葬儀を行う際、基本的に故人の配偶者や長男・長女が喪主を行い、その他の親族はご遺族として葬儀のお手伝いなどを行います。
その中でも、孫は葬儀ではどのようなお手伝いをすることができるか、香典を包んでもいいのかなど悩みませんか?
また、学生の場合の服装や持ち物についても気を付けておきたいところです。
そのため、下記のような葬儀で孫ができるお手伝いの内容について悩んでいる方必見。
・孫は香典を包む必要があるか、また包む場合は何円ぐらいが適切なのか
・孫が葬儀に参列する際の服装や持ち物のマナーを知り、失礼のないようにしたい
本記事では、葬儀で孫ができることは何か、香典の有無やマナーも解説します。
また、記事だけでなく対面や電話で終活・葬儀のプロに相談することができます!
些細なお悩みでも問題ございませんので、ご来店・お電話お待ちしております。
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葬儀で孫ができること
孫ができるお手伝いの範囲としては、主に受付係・お世話係・駐車場係の3つです。
受付係
受付係では弔問客を迎え入れたり香典を預かったりします。
・香典を預かる(管理するのは別の会計係が担当)
・お名前や住所などを芳名帳に記入してもらうようお願いをする
・返礼品を渡す
受付係では参列される方全員と必ずお会いするため、失礼のない言葉選びや服装などが求められます。
ご遺族代表として受付係を行いますので、必ずマナーを守り不信感をもたれないようにしましょう。
世話係
基本的に世話係などが行う葬儀の進行のお手伝いなどの細かな作業は葬儀スタッフが行うことが多いです。
しかし、人数が足りない場合や家族葬など小規模の場合には孫が担当することもあります。
弔問客と接する機会が多いためあまり孫に頼まれる係ではありません。
ですが、万が一世話係を行う場合は事前にどのようなことをすればいいのか把握しておくと、葬儀当日にあまり慌てずに対応することができます。
ぜひ、事前にどのような作業をすればいいのか聞いておきましょう。
駐車場係
駐車場係では、主に駐車場の誘導や駐車位置の誘導を行う係です。
また、電車で来る方については駅から葬儀場までを案内したり、葬儀に遅れて到着した方にも駐車場の誘導などを行います。
そのため、葬儀前だけでなく葬儀中にも対応する必要があります。
さらに、長時間外で立っている必要がありますので、係の中でもかなり体力を使う業務です。
夏場や冬場は特に大変なので、体調には必ず気を付けましょう。
葬儀に孫が気を付ける注意点
葬儀には適切なマナーが求められ、特に係として葬儀当日に作業をする場合は、遺族の顔として失礼のない行動や言葉選びを意識しましょう。
空き時間にスマホを見ない
特に駐車場係の方は、長時間作業するだけでなく時間帯によっては暇な時があるかと思います。
ですが、係の仕事自体が終わるまでは暇であっても必ずスマホを見ないようにしましょう。
急に弔問客から質問されたり車の誘導がいつ来ても誘導できるようにすることが大切です。
適切な言葉選びを意識する
弔問客の中には、親族だけでなく一般葬の場合は故人の会社の関係者の方なども多く参列されますので、失礼のない言葉選びをしましょう。
事前に葬儀会場について把握する
どの係であっても、弔問客から「トイレに行きたいから場所を教えて欲しい」「荷物はどこに置けばいいの」など係の内容以外にも質問されることがあります。
基本的には答えられるように、葬儀前に必ず場所を把握して質問に答えられるようにしましょう。
葬儀に孫が準備する必要がある持ち物
葬儀にはバッグ・ハンカチ・数珠など持参する持ち物がいくつかありますが、それぞれ色味や種類、気を付けるべきポイントがあります。
ぜひ下記記事を参考にいくつか持参しましょう。
香典は必要か
葬儀の持ち物を準備する際、参列する方は基本的に香典を準備する必要がありますが、孫の場合は用意する必要があるか悩む方もいると思います。
結論ですが、孫であっても社会人の場合は香典を包む必要があり、親族の場合は大体30,000円~100,000円が相場です。
包む金額や包み方、香典の袋など様々なマナーがありますので、ぜひ下記記事をご覧ください。
また、下記のような場合は香典は不要です。
学生の場合
孫が学生の場合は、香典を準備する必要はありませんのでご安心ください。
香典を辞退している場合
一般葬であっても家族葬であっても、香典を辞退している場合は用意する必要がありません。
葬儀で失礼のない孫の服装
葬儀ではご遺族・参列者ともに準喪服として男性はブラックスーツ、女性はブラックフォーマルを着用する必要がありますので、孫の場合も同じ服装を着ましょう。
また、学生の場合は喪服ではなく学校で着用している服装であれば問題ありませんので、学生服を着て葬儀に参加しましょう。
アクセサリーはつけていいのか
服装だけでなく、腕時計や指輪などのアクセサリーなどをつけてもいいのか心配にはなると思います。
腕時計・指輪・ネックレスについては葬儀に適している物であれば着用することができますが、かなり細かいルールがあります。
ぜひ下記記事を参考に適切なアクセサリーを着用しましょう。
葬儀に適している化粧について
服装やアクセサリーだけでなく、化粧についても葬儀に参列する方や遺族の方は気になるところです。
化粧についても、葬儀では片化粧という葬儀用の化粧がありますので、ぜひ下記記事を読んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
本記事では、葬儀で孫ができることは何か、香典の有無やマナーを解説しました。
・葬儀に孫が気を付けることは、空き時間にスマホを見ない・適切な言葉選びを意識する・事前に葬儀会場を把握するなどがある
・葬儀には必要な持ち物を持参する必要があるが、1つ1つにそれぞれマナーがあるため必ず確認して準備する
・社会人の場合は香典を準備する必要があるが、学生の場合や香典を辞退している際は用意する必要がない
・アクセサリーや化粧についても葬儀に適切な種類があるため、必ず事前に確認する
・遺族や参列者はブラックスーツ・ブラックフォーマルを着用するが、学生の場合は学生服で問題ない
葬儀で孫が果たす役割やマナー、持ち物や服装について解説してきました。
どの係であっても、遺族の代表として適切な言葉選びや服装などが求められます。
必ず弔問客に失礼のないように気をつけましょう。