・お花代は供花の代金として包むお金
・基本的に金額は故人との関係性によって変わるが、大体親族の場合は10,000円以上、友人や会社関係者は5,000円以上。
・香典とはまとめず、それぞれ分けて包む必要がある
お花代とはどのようなお金なのか、いくら包めばいいか迷っていませんか?
葬儀に関連するお金は相場を理解せず包んだりマナーを理解せずに準備してしまうと、遺族に不信感をもたれてしまう可能性があります。
そのため、お花代を準備する際はどのようなルールがあるのかを把握しておきましょう。
本記事ではお花代とはどのようなお金なのか、包む際の一般的な相場や包む側・受け取る側のマナーについて解説しますので、下記のような悩み・不安を抱えている方におすすめです。
・お花代を準備する必要があるけど、いくらが適切なのか知りたい
・準備をする際の注意点や受け取る側のマナーについても把握しておきたい
本記事を読めば、お花代に関する悩みを解決することができます。
また、記事以外にも対面やお電話で終活・葬儀の準備に関する悩みを解決することができますので、お待ちしております。
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東京都世田谷区成城2-15-6 イル・レガーロ成城1F
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葬儀のお花代とは
お花代とは、供花の代金として包むお金のことです。
お金を渡す、という意味では香典と似ていますが、お花代はあくまでも供花に対するお金になります。
また、香典については下記記事で詳しく解説していますので是非ご覧ください。
葬儀のお花代の相場
「葬儀でお花代を包むとき何円ぐらい包めばいいのか」と気になる方がいるかと思います。
今回は、故人との関係性別で包む金額の目安をご紹介します。
遠い親戚・職場の同僚や上司
遠い親戚や職場の同僚・上司の場合、基本的に5,000円~10,000円を目安にお花代を包みます。
友人
友人の場合も、基本的に遠い親戚や職場の同僚・上司と同じ5,000円~10,000円を目安にお花代を包みます。
特に親しい友人の場合は10,000円~20,000円を包む方もいます。
親族
親族の場合は、基本的に10,000円~20,000円を目安にお花代を包みます。
また、20,000円以上包む方もいます。
葬儀のお花代にお返しは必要なのか
葬儀のお花代は、基本的に香典と同じでお返しが必要になります。
返礼品の相場ですが、お花代の半額が多く30,000円の場合は約15,000円前後の品物を贈ることが多いです。
種類ですが、あとに残らない消え物とされている物が推奨されます。
今回はよく返礼品として贈られる種類を3つご紹介します。
食べ物・飲み物
お茶やコーヒーなどの飲み物や、海苔や調味料などの食べ物に関連する品物が選ばれることが多いです。
受け取り側の方の好みに合わせて選定しましょう。
日用品
日用品の場合でも、あとに残らないものとして消耗品のタオルや洗剤などが選ばれることがあります。
カタログギフト
最近では食べ物や飲み物、日用品ではなくカタログギフトを贈る方もいます。
カタログギフトの場合は、受け取り側の好みに合わせる必要がなく、金額も合わせやすいなどのメリットがあります。
葬儀のお花代を包む袋とは?
お花代ですが、ただ現金を渡すのではなくお花代として封筒を用意して、その中にお金を入れる必要があります。
お花代を包む際のマナーとして袋の種類や表書きについてご紹介します。
お花代を包む封筒の種類
お花代を包む際、封筒であればどのような物でも良いわけではなく、基本的に不祝儀袋か柄がない白無地の封筒を使用します。
不祝儀袋の場合は金額によって水引の形などを変える必要があります。
祝儀袋や柄がない白無地の封筒はコンビニエンスストア、100円ショップなどにありますのでぜひ探してみてはいかがでしょうか。
表書きについて
表書きについては宗派によって異なりますが、「御花代」と記載することが多いです。
名前については表書きより小さく書き、お花代の金額については漢数字で記載しましょう。
表書きや名前などの記載する際、必ずシャープペンやボールペンなどは使用せず、薄墨を利用して記入することが重要です。
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葬儀のお花代を香典とまとめていいのか
葬儀に出席する際にお花代を用意することができなかった場合、香典とお花代をまとめて一緒に包もうと思う人もいるかと思います。
実は、お花代以外に香典を包んでいるから一緒にまとめて1つにする、ということはタブーとされており必ず別々で渡す必要があります。
お花代は供花の代金として包むお金、香典は遺族に対して包むお金です。
また、お花代ではなく供花を渡す場合は、実際に好きなお花を贈って良いわけではなく、葬儀に適した種類があります。
今回は葬儀の場に適したお花の種類を2つご紹介します。
菊
供花を贈る際にはまず菊が候補に挙がってくることが多いです。
皇室の紋章や国花も使用されており、葬儀の場の雰囲気を崩さない日本の伝統的な供花です。
様々な色がありますが、基本的に葬儀では白色が選ばれます。
カーネーション
カーネーションも、よく菊と並んで供花として贈られることが多い花です。
カーネーションにも様々な色がありますが、葬儀の場では基本的に赤色などはNGのため、白色のカーネーションが選ばれます。
菊・カーネーションなどは一般的に供花として選ばれることが多いですが、贈る際に必ず遺族に確認する必要があります。
遺族の方が供花を辞退されていたり、遺族の方のご希望で菊・カーネーションなどの花を贈った方が良いこともあります。
必ず、お花代の代わりとして供花を贈る際は一度確認してみましょう。
また、供花の種類だけでなく注意点やお花の相場などについては下記記事でご紹介しています。
葬儀のお花代は家族葬の時に必要なのか
家族葬のお花代についてですが、基本的に葬儀の規模変わらずお花代を辞退されていなければ用意しても問題ありません。
辞退されているにも関わらず用意してしまうとかえって遺族の負担になってしまう可能性があります。
葬儀のお花代を渡すときの注意点
葬儀でお花代を包む際にはいくつかマナーがあるので、今回は2つご紹介します。
必ず奇数の金額・枚数を包む
香典だけでなくお花代でも、必ず割り切れない奇数の金額・枚数を包む必要があります。
偶数は割り切れる数として、葬儀の場では縁起が悪いため適していません。
必ず5,000円・10,000円・30,000円など割り切れない奇数の金額を包みましょう。
新札を使用しない
葬儀に使用するために新札を用意する必要があるのでは…と思う方もいるかもしれませんが、実は新札はマナー違反とされているで必ず折り目があるお札を使用しましょう。
遺族に必ず確認する
供花だけでなくお花代も辞退されていることがあります。
そのため、必ずお花代を包む際は辞退していないか確認しましょう。
まとめ
今回は葬儀のお花代とはそもそも何か、またお花代の金額や香典との違いやマナーなども解説しました。
・お花代の目安として、遠い親戚・職場の同僚や上司・友人は5,000円~10,000円、親しい友人や親族は10,000円~20,000円を包む。
・お花代を貰ったら基本的には返礼品を贈る必要があり、飲み物・食べ物・日用品・カタログギフトなどが選ばれる
・お花代の代わりに供花を贈ることもできますが、葬儀の場に適したお花を包む必要がある。
・基本的に供花では菊・カーネーションなどが選ばれることが多く、色は白色が一般的。
・家族葬の場合でも、辞退されていなければお花代を用意しても問題ない
・お花代を渡す際の注意事項として、必ず奇数の金額・枚数を包むだけでなく遺族の方が辞退していないか確認する。
ぜひお花代を準備する際はマナーを守り、適切な金額を包むようにしましょう。
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