大切なハムスターとの突然の別れ。
「どう送り出せばいいの?」「火葬って必要なの?」と悩んでいませんか。
この記事では、ハムスターの火葬方法、費用相場、手続きの流れ、業者選び、火葬後の供養方法まで詳しく解説します。
さらに、子どもがいる家庭向けの注意点や、急な火葬依頼への対応方法などもわかりやすく紹介します。
この記事を読めば、ハムスターへの最後のお別れを、後悔なく丁寧に迎えることができます。
感謝のお葬式ではハムスターなどのペット葬儀も対応可能ですので、相談や火葬対応のご連絡お待ちしております。


〒157-0066
東京都世田谷区成城2-15-6 イル・レガーロ成城1F
(成城学園前駅 徒歩4分)
営業時間
10:00~17:00 土日祝も営業
(事前予約いただければ上記時間外も対応いたします。)
※来店予約は必須ではありません。お気軽にお立ち寄りください。
お電話・ご希望の場所(施設・ご自宅など)への訪問でのご相談もお受けしております。
ハムスターの火葬とはどんなものか
一般的なペット火葬との違いや加増ができるサイズや条件などをご紹介。
一般的なペット火葬との違い
ハムスターの火葬は、犬や猫のような大型のペットの火葬とはいくつかの点で異なります。
ハムスターは体が非常に小さいため、火葬の際に骨がきれいに残りにくいという特性があります。
このため、ハムスターのような小動物の火葬には、適切な火力と風力を制御できる「小動物用の火葬炉」または温度調整が可能な炉を備えた専門業者の選択が非常に重要です。
このような専門的な設備と技術を持つ業者であれば、火葬後も小さなお顔や手足の骨を残すことが可能だとされています。
火葬できるサイズや条件について
ハムスターは体の大きさに関わらず火葬が可能ですが、自宅でハムスターを火葬することは、法律により禁止されています。
多くのペット霊園がハムスターの葬儀を受け入れており、火葬サービスを提供しています。
そのため、重要なのはハムスターの小さな体に対応できる設備と経験を持つ業者を選ぶことです。
ハムスターの火葬にかかる費用相場
自宅でハムスターの火葬ができるのか、ハムスターの火葬の費用相場をご紹介。
自宅で火葬はできるのか
ハムスターの自宅での火葬は法律で禁止されています。
そのため、自宅での供養を希望する場合、火葬以外の方法としてプランター葬や自宅の庭への埋葬があります。
これらの方法は費用を抑えられるのが特徴です。
プランター葬の場合、プランターや土、肥料などの資材を自分で購入するため、費用は比較的安価に済みます。
ハムスターの火葬費用相場
ハムスターの火葬費用は、依頼する業者や選択するプランによって異なります。
- 合同火葬
- 個別一任火葬
- 個別立ち会い火葬
一般的な費用相場は以下の通りです。
合同火葬
他のペットと一緒に火葬する方法で、遺骨は返却されません。
費用相場は3,000円から10,000円程度が目安で、費用を抑えたい方におすすめの選択肢です。
個別一任火葬
個別に火葬が行われますが、遺族の立ち会いはなく、業者スタッフが骨上げを行います。
遺骨は返却され、費用は6,000円から20,000円程度が相場です。
個別立ち会い火葬
人間の葬儀と同様に、飼い主が立ち会い、火葬から骨上げまで執り行う方法です。
この方法は最も手厚い供養ができるため、費用は高めで8,000円から30,000円程度が相場とされています。
自治体に依頼する場合、費用はさらに安くなることがあり、地域によっては1,000円以下の場合もありますが、基本的には合同火葬で遺骨は返却されません。
オプションサービスの種類と料金
ペット火葬を対応している葬儀社では、基本的な火葬プランに加えて様々なオプションサービスが提供されています。
例えば、棺や祭壇を飾るための花や備品、メッセージカード、好きだったおやつやおもちゃを供えることなどがあります。
火葬後は、遺骨を納める骨壺のサイズを選ぶことができます(ハムスターには2寸の骨壺が適しています)。
また、手元供養のためのミニ仏壇やミニ骨壺、遺骨を納めるネックレスなどのメモリアルグッズも用意されている場合があります。
永代供養や定期的な法要を受けられる霊園もあります。これらのオプションサービスは追加料金が発生するため、事前に確認することが推奨されます。
ハムスターの火葬手続きと当日の流れ
火葬のスケジュール、火葬当日の持ち物や注意点についてご紹介。
事前予約から当日までのスケジュール
ハムスターが亡くなった場合、まず行うべきは死亡確認です。
特に寒い時期は、室温が5℃以下になると「疑似冬眠」に入ることがあるため、死んでしまったと判断する前に、体が温まると目を覚ますか確認することが重要です。
判断が難しい場合は、動物病院で診てもらいましょう。
死亡が確認されたら、速やかに遺体の安置を行います。
遺体を清潔にし、手足を自然な姿勢に整え、ティッシュやタオルを敷いた小箱に安置します。
腐敗を防ぐため、保冷剤やドライアイスで体を冷やし、涼しい場所に置きます。
この安置期間は季節にもよりますが、夏場で1~3日、冬場で3~5日が目安とされており、なるべく早く火葬を手配することが望ましいです。
安置が完了したら、火葬業者に連絡して予約をします。
特に個別立ち会い火葬を希望する場合は、家族で火葬に立ち会う日時を決めておくとスムーズです。
多くのペット霊園や訪問火葬サービスは24時間受付を行っているため、急な場合でも対応してもらえる可能性があります。
火葬当日の持ち物と注意点
火葬当日は、受付後に棺への納棺が行われます。
多くのペット霊園では、棺や花をその場で購入できます。
ハムスターが好きだったおやつやフード、おもちゃなどを棺に一緒に入れることもできます。
火葬前に、家族でメッセージカードを棺に入れるなど、最後のお別れの時間を過ごすことができます。
火葬にかかる時間は、設備にもよりますが、ハムスターのような小動物であれば約30分前後で火葬が完了します。
火葬中は待合室で待機することも、一時外出することも可能です。
火葬後は、家族で骨壺にお骨を収める「お骨上げ」を行います。
注意点としては、遺体に結露が付着すると腐敗の原因となるため、保冷剤はガーゼなどで包んで使用し、定期的に交換することが挙げられます。
また、火葬後の遺骨をきれいな状態で残すためには、ハムスターの火葬実績が豊富で、適切な火葬炉を持つ業者を選ぶことが重要です。
ハムスターの火葬を依頼する業者の選び方
良い業者を選ぶためのチェックリストやトラブルを防ぐための注意点についてご紹介。
良い業者を選ぶためのチェックリスト
ハムスターの火葬を依頼する際には、信頼できる業者を選ぶことが非常に重要です。
- 小動物の火葬実績
- スタッフの質
- 透明性のある料金体系
小動物の火葬実績
ハムスターのような小さな動物の火葬経験が豊富であるかを確認しましょう。
小動物は骨が残りにくいため、適切な火力や温度調整ができる「小動物用の火葬炉」や「温度調整可能な炉」を備えている業者が望ましいです。
スタッフの質
悲しみに寄り添い、丁寧な対応をしてくれるスタッフがいるかどうかも重要です。
動物葬祭ディレクターのような専門資格を持つスタッフが在籍していれば、ペットロスへの理解も深く、安心して任せられるでしょう。
透明性のある料金体系
料金プランが明確で、オプション料金などを含めて事前に分かりやすく説明してくれる業者を選びましょう。
複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをお勧めします。
トラブルを防ぐための注意点
ペット火葬においては、稀にトラブルが発生することもありますのでご注意ください。
- 自宅での焼却の禁止
- 不適切な火葬炉
- 土葬の際の注意
- 訪問火葬車の利用
自宅での焼却の禁止
繰り返しになりますが、自宅でのハムスターの火葬は法律で禁止されており、罰則の対象となりますので、絶対に個人で行わないでください。
不適切な火葬炉
ハムスターの火葬経験が少ない業者や、大型動物用の火葬炉しかない業者に依頼すると、骨が飛ばされたり、きれいに残らなかったりする可能性があります。
事前に「小動物の火葬実績」や「小型炉の有無」を確認することが不可欠です。
土葬の際の注意
自宅の庭への土葬やプランター葬は可能ですが、遺体の腐敗による異臭や、カラスなどの野生動物に掘り返されるリスクがあることに注意が必要です。
また、公共の場所への埋葬は不法投棄にあたり、法律違反となります。
訪問火葬車の利用
訪問火葬車を利用する場合、煙やニオイ、停車場所などで近隣住民とのトラブルになる可能性がないか、事前に業者に確認しておきましょう。
ハムスターの火葬後の供養方法と自宅でできること
ハムスターの火葬後の供養方法や自宅でできることをご紹介。
自宅供養のやり方とグッズ例
火葬後、ハムスターの遺骨を手元に置いて供養する「手元供養」は、多くの飼い主さんに選ばれています。
自宅の一角に小さな仏壇や祭壇を設け、骨壺を安置し、お線香やお供え物をすることができます。
ハムスターは体が小さいため、小さな骨壺に収めることができ、自宅の仏壇や写真立ての横に置くことも可能です。
また、遺骨の一部を加工して、常に身につけていられるメモリアルグッズにする方法もあります。
例えば、遺骨カプセルや遺骨アクセサリー、遺骨をパウダー状に加工(粉骨)して少量を持つことができるネックレスなどがあります。
納骨・埋葬・散骨の選択肢
火葬後の遺骨の供養方法には、自宅供養の他にもいくつかの選択肢があります。
- 納骨
- 埋葬
- 散骨
納骨
ペット霊園や寺院の納骨堂に遺骨を納める方法です。
個別に管理される棚や、他のペットと一緒に供養される合同棚などがあります。
定期的な法要を通じて、継続的に供養してもらえる点が大きなメリットです。
自宅での保管が難しい場合や、しっかり管理してほしいと考える飼い主さんに適しています。
埋葬
火葬後の遺骨を自宅の庭などの私有地に埋める方法です。
遺骨であれば、遺体を直接埋める土葬で懸念される異臭や害獣トラブルの心配が少ないとされています。
お墓を別途用意したり、霊園に預けたりしないため、費用を抑えることができます。
散骨
粉骨した遺骨を海や山などの自然に撒いて供養する方法です。
遺骨を自然に還したいと考える飼い主さんに選ばれています。
ただし、散骨が禁止されている場所もあるため、事前に土地の所有者や自治体に許可を得ることが重要です。
また、人骨と間違われないよう、必ず粉骨した状態で行う必要があります。
家族でできる思い出の残し方
大切なハムスターとの思い出を大切にするために、様々な方法があります。
火葬前に、好きだったおやつやおもちゃを棺に入れることや、メッセージカードを添えることは、家族全員でのお別れの時間を深めます。
火葬後の「お骨上げ」を家族で行うことは、特に小さなお子さんにとって、命の尊さを学ぶ貴重な経験となります。
また、亡くなったハムスターの毛を使った手作りのぬいぐるみや、写真を入れるフォトフレームなどのメモリアルグッズは、形として残る大切な思い出となります。
定期的に遺骨にお線香をあげたり、好きだったものを供えたりする自宅供養は、日常の中でハムスターの存在を近くに感じられる方法です。
ハムスターの火葬に関するよくある質問
ハムスターの火葬に関するよくある質問をご紹介。
火葬せずに土に埋めてもいい?
はい、火葬せずに土に埋める「土葬」は可能ですが、いくつか注意点があります。
- 私有地のみ
- 深さ
- 腐敗と臭い
- 土壌
私有地のみ
必ず自宅の庭など、ご自身の私有地に埋葬してください。公園や他人の土地など公共の場所や私有地以外に埋めることは「不法投棄」にあたり、法律違反となります。
深さ
他の動物に掘り起こされないよう、最低でも1メートル以上の深さに埋めることが推奨されます。
プランター葬の場合は、できるだけ深めのプランターを使用し、遺体の上に腐葉土と肥料を多めに被せましょう。
腐敗と臭い
遺体が土に還るまでには非常に長い時間がかかります。
その間、腐敗臭や害虫(コバエなど)の発生、カラスなどの野鳥に掘り返される可能性があり、近隣トラブルの原因になることもあります。
土壌
プランター葬の場合は、園芸用土と腐葉土を1:1で混ぜたものを使用し、水はけを考慮してください。
これらのデメリットやリスクを考慮し、土葬が難しいと感じる場合は、火葬後の遺骨を庭に埋める「埋骨」や、火葬サービスを利用した供養を検討することをお勧めします。
火葬中に立ち会うことはできる?
はい、多くのペット葬儀業者で、火葬中に飼い主が立ち会うことができるプランが用意されています。
これは「個別立ち会い火葬」と呼ばれ、火葬炉にハムスターを見送ることから、火入れ、そして火葬後のお骨上げまで、家族全員で立ち会うことが可能です。
人間のお葬式に近い形で、大切なハムスターと最期まで一緒にいたいと考える飼い主さんに選ばれています。
急な火葬希望でも対応してもらえる?
はい、多くのペット火葬業者、特に訪問火葬サービスを提供している業者では、急な火葬希望にも対応しています。
24時間365日電話受付を行っている業者も多く、最短で即日、または翌日には火葬を執り行うことが可能です。
ハムスターの遺体は時間の経過とともに腐敗が進むため、特に夏場など暖かい時期には、迅速な対応が可能な業者を選ぶことが望ましいです。
お腹のあたりが黒ずんだり、腐敗臭が出始めたりした場合は、なるべく早く火葬を手配することが推奨されます。
記事全体のまとめ
ハムスターとの最期のお別れは、家族にとって悲しい経験ですが、適切な方法で供養することで、心の整理をつけ、感謝の気持ちを伝える大切な機会となります。
感謝のお葬式ではハムスターなどのペット葬儀も対応可能ですので、相談や火葬対応のご連絡お待ちしております。


〒157-0066
東京都世田谷区成城2-15-6 イル・レガーロ成城1F
(成城学園前駅 徒歩4分)
営業時間
10:00~17:00 土日祝も営業
(事前予約いただければ上記時間外も対応いたします。)
※来店予約は必須ではありません。お気軽にお立ち寄りください。
お電話・ご希望の場所(施設・ご自宅など)への訪問でのご相談もお受けしております。