葬儀の出席はどの範囲まで?基準や参列できない時の対処法も解説

葬儀を行う際に、故人の親族や親しい関係者の方は必ず訃報のご連絡をすると思いますが、どこまでの関係者が適切なのか困りませんか?

逆に出席する方も近しい関係者ではない場合参列していいのか悩ましい所です。

また、やむを得ない事情で参列することができない場合どのような対処法が適切か理解しておけば万が一のことがあっても遺族に不信感を抱かれません。

葬儀の参列について下記のような不安を感じている方必見。

・どの範囲まで訃報を送ればいいのか分からない
・訃報が届いたけど、近しい関係者ではない場合どこまでが参列するか知りたい
・やむを得ない事情で参列することができないけど、その際どのようにご連絡するのがマナーであるのかを知りたい。

本記事では、葬儀はどこまで出席すればいいのか、基準や参列できない時の対処法も解説します。

また、対面や電話でプロに終活・葬儀に関する相談をすることができます!
些細なお悩みでも問題ございませんので、ご来店・お電話お待ちしております。

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葬儀の出席はどこまで参列すればいいか

葬儀 出席 参列

葬儀の出席範囲についてですが、葬儀の種類によっても異なります。

今回は、一般葬と家族葬の2パターンの出席範囲についてご紹介します。

一般葬の場合

一般葬とは、葬儀と聞いて連想する一般的な葬儀のことを指します。

主に親族の方や仕事の関係者、友人や知人、ご近所の方など広範囲の方が葬儀に参列するため、一般的には参列者の人数が多いです。

一般葬の場合は、基本的に訃報が届きましたら参列するために会社の手続き・服装や持ち物の準備などを早急に行いましょう。

葬儀の場合、慶弔休暇や忌引き休暇がある場合は申請をすることで休みを取得することができますが、ない場合は有休などを使用する必要があります。

また、高校生・中学生・小学生などは親が葬儀についてご連絡をすることが多いですが、大学生についてはご自身で連絡・対応をする必要があります。

葬儀の休みや葬儀が起きた時の対応については下記記事で詳しくご紹介しています。

家族葬の場合

家族葬とは、故人の親族や親しい関係者のみで行う小規模の葬儀です。

一般葬に比べてかなり人数が限られていますので、ある程度故人のスタイルに合わせた葬儀をすることができ、飲食や返礼品もほとんど準備しないといったメリットがあります。

しかし、人数が少ない分香典の数も限られているため、必ずしも人数が少ない分費用が減るわけではありません。

家族葬の場合、友人や会社関係者は基本的に参列せず、遺族の方が事前に葬儀に参列する範囲を選定していると思いますので、もしご連絡が来ましたら参列しましょう。

家族葬の特徴や注意点などについては下記記事をご覧ください。



葬儀の出席できない理由

葬儀 出席できない 理由

訃報が届いた際に、事前に出席することができない場合は欠席のご連絡をする必要があります。

基本的に下記のような事情がある場合は欠席することが多いです。

体調不良

体調が悪く発熱がある時や人にうつす可能性がある風邪や症状がある場合は欠席しましょう。

無理に参列するとご自身の症状が悪くなるだけでなく他の方にもうつしてしまう可能性があります。

急用がありどうしても休めない場合

基本的には仕事がある場合も有給や忌引き休暇などを利用して休みを取得しますが、どうしても休めない場合は欠席する必要があります。

必ず欠席することが決まり次第早急に遺族にご連絡しましょう。

怪我

足を骨折したなどの怪我をして参列できない場合も、遺族に欠席のご連絡をしましょう。

葬儀に出席しない時の対処法

葬儀 出席しない 対処法

やむを得ない事情で葬儀に出席できなくても、なんらかの形でご遺族に弔意を伝えたい場合は、以下のような対処法があります。

供物

供物として果物や缶詰、お線香、ろうそくなどを贈ることができます。

供物については、メロン・リンゴなどの丸い果物を贈ることが多く、缶詰の場合も種類としては果物が選択されます。

しかし、内容は地域・宗派によって異なるので必ず事前にご遺族に確認してから贈りましょう。

供花

果物などの食べ物ではなくお花を贈りたい方は供花がおすすめです。

菊・百合・カーネーションなどが贈られることが多いですが、葬儀によっては故人が生前好きだった種類を選ぶこともできます。

しかし、実際にどのような花であれば贈っても問題ないのかは事前に遺族に確認する必要がありますので、必ず手配する前に確認しましょう。

葬儀に出席する際の注意点

葬儀 出席 注意点

葬儀に出席する際は、いくつかマナーがありますのでご紹介します。

必ず香典は忘れないようにする

学生や未成年の場合はあまり準備する必要はありませんが、社会人の場合は必ず香典を準備しましょう。

ただお金を準備するのではなく、香典を入れる香典袋の準備や適切なお札の入れ方、故人との関係性によって変化する金額など様々なルールがあります。

香典については下記記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

持参する持ち物の色に気を付ける

葬儀まで時間がないから、という理由で普段使用しているバッグやハンカチなどを使用するのではなく、葬儀に適した持ち物を準備する必要があります。

例えばバッグであれば光沢や金属の部分がない布製にしたり、ハンカチであれば白色で刺繍やデザインがない、綿・麻・ポリエステルなどの種類にするなどがあります。

葬儀の持ち物一覧や持ち物を用意する際の注意点などは下記記事でご紹介しております。



葬儀に欠席する際の注意点

葬儀 欠席 注意点

葬儀に欠席する代わりとして供花や供物などを贈る方も、注意点がいくつがありますのでご紹介します。

供物・供花を10,000円~20,000円の予算にする

葬儀に参列できないから沢山供物・供花を上げたいと思う気持ちは大切ですが、100,000円などの予算にしてしまうと返礼品の選定が大変でかえって遺族の負担になってしまいます。

高くても費用は30,000円以内にしましょう。

葬儀に適したものを贈る

故人が生前好きだったものを贈りたい、という気持ちは大切ですが、葬儀に適さない種類や色味は贈ってはいけません。

供物だと賞味期限が短い物や肉・お魚などは基本的に贈ってはいけません。

供花の場合、トゲがある・赤色などの派手な色・葬儀に適さない花の種類は避けましょう。

贈ってはいけない物については地域や宗派によって異なりますので、必ずどのようなものであれば贈ってもいいのか事前に確認しましょう。

まとめ

本記事では葬儀はどこまで出席すればいいのか、基準や参列できない時の対処法も解説しました。

・一般葬の場合は友人や知人、仕事関係者や近所の方も出席することができるが、家族葬の場合は親族のみで行うことが多いため親族以外はあまり出席しないことが多い。
・体調不良や仕事などのやむを得ない事情で欠席する場合は、代わりに供花や供物などを贈ることができる
・葬儀に参列する方は香典を忘れず、持ち物などの色や種類にも気を付けましょう
・葬儀を欠席する方も、供物や供花を用意する場合は必ず常識の範囲内の予算にして遺族のご迷惑にならないよう配慮しましょう

どこまでの範囲が参列していいのか迷い所ですが、一般葬であれば基本的に訃報が届きましたら参列しても問題ありません。

適切な服装・持ち物を準備して葬儀に参列しましょう。

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