「兄弟や祖父母が亡くなったとき、忌引きは何日取れるんだろう?」
「二親等って、具体的に親戚の誰までが含まれるの?」
身近な親族に不幸があった際、悲しみの中で急いで職場の調整をしなければならないのは大変な労力です。
特に「二親等」という言葉は馴染みが薄く、自分の休みが何日間認められるのか、ルールが分からず不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
でも、安心してください。忌引き休暇には一般的な「相場」があり、伝え方のマナーを押さえておけば、周囲に配慮しながらしっかりと最後のお別れに専念することができます。
【この記事で解決できる悩み】
- 二親等の親族(兄弟・祖父母)が亡くなった際の休暇日数目安
- 職場・学校への失礼のない連絡手順とマナー
- 給料や証明書、土日が重なった場合の計算ルール
この記事では、二親等の親族が亡くなった際の休暇日数から、職場・学校への連絡手順、さらには「給料や証明書」に関する気になる疑問まで、分かりやすく整理しました。
この記事を読み終える頃には、やるべきことが明確になり、落ち着いて葬儀の準備や参列に向かえるようになっているはずです。
二親等の忌引きは何日間?兄弟姉妹・祖父母が亡くなった際の休暇目安
二親等にあたる方が亡くなられた際に取得できるお休みの目安について解説します。
一般企業における忌引き日数の相場:2日〜3日が標準的
民間企業にお勤めの場合、二親等のご家族が亡くなられたときに取得できるお休みは、おおむね3日前後が目安とされています。
ご自身の兄弟や祖父母であれば3日程度となることが多い一方で、配偶者のご家族となると1日だけというように短くなる傾向があります。
ただし、これらはあくまで慣例であり、法律で決められたものではないため、企業ごとに設定が異なります。
公務員の場合はどうなる?条例や規定で定められた休暇日数
国家公務員の場合は人事院が定めた明確なルールが存在します。
たとえば、自分自身の祖父母や兄弟姉妹であれば3日間、お孫さんの場合は1日といった具合に、はっきりと規定されています。
地方公務員もこの国の基準に準じているケースが多く、明確な制度に基づいた休暇の取得が可能です。
土日祝日が重なった場合のカウント方法と連休中の対応
お休みを取る期間中に週末や祝日が挟まった場合、それらの休日も忌引きの期間としてカウントされるのが一般的です。
たとえば、金曜日から3日間のお休みをもらう場合、土日を消化して月曜日には職場に復帰するという形になります。
会社によっては平日だけでカウントしてくれる場合もあるため、事前に社内規定を確認することが大切です。
二親等とは誰までが含まれる?忌引き休暇の対象範囲を家系図で解説
二親等と呼ばれる血縁関係の範囲について具体的に説明します。
兄弟姉妹・祖父母・孫・配偶者の親族(義理の両親以外)の関係性
親族の距離を測る単位において、二親等に当てはまるのは、ご自身の祖父母や孫、そして兄弟姉妹です。また、結婚している場合は、配偶者の祖父母や配偶者の兄弟姉妹もこの範囲に含まれます。
義理の兄弟姉妹や義理の祖父母(配偶者側)は休暇の対象になる?
配偶者側の二親等の場合、血縁関係のあるご自身の親族と比べて、取得できる日数が少なくなることが大半です。具体的には、ご自身の祖父母であれば3日間休めるのに対し、配偶者側の祖父母だと1日のみというような差が設けられていることがよくあります。
一親等(親・子)との休暇日数の違いを比較表でチェック
故人との関係性が近いほど、取得できるお休みは長くなります。
- 一親等(ご自身の父母や子供):おおむね5日〜7日程度の取得が可能です。
- 二親等(祖父母や兄弟など):おおよそ1日〜3日程度となります。
中心となって葬儀を取り仕切る可能性が高い一親等の方が、日数が手厚く設定されています。
二親等の忌引き連絡はどうすべき?職場や学校へ伝える際のマナー
予期せぬ不幸があった際、関係各所へどのように報告すべきかをまとめました。
【例文あり】上司へ電話・メールで連絡する際の必須項目
訃報を受けた際は、まず直属の上長へ早急に連絡を入れましょう。基本は電話が丁寧ですが、早朝深夜はメールでも問題ありません。以下の4点を簡潔に記載します。
- 誰が亡くなったか
- いつからいつまで休むか
- 葬儀の予定(日程・場所)
- 休暇中の緊急連絡先
(例文) 件名:忌引き休暇取得のお願い
〇〇課長、お疲れ様です。〇〇です。 急なご連絡で申し訳ありません。この度、祖母が亡くなりましたため、以下の通りお休みをいただきたく存じます。
・期間:〇月〇日~〇月〇日(〇日間)
・葬儀日程:〇月〇日 〇〇斎場にて
休暇中の緊急のご連絡は(電話番号)までお願いいたします。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
学校(小・中・高・大学)へ忌引き連絡をする際の手順と注意点
小中高校生であれば保護者から学校へ電話を入れるのが基本ルートです。
大学生の場合は、自分で学生課や担当の教授宛てにメールなどで連絡を行います。教育機関によって、欠席扱いにならない特別な手続きが用意されているため、速やかに報告しましょう。
取引先や仕事関係者への不在通知:業務に穴を開けないための配慮
自分が休むことで仕事がストップしないよう、同僚へ作業の引き継ぎをしっかり行っておくことが社会人としての気遣いです。
社外のクライアントとの商談がある場合は、状況を説明した上で担当を代わってもらうか、スケジュールの変更を打診してもらいましょう。
二親等の忌引き休暇を申請する際の注意点!給与の扱いや証明書の有無
実際にお休みを申請するにあたって、知っておくべき実務的なポイントを解説します。給料が発生するのかどうか、後日提出が必要な書類、そして非正規雇用の場合の扱いについて説明します。
忌引き休暇は有給扱い?欠勤扱い?就業規則の確認ポイント
このお休み期間中に給与が支払われるかどうかは、会社のルール次第で大きく分かれます。
通常の出勤日と同じようにお金が出る企業もあれば、休んだ分は無給になる企業、あるいは手持ちの年次有給休暇を消化するように推奨される企業などさまざまです。
まずはご自身の勤め先の規定集を確認してみましょう。
葬儀後に提出を求められる「会葬礼状」や「死亡診断書の写し」とは
職場に復帰した際、本当に葬儀があったことを証明する書類を出すよう求められることがあります。
よく使われるのは、参列した際に配られる「会葬礼状」です。もしそれが手元にない場合は、役所に提出した「死亡診断書のコピー」や、葬儀社が発行する「証明書」などが代わりとして認められるケースが多くあります。
パート・アルバイト・派遣社員でも忌引き休暇は取得できるか
雇用形態によってお休みが取れるかどうかも、各企業の制度に依存します。
近年は非正規雇用者と正社員の格差をなくす動きが進んでいるため、平等に付与される職場も増えつつあります。自身の契約内容を一度チェックしてみるのが安心です。
二親等の忌引き休暇中にやるべきこと:葬儀参列と仕事復帰の準備
お休みをいただいた期間の過ごし方から、職場に戻る際の準備までをまとめました。
遠方での葬儀に参列する場合の移動日(往復時間)の相談方法
葬儀の会場が遠く、移動だけで丸1日かかってしまうような場合、規定の日数だけでは時間が足りないことがあります。
このような特別な事情があるときは、会社に相談することで、移動にかかる日数を追加のお休みとして認めてもらえる場合があります。
復帰時の挨拶マナー:職場へのお礼や手土産は必要?
休みを終えて初出勤する日は、業務をサポートしてくれた上長やチームのメンバーへ感謝の言葉を伝えるのがマナーです。
「無事に見送ることができました、ご迷惑をおかけしました」と一言添えましょう。職場の慣習に合わせて、小分けにできるお菓子などを持参するとより丁寧な印象になります。
休暇を延長したい場合はどうする?有給休暇との組み合わせ方
定められた忌引きの日数だけでは足りない場合、自分が持っている年次有給休暇をつなげて使うのが一般的な解決策です。
無理のないスケジュールで動けるよう、事前に上司へ事情を説明し、有休の利用許可をもらっておきましょう。
二親等の忌引きに関するよくある悩み:参列しない場合や独自の規定
忌引きに関して疑問に思いがちな、イレギュラーな状況への対応方法を紹介します。
葬儀には参列せず、自宅で弔いたい場合の休暇取得は可能か
忌引きは、必ずしも葬儀の場に足を運ばなければ取得できないというものではありません。亡くなった方を偲び、自宅で静かに過ごすための時間として制度を利用できることもあります。
ただし、会社によっては証明書の提出を必須としているため、参列しない場合にどう対応すべきか、前もって人事担当者に確認をとるのが無難です。
福利厚生が手厚い会社にある「特別休暇」制度の活用術
一部の企業では、独自の「特別休暇」を設けていることがあります。
これにより、通常であれば対象外となる遠い親戚の不幸でも休めたり、お見舞金の支給があったりするなど、従業員に寄り添った手厚いサポートを受けられる場合があります。
記事全体のまとめ
二親等の祖父母や兄弟姉妹の場合は、数日程度のお休みとなることが多いですが、まずはご自身の職場や学校の規定をしっかりと確認することが大切です。
急な不在で周囲に迷惑をかけないよう、早急な連絡と業務の引き継ぎを行い、復帰後には感謝の気持ちを伝えるといった社会人としての気配りを忘れないようにしましょう。




