠ける
２つ目は、埋葬後の遺骨の取り出しや改葬が行えないなど、柔軟性に欠けることです。
合祀型や集団型は、他の人とお骨が混ざったりスペースを共有するため、埋葬後に遺骨を取り出すことができません。多くは一代限りを想定しているため改葬対応もできません。
また、墓石ではなく自然のものを墓標とするため、樹木や草花が枯れてしまうこともあります。
管理者によって植え替えが行われるのが一般的ですが、契約時に確認しておくと良いでしょう。
記事全体のまとめ
本記事では、樹木葬を検討する際は生前予約をおすすめすること、その理由と方法について解説しました。
樹木葬は終活の一環となり本人や家族の不安を軽減し、自分の気に入ったお墓を選ぶことができます。
近年、樹木葬は人気上昇で予約倍率が上がってきており、本人の希望通りのお墓の確保が簡単ではなくなってきています。
そのため、生前予約を検討し自分の入るお墓を事前に決めておくことができれば安心です。
後悔しない決断をするためにも、葬儀社へ相談し進めていくとスムーズに検討が進むでしょう。
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（成城学園前駅 徒歩4分）
営業時間
10:00~17:00 土日祝も営業
（事前予約いただければ上記時間外も対応いたします。）
※来店予約は必須ではありません。お気軽にお立ち寄りください。
お電話・ご希望の場所（施設・ご自宅など）への訪問でのご相談もお受けしております。
