葬儀の食事代はいくらが適正?相場や不参加の場合の注意点も解説!

葬儀には様々な費用が発生するため、1回の葬儀で数十万〜百万円以上になることも。

その中でも、意外と想定以上に費用が発生するのが食事代です。

法事で食事をしない場合でも食事代の代わりになるものをお坊さんに渡す必要があり、お通夜後に食事を行う時は人数分用意する必要もあります。

お通夜を参列する方は食事の際に何か持って行った方がいいのか、喪主の方はどんな食べ物を用意すればいいのか気になりませんか?

葬儀の食事について疑問・不安に思っている方必見

  • お通夜の後に食事をする場合、持ち物やマナーがあるか知りたい
  • 喪主として食事の費用(予算感)を把握しておきたい
  • 食事を行わない場合、どのような対応をすればいいか気になる

本記事では、葬儀の食事代はいくらが適正なのか、相場や不参加の場合の注意点も解説します。

葬儀における食事代とは何か

葬儀の場では、故人を偲び、参列者への感謝を示すために飲食の機会が設けられます。
ここでは、具体的にどのような場面で費用が発生するのか、儀式ごとの食事の違いや、必ず用意しなければならないものなのかについて概要をまとめます。

葬儀の食事代が発生する場面

葬儀に関連する飲食費は、主に「通夜」と「告別式・火葬」の前後で発生します。

  • 通夜振る舞い:通夜の弔問客をもてなすための食事
  • 精進落とし:火葬中や火葬後、初七日法要の後に行われる会食
  • お斎(おとき):地域や宗派による法要後の食事の総称

このほか、通夜の翌朝に親族がとる朝食代なども含めて、これらを総称して「飲食接待費」として計上されることが一般的です。

通夜振る舞いと精進落としの違い

これら二つの食事は、対象者や提供スタイルに大きな違いがあります。

通夜振る舞い 通夜の参列者に対し、感謝と供養を込めて振る舞われます。参加人数が流動的なため、大皿料理(オードブルや寿司など)を立食形式や取り分け形式で提供するのが一般的です。
精進落とし 火葬や葬儀などの儀式が一通り終わった後に、親族や僧侶、親しい関係者のみで行います。一人ひとり個別の会席料理やお弁当を用意します。

食事代は必ず必要なのか

葬儀における食事は慣習として定着していますが、必ず設けなければならないという決まりはありません。

近年では、家族葬の小規模化に伴い、会食自体を省略するケースも増えています。食事の席を設けない場合、持ち帰り用のお弁当や返礼品を渡したり、僧侶に対しては食事代の代わりとして「御膳料」を包んだりすることで対応するのがマナーです。

葬儀の食事代の相場はいくらか

食事にかかる費用は、提供する料理の質や形式、参列者の人数によって変動します。

食事代の単価相場表

項目一人あたりの相場目安形式・特徴
通夜振る舞い2,000円 〜 3,000円程度大皿料理、サンドイッチ、寿司など
精進落とし3,000円 〜 10,000円程度懐石料理、松花堂弁当など(個別配膳)

精進落としでは、4,000円から5,000円前後の料理を選ぶケースが多く見られます。僧侶も同席する場合は、僧侶分の食事も同様に手配します。

参列者の人数による予算の考え方

食事代の総額は「単価×人数」で決まるため、規模によって大きく異なります。

  • 家族葬(少人数):参加人数が確定しやすいため、予算が立てやすい。
  • 一般葬(大人数):通夜の参列者数は事前予測が難しく、料理を多めに用意する必要があるため、見積もりよりも高額になるケースがあり注意が必要です。

葬儀の食事代は誰が負担するのか

葬儀にかかる費用の中でも飲食費は大きな割合を占めますが、基本的には葬儀を主催する側が負担します。

施主が負担するケース

葬儀費用全般と同様に、食事代も喪主(施主)が負担するのが基本です。参列者へのおもてなしや感謝の印として提供されるものだからです。

また、通夜振る舞いや精進落としにかかった費用は、相続税の控除対象(葬式費用)として認められるため、領収書を保管しておくことが重要です。

香典から食事代をまかなう考え方

施主が一時的に費用を立て替えますが、結果的にいただいた香典を飲食費や返礼品代などの支払いに充てるのが一般的です。

参列者は、自身の食事代や返礼品のコストを考慮して香典の金額を決めることもマナーとされていますが、香典はあくまで弔意であり食事代の対価ではないため、香典の額にかかわらず料理を振る舞うのが通例です。

葬儀の食事代と香典の関係

食事代と香典は密接に関係しており、参列者が包む金額や、主催者が用意する料理のグレードに影響を与えます。

香典に食事代は含まれているのか

マナーの観点からは、参列者は「食事代(お斎料)+供養の気持ち」を合わせた金額を香典として包むべきと考えられています。法要後の食事が予定されている場合、参列者は食事代の実費分を上乗せして香典を用意するのが配慮とされています。

家族葬の場合の食事代と香典

家族葬において、施主が香典を辞退するケースがあります。この場合、香典収入がないため、食事代は全額施主(遺族)の実費負担となります。

葬儀の食事代でトラブルになりやすいポイント

食事の手配は、人数の変動や費用の認識違いによりトラブルの種になりがちです。

人数の増減による追加費用とロス

想定以上の参列者が来た場合、料理が足りなくなり急遽追加注文が必要になります。逆に、参加者が少なく料理が大量に余ってしまった場合でも、発注した分の費用は発生するため、無駄な出費となってしまいます。

キャンセル料の発生

注意点 料理の発注には変更の締め切り時間があります。当日や直前のキャンセルには100%のキャンセル料が発生することがほとんどです。

葬儀の食事代に関するよくある質問

Q&A:気になるマナーと金銭面

  • 食事を出さないのは失礼か?:決して失礼ではありません。代わりにお弁当や返礼品を用意するなどの配慮があれば問題ありません。
  • 参列しなかった場合も食事代はかかるか?:予約制の場合、発注済みであれば費用が発生します。欠席がわかった時点で速やかに連絡しましょう。
  • 参列者が食事代を請求されることはあるか?:通常の葬儀ではありえません。食事はあくまで施主からの「お振る舞い」です。

葬儀の食事代についてのまとめ

本記事のポイントまとめ

  • 費用相場:通夜振る舞いは2,000〜3,000円、精進落としは4,000〜5,000円程度。
  • 負担者:基本は喪主(施主)が負担し、香典をその支払いに充てる。
  • 税務面:飲食接待費は相続税の控除対象になるため、領収書を保管する。
  • 配慮:食事を省略する場合は、事前に案内するか代替品を用意する。

葬儀における食事は、感謝を伝える大切な場です。地域の慣習や家族の意向を踏まえ、無理のない範囲で感謝の気持ちを伝える形を選ぶことが大切です。

監修者

「故人に最大のありがとうを」を理念に、終活のプロ監修のもと、低コストで叶える家族葬や葬儀の情報を発信。生前準備から葬儀後の手続きまで、不安を解消する役立つ記事をお届けします。感謝のお葬式編集部が、心温まるお見送りをサポートします。

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