四十九日は、故人が亡くなってから数えて49日目に行う法要で、特に重要な法要ですので、マナーには気を付けることが大切です。

はじめて四十九日法要に参列する方は、様々なマナーを理解しておくと、準備をする際に困ることがありません。

特に服装などのマナーは把握しておかないと、ご遺族に不信感をもたれてしまう可能性がありますので注意が必要です。

本記事では、下記のような四十九日法要の服装マナーについて困っている方必見。

今回は、四十九日の服装は何を着ればいいのか、社会人・学生の服装のマナーについて解説していきます。

四十九日の服装について

四十九日法要の服装についてですが、喪主・参列者・学生でそれぞれ異なりますのでご紹介します

喪主

喪主やご遺族の方については、四十九日では喪服を着用して、モーニングスーツやブラックフォーマルなどの正喪服を着用することが多いです。

「家族だけで行う場合も同じ服装が適切なの？」と疑問に感じる方も多いと思いますが、基本的に四十九日については同じ服装で問題ありません。

参列者

参列者については、正喪服ではなく準喪服を着用すれば問題ありません。

四十九日についてはカジュアルな服装ではなく、必ず喪服を着用して参列しましょう。

親族だけで行う場合についても、喪服を着用することが大切です。

学生

学生についてですが、小学生・中学生・高校生については基本的に学校指定の制服があれば喪服ではなく、学生服で問題ありません。

学校指定の制服がない場合は、四十九日に適している服装で参列すれば問題ありません。

靴や靴下についても、学校指定の種類であれば問題ありませんのでご安心ください。

四十九日の服装以外のマナーについて

特にはじめて四十九日に参列する方は、服装以外のマナーについても理解しておくことが重要です。

今回は、靴下・ネクタイピン・髪型について詳しく解説していきます。

靴下

四十九日に参列する方は、靴下であってもしっかり葬式に適した種類を履かないとマナー違反です。

男性の場合は黒色無地で光沢がない、くるぶしより長いクルーソックスがおすすめです。

女性の場合は靴下ではなくストッキングを着用しますが、種類に関しては男性と同じ黒色無地で光沢がない種類を選定しましょう。

また、ストッキングの場合は厚さにも注意が必要で、一般的には20~30デニールを選びましょう。

地域によって厚さが異なりますので、事前にどの厚さが適切なのか確認してみましょう。

葬式や法事の際に履く靴下については下記記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

ネクタイピン

ネクタイピンはおしゃれだけでなくネクタイがずれないようにする、などの実用性もありますので葬式や法事の際につけてもいいのか気になる方も少なくありません。

ネクタイピンについてですが、基本的に葬式や四十九日などにはつけずに参列しましょう。

つけない理由については、下記記事で解説していますので気になる方はぜひ読んでみてください。

髪型

服装だけでなく髪型についてもマナーを意識して参列しましょう。

特に清潔感を意識して、男性も女性も髪を整えることが重要です。

男性の場合は髪を整える際にワックスを利用すると思いますが、ワックスを使う場合は無香料で光沢やツヤが出ない種類を選定しましょう。

女性の場合は、髪が長い場合はヘアゴムで結んだりヘアピンなどを利用することもあると思いますが、黒色無地で光沢がない種類を選定することがおすすめです。

学生の方は、「学生の場合は社会人と髪型は異なるの？」と疑問に思うかもしれませんが、学生の場合も社会人と同じ髪型であれば問題ありません。

髪型については下記記事で詳しく解説していますので、ご覧ください。

記事全体のまとめ

本記事では、四十九日の服装は何を着るのか、社会人・学生の服装のマナーを解説しました。

特にはじめて参列する方は服装についてどの種類を着ればいいのか迷う方も多いと思いますので、気を付けましょう。

また、宗派によって異なることもありますので、事前に確認してみましょう。