葬式に参列する際には、適切な服装を選ぶ必要がありますが靴下にもマナーがあるため、マナーを知らずに履いてしまうと不信感を与えてしまうかもしれません。
その中でも、女性はストッキングはどの色が適切なのか、柄などは入ってもいいのか、どのぐらいの厚みなら葬式に履いていいのか迷うかと思います。
また、ストッキング以外の服装や持ち物などの気を付けるポイントがありますので、ぜひ理解しておく必要があります。
下記のような葬式に履いていくストッキングに関しての悩み・不安がある方必見。
・ストッキング以外にも持ち物や服装にマナーがあれば知りたい
本記事では、葬式にストッキングはどれが適切なのか、選び方や注意点について解説していきます。
葬式に適したストッキング
葬式の場には適切な服装を着用して参列しますが、ストッキングもマナーを理解して適切な種類を選定する必要があります。
今回は、葬式に適している色や柄などをご紹介します。
色
ストッキングの色についてですが、濃い茶色や紺色などは避けて基本的に黒色を選びましょう。
「濃い茶色とか紺色ならあんまり黒色と違い分からないのにダメなの？」と思うかもしれませんが、他の方が黒色だと濃い茶色・紺色であっても違いが分かりやすいので黒色を選定することが重要です。
柄・デザイン
ストッキングの柄・デザインについてですが、基本的にどちらとも入っていない無地を選ぶことが大切です。
葬式では光沢がある物はマナー違反となってしまいますので、一部のみであってもデザインや柄がある場合は避けましょう。
厚さについて
ストッキングの厚さですが、葬式では一般的に20~30デニールを選びましょう。
30デニール以上の厚さですと、カジュアルな印象を与えてしまう可能性があります。
しかし、地域や宗派によっては異なりますので事前に確認してみてください。
葬式でストッキング以外のマナー
葬式におけるマナーはストッキングだけでなく、他にも様々なマナーがあります。
今回は化粧・アクセサリー・香水について解説します。
化粧
初めて葬式に参列する方は、化粧はどうすればいいのか迷う方も多いと思います。
葬式では化粧をしないで参列するのはマナー違反のため、片化粧をします。
片化粧という専用の化粧ではなく、葬式などの参列する際の薄化粧のことを片化粧と言います。
具体的には、ベースメイクについては光沢が出ないようにマットな仕上がりを意識したり、アイメイクやアイシャドウの場合は肌色に近い色で目立たないようにするなどがあります。
また、アイラインやつけまつげなどは基本的には使用しません。
葬式の化粧については下記記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
アクセサリー
女性で喪服が洋装の方はアクセサリーを付けるか迷うかと思いますが、ネックレスやピアスなどはそれぞれ葬式に適している種類を選ぶ必要があります。
ネックレスについては身につけた際に垂れないような長さ、7.8mmの真珠で白色などのマナーがあり、ピアスには白色の1粒の真珠で真珠がしっかり固定されている種類など細かいルールがあります。
ネックレス・ピアスの詳細なマナーについては下記記事で詳しくご紹介していますので、読んでみてはいかがでしょうか。
アクセサリーの購入について
ピアス・ネックレスなどのアクセサリーについてですが、基本的にはデパートなどで購入するか通販で購入することができます。
通販だと比較的安く購入することができますが、購入してから届くまで時間がかかったり実際に想定していたものと少し異なる場合がありますので気を付ける必要があります。
色や光沢などを事前に確認してから買いましょう。
また、デパートで買う場合は欲しい商品がない場合や少し高い金額になってしまいますが、実際に商品を見ることができますので色や光沢、種類などを買う前に事前に確認することができます。
必ず葬式に適した種類を購入しましょう。
香水
香水についてですが、葬式では基本的にどの匂いであっても香水はつけずに参列しましょう。
しかし、宗派や地域によって異なりますので、香水についても事前に確認しましょう。
葬式でストッキング以外に気を付ける持ち物
葬式に参列する際には、以下の持ち物も気を付けましょう。
腕時計
腕時計については基本的には外して葬式に参列しますが、やむを得ない事情がありつける場合は、ネックレス・ピアスと同じように葬式適した種類を選ぶ必要があります。
シンプルでカジュアルな印象を与えないデザイン、大きすぎたり小さすぎないサイズ、光沢がないベルトなど細かなマナーがいくつかあります。
腕時計の詳細については下記記事をご覧ください。
香典
基本的に香典を準備して葬式に参列しますが、故人との関係性によって金額を変更したり、入れ方やお札の向き、枚数など細かなルールがあります。
香典のマナーについては下記記事で詳しく解説しております。
また、学生は香典を準備する必要があるか、喪主は香典の準備をする必要があるかについては下記記事をご覧ください。
まとめ
本記事では、葬式にストッキングはどれが適切なのか、選び方や注意点について解説しました。
・ストッキング以外にも化粧やアクセサリーにもそれぞれマナーがあるため、事前に確認して葬式に適している種類を選ぶ
・腕時計や香典もそれぞれ細かなマナーがあるため事前に確認する
ストッキングであっても細かいマナーがありますので、ぜひ葬式に適した種類を選定してみてください。
また、ストッキング以外にも化粧・服装・アクセサリー・持ち物などにもそれぞれマナーがありますので気を付けましょう。
