突然の訃報を受け、限られた時間の中で「できるだけ費用を抑えて、きちんとお見送りをしたい」と考える方は少なくありません。
東京都北区にお住まいの方は、選択肢が多い一方で、どこに依頼すればよいのか、何を基準に選べばいいのか迷うことが多いものです。
「火葬式を行う場合の費用相場はいくら?」「どんな流れで準備すればいいの?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。
この記事では、北区で火葬式を検討している方のために、葬儀の流れ・費用相場・依頼先の選び方をわかりやすく整理しました。
また、区民葬儀制度や公営斎場の活用方法など、費用を抑えながらお見送りを行うための具体的な方法も紹介します。


〒157-0066
東京都世田谷区成城2-15-6 イル・レガーロ成城1F
(成城学園前駅 徒歩4分)
営業時間
10:00~17:00 土日祝も営業
(事前予約いただければ上記時間外も対応いたします。)
※来店予約は必須ではありません。お気軽にお立ち寄りください。
お電話・ご希望の場所(施設・ご自宅など)への訪問でのご相談もお受けしております。
北区の葬儀で火葬式を選ぶ理由や費用を抑えるコツ
北区の葬儀で火葬式(直葬)が費用を抑えれる理由としては、お通夜や告別式が省略されており費用を削減することが可能だからです。
また、火葬式のプラン以外でも費用を抑えるコツとして、公営斎場を利用することやオプション削減・返礼品・飲食費の見直しを行いましょう。
- 通夜・告別式を省略することでの費用削減効果
- 公営斎場の利用メリット
- オプション削減・返礼品・飲食費の見直し
通夜・告別式を省略することでの費用が抑えることができる
近年火葬式(直葬)を選ぶ理由としては、通夜や告別式といった主要な儀式を省略することで他の形式と比べて費用を抑えることができるからです。
これらの儀式を行わないことで、式場の使用料や祭壇の設置費用、読経などの宗教的な儀式にかかる費用が不要になります。
また、参列者が少ないため、会食(精進落としなど)の費用や、返礼品の準備にかかる費用も大幅に削減することが可能です。
その結果、一般的な葬儀費用(100万円以上)と比較して、5分の1程度にまで費用を抑えられるケースもあります。
公営斎場の利用メリット
火葬料金は葬儀費用の中で無視できない要素ですが、公営斎場(公営火葬場)を利用することで、この費用を大幅に節約できます。
ただし、北区には火葬場がありませんので荒川区・新宿区などの周辺の火葬場が利用されることが多いです。
公営の火葬料金は民営と比べて数万円から数十万円の差が出ることがあり、住民であれば無料または非常に安価に利用できることが多いです。
東京都北区周辺で火葬式を執り行う場合も、公営の施設を選択肢に入れることが、費用削減の有力な手段となります。
オプション削減・返礼品・飲食費の見直し
火葬式であっても、費用を抑えるためにはオプション内容を吟味することが重要です。
オプションの見直し
棺や骨壺の種類を簡素なものにする、お花の量を必要最低限に抑えるなど、装飾やグレードに関するオプション費用を見直すことで、出費を抑制できます.
安置費用に注意
法令により火葬まで24時間の安置が必要ですが、火葬場の予約状況によっては安置が長引くことがあります。
プランに含まれる安置日数を超えると追加費用が発生するため、安置料が無制限のプランを選ぶか、ドライアイス費用を含めた長期安置の費用を確認しましょう。
飲食費・返礼品の削減
火葬式では会食の席を設けないことが一般的です。
また、香典を辞退するケースも多く、これにより参列者への接待や返礼品にかかる費用を最小限に抑えられます。
ただし、後日弔問客への対応が必要になった場合に備え、香典返しを準備しておく必要はあります。
北区で葬儀を火葬式にする際の料金相場と内訳
火葬式(直葬)はプランやオプションによって費用が異なりますので具体的な金額は葬儀スタッフにお伺いしましょう。
今回はおおよそどのぐらいになるのか、平均的な料金相場や内訳、基本的に含まれていることが多い内容などをご紹介していきます。
- 火葬式の相場データ
- 含まれる費用と含まれない費用
- 火葬場の料金の具体例
火葬式の相場データ
火葬式は、一般葬と比べて大幅に費用を抑えることができる葬儀形式です。
一般的に、火葬式にかかる費用相場は10万円から40万円程度とされています。
この相場は、参列者が少数で、祭壇や棺が一般的なものを使用した場合の目安のため、プラン内容やオプションの有無によって総額は変動します。
含まれる費用と含まれない費用
火葬式の葬儀プランに含まれる基本的な費用項目には、故人様を搬送するための寝台車代、ご遺体の保全に必要なドライアイス代、ご遺体を安置する施設の利用料、棺や骨壺の費用、役所への手続き代行費、そして葬儀社の運営スタッフの人件費などが挙げられます。
一方、プラン料金に通常含まれない費用として特に注意が必要なのが、火葬場の使用料金(火葬料金)です。
火葬料金は火葬場に直接支払うことになります。また、お坊さんを呼んで読経を依頼する場合は、別途お布施(宗教者への謝礼)の用意が必要です。
この他、安置の日数がプランの規定を超過した場合の追加の安置料やドライアイス代、お別れ用の生花、遺影写真の作成費なども追加で発生する可能性があります。
実際に依頼する際はプラン内容を各葬儀社に確認をしておきましょう。
火葬場の料金の具体例
火葬費用を抑えるためには、自治体が運営する公営の火葬場を選ぶことが重要ですが、北区には火葬場がありませんので周辺の火葬場を利用する必要があります。
公営火葬場は、故人様または喪主がその自治体の住民であれば、民営の施設よりも格安で利用できます。
火葬料金の目安としては、公営であれば数千円から5万円程度ですが、民営の場合は5万円から15万円程度と開きがあります。
特に東京都は民営の火葬場が多く、費用が比較的高く設定されている傾向があります。
北区で葬儀の火葬式を依頼する際の火葬場や見積もりについて
北区で火葬場を選ぶ際のポイントや見積もりと契約時に確認すべき内容についてご紹介。
- 北区で火葬場を選ぶ際のポイント
- 見積もりと契約時に確認すべき事項
北区で火葬場を選ぶ際のポイント
火葬式は主に火葬場で執り行われますが、選定時には以下の点に注意が必要です。
北区に火葬場はない
北区自体には火葬場はありませんので、必ず病院や交通のアクセスなどを考慮して最適な周辺地区の火葬場を選ぶ必要があります。
公営か民営か
費用を抑えたい場合は、公営斎場である北区セレモニーホールの利用を検討したり、近隣の公営火葬場を選んだりすることが得策です。
火葬を行う地区と今住んでいる地区が同じであれば利用できる可能性が高く、もし予約が取れれば費用が割安になることが多いです。
安置場所の検討
近隣に知られたくない場合は、ご自宅ではなく葬儀社の安置施設を利用することを検討しましょう。
安置施設を選ぶ際には、面会が可能かどうか、また面会可能な場合は時間制限や追加費用が発生するかを事前に確認してください。
参列人数の制限
火葬式は火葬場内の狭いスペースで行われることが多く、多くの人数を呼ぶことは困難です。
参列者は多くても5〜6名程度に制限する必要があるため、誰に参列してもらうかを慎重に検討する必要があります。
見積もりと契約時に確認すべき事項
後悔のない火葬式を実現するため、見積もりや契約時には以下の点を必ず確認してください。
複数社からの見積もり比較
適切な価格で葬儀を行うために、一社だけでなく複数の葬儀社から見積書を取得し、比較検討することが推奨されます。
総額費用の確認
葬儀社が提示する基本料金に、火葬料金が含まれているかどうかを必ず確認しましょう。火葬料金は高額になることがあるため、これを含めた総額で費用を把握することが重要です。
追加費用の発生条件
ドライアイス代や安置施設の利用料が何日分含まれているか、制限を超えた場合に1日あたりいくら追加費用が発生するかを確認し、日延べによる予期せぬ出費を避けましょう。
プラン内容の詳細
納棺の儀、お別れ用の花束、役所手続き代行など、どこまでがプランに含まれていて、何がオプションとして追加費用になるのか、詳細まで確認することが大切です。
北区で葬儀を火葬式に選ぶ際のよくある質問
北区で葬儀を火葬式にする場合のよくある質問をいくつかご紹介していきます。
火葬式でもお坊さんを呼べる?
火葬式は基本的に宗教儀式を伴わない形式ですが、ご遺族の希望に応じてお坊さん(宗教者)を呼ぶことは可能です。
火葬炉の前で短時間の読経をあげてもらう形式が一般的です。
ただし、宗教者に対応してもらう場合は、別途お布施が必要となります。
また、最も重要な点として、もし先祖代々お付き合いのある菩提寺がある場合は、必ず事前に寺院に相談し、了解を得る必要があります。
儀式を省略する火葬式に対して、菩提寺が難色を示し、納骨を拒否する可能性があるためです。
火葬場がすぐ予約できない場合どうする?
火葬場は時期や地域によって混み合っており、すぐに予約が取れないことがあります。
しかし、ご逝去から火葬までには法律で定められた24時間の安置期間が必要であり、すぐに火葬できないのはどの葬儀形式でも同じです。
火葬場が予約できない場合は、葬儀の日程が延びるため、故人様をご自宅か葬儀社の安置施設で安全に安置し続けることが必要です。
この際、安置場所の確保とドライアイスによる保全処置が重要になります。
安置施設を利用する場合は、プランに含まれる日数を超過しないよう、追加費用を確認しつつ対応しましょう。
火葬式の費用を事前に見積もるには?
火葬式の費用を事前に正確に把握するためには、複数の葬儀社から見積書を取得し比較することが最も確実な方法です。
慌ててしまい1社のみで葬儀を行ってしまうと相場より高くなることもありますので、事前にお見積りを複数社依頼することもおすすめです。
記事全体のまとめ
火葬式は、通夜や告別式を省略し、火葬のみを執り行う簡素な葬儀形式であり、直葬とも呼ばれます。
これは、費用を最小限に抑えたい、ご遺族や参列者の身体的・精神的な負担を軽減したいといった現代のニーズに合致しており、東京都北区を含む首都圏で選択する方が増えています。
費用相場は一般葬より大幅に低く抑えられますが、プラン料金以外に火葬料金やお布施が別途かかる点には注意が必要です。
火葬式は短時間で済む分、故人とのお別れの時間が非常に限られてしまうため、後悔が残る可能性があるというデメリットがあります。
また、菩提寺がある場合は、事前に相談せずに執り行うと納骨を拒否される恐れがあるため、親族や宗教者への十分な説明と理解を得ることが不可欠です。
火葬式を選択する際は、費用や時間のメリットだけでなく、後悔のないよう、ご家族間で話し合い、故人様にふさわしいお見送りの形を慎重に選ぶことが大切です。


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(事前予約いただければ上記時間外も対応いたします。)
※来店予約は必須ではありません。お気軽にお立ち寄りください。
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