自宅葬にデメリットはある?選択前に知りたい注意点やメリットを解説

葬儀の形式として自宅葬を選びたいけど、仕事が忙しく準備や手配などが大変ではないのか気になりませんか?

自宅葬とはその名の通り葬儀を自宅で行う形式で、斎場ではなく自宅で行うことによるメリットはあります。

しかし、大変さなどのデメリットも把握せずに何となくで選んでしまうと、後からトラブルが起きたり後悔するかもしれません。

故人が亡くなった後は時間がない中で葬儀の形式も決める必要がありますが、焦らずに事前に内容を理解しておき冷静に判断できるようにすることをおすすめします。

そこで、本記事では自宅葬にデメリットはあるのか、選択前に知りたい注意点やメリットについて解説していきます。

更に、自宅葬に関連する悩みや質問を、感謝のお葬式であればプロに直接相談することができます!

電話や予約不要でご来店いただくと直接相談することができますので、お待ちしております。

感謝の終活 成城サロン
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自宅葬のデメリット3選

自宅葬のデメリットとして、本記事では以下の3点をご紹介。

  • 準備や後片付けの負担が大きい
  • 設備が整っておらずトラブルが起きやすい
  • 家の広さや環境に注意

準備や後片付けの負担が大きい

まず、葬儀前の準備として自宅葬の場合は、ご遺体の安置や祭壇の設置を行いますので、ある程度スペースの確保や準備が必要です。

その後、葬儀中にはお線香の匂いや焼香の煙対策などもする必要があり、換気対策も必要。

更に、葬儀後の掃除や後片付け、葬儀後の料理の準備や手配などもありますので通常の葬儀よりも肉体的な負担も大きいです。

設備が整っておらずトラブルが起きやすい

安置施設では保冷設備などが整っていますが、自宅の場合はないためドライアイスの頻繁な交換や冷房をつけて温度を調節する必要があります。

ご遺体を運んだ後にスペースがなくて置けない。ということがないように事前に安置スペースの確保できるか確認すべきです。

葬儀中にもトラブルとして突然ブレーカーが落ちてしまう、設備自体のトラブルなども起きやすく自宅の場合では葬儀スタッフの対応できる範囲も狭くなってしまいます。

家の広さや環境に注意

一般的な住宅の場合、参列者を収容できず立ち見や外で待機する方が出てくる可能性も考慮して、参列者の範囲を絞る必要があるかもしれません。

また、集合住宅の場合は共用スペースなどの利用制限や規定で、自宅葬自体ができない場合がありますので事前に確認してみましょう。

更に、参列者の出入りや読経の音が近隣住民に迷惑をかけることや、駐車場スペースが不足していることで参列者の車両が交通の妨げになるケースも。

賃貸住宅やマンションの管理規約で自宅葬が問題なかったとしても、必ず近隣住民には挨拶と説明を行いご理解いただくようにしておかないと、後々トラブルになり生活にも影響を及ぼす可能性があります。

自宅葬のメリット3選

自宅葬のメリットについては今回以下の3つご紹介。

  • 葬儀費用を抑えることができる
  • 比較的自由な形式
  • 移動の負担が少ない

葬儀費用を抑えることができる

自宅葬の場合は斎場や葬儀ホールの使用量が不要になり、飲食の提供についても簡易的にしたり参列者を限定的にすることで更に費用を抑えることができます。

実際にどのぐらい費用を抑えることができるかについては、下記記事に詳細を記載してありますのでご覧ください。

比較的自由な形式

比較的形式としての縛りがなく自由にプランニングすることができる点も大きなメリットです。

具体的な内容としては、葬儀で使用するBGMを故人が生前好きだった曲にしたり、通常縁起が良くないという理由で避けられている花を、故人の要望で飾ることもできます。

ただ、参列者の中に故人の仕事関係者の方や役員などの上司が参列する場合は、どの範囲まで適用してもいいのか遺族で話し合いをすることをおすすめします。

移動の負担が少ない

斎場の場所によっては高齢者の方や小さな子どもがいるとなかなか参列しにくい場合があります。

自宅葬であればわざわざ遠くに行く必要もなく、体の不自由な方でも参列することができるだけでなく、時間の融通も効きやすいです。

参列者だけでなく遺族の方も慣れ親しんでいる場所で行える葬儀のため、精神的な負担が軽減される可能性も高いです。

自宅葬の服装について

自宅葬の場合、服装に違いはあるのかご紹介。

遺族

遺族については男性・女性共に正喪服を着用しましょう。

男性の場合は和装は羽織袴で黒紋付、洋装であればモーニング。

女性の場合はブラックフォーマルウェアや和装であれば黒無地で染め抜き五つ紋付の着物です。

学生であれば正喪服を着用する必要はなく、学生服で問題ありません。

靴下についても学生であれば学校指定の種類で問題ありませんが、社会人の場合はマナーがありますのでご注意ください。

どのような種類が適切かについては、下記記事をご覧ください。

参列者

参列者の場合は基本的に準喪服と言われる服装が適切で、男性の場合はブラックフォーマル、女性の場合は黒のアンサンブルを着るようにしましょう。

学生については遺族・参列者問わず同じ服装で問題ありませんので、学生服を着用しましょう。

自宅葬をする際の注意点

自宅葬をする際には以下の注意点があります。

  • 管理規約や近隣住民の了承が得られない場合は避ける
  • 費用を事前に確認しておく
  • 一般葬とマナーは変わらない

管理規約や近隣住民の了承が得らない場合は避ける

自宅葬をしたいと思う場合、まず先に賃貸であれば規約を確認して自宅葬自体が可能なのかを把握しておくことが最優先です。

規約として自宅葬ができなければ行うことができず、もし勝手に自宅葬を行うと大きなトラブルになります。

また、規約上問題ない場合は一軒家であったとしても、近隣住民の了承が得らない場合は避けることをおすすめします。

勝手に自宅葬を行うと、自宅葬後にトラブルが起きてしまい住みにくくなり、結果的に引っ越しをしてしまうことも。

自宅葬にすることで費用は抑えることはできますが、騒音や匂いの問題があるため必ず確認をして置きましょう。

費用を事前に確認しておく

自宅葬は一般葬よりも安くなる傾向にはありますが、自宅葬で参列者を限定的にする場合はその分香典も少なくなりますので、一般葬よりも香典の金額が少なく結果的にそこまで変わらない場合も。

葬儀自体の費用を抑えたとしても、オプションなどを利用すれば費用はその分高くなりますので、まずは葬儀スタッフに費用を比較してもらい、どのぐらい安くなるか把握しておきましょう。

一般葬とマナーは変わらない

一般葬と自宅葬の違いは葬儀を自宅で行うか斎場であるかの違いのみで、場所が異なりますがマナー自体は変わりませんのでご注意ください。

服装や髪型などの身だしなみから葬儀の立ち振る舞いなども変わりませんので、予習をしておきミスがないようにしておきましょう。

記事全体のまとめ

本記事では、本記事では自宅葬にデメリットはあるのか、選択前に知りたい注意点やメリットについて解説していきました。

デメリットとして自宅で葬儀を行う場合は十分なスペースを確保するだけでなく、管理規約の確認やトラブルが起きないように近隣住民に挨拶を説明をする必要があります。

また、ある程度自由にプランニングはできますが、参列者の方が故人の会社関係者の方や役員の方も参列される場合は失礼のないようにするべきです。

一般葬ではなく自宅葬にする場合は遺族と話し合い本当に問題ないのか確認しておきましょう。

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