自宅葬の費用相場はいくら?大変さや選ぶ際の注意点を5つ解説

「一般的な葬儀ではなく自宅葬にしたいけど、安くなるのかな」

「自宅葬は費用は安くなりそうだけど、その分負担が増えて大変そう」

故人が生前に自宅で葬儀をしたいと要望がある場合や、自宅のため比較的形式にとらわれず自由に行うことができる生前葬。

何となく安くなりそう。という判断で決めてしまうと後で一般的な葬儀にしておけばよかったと後悔してしまうことも。

一般的な葬儀ではなく自宅で行う自宅葬を考えている方は、費用は安くなるのかどのぐらい大変なのか契約する前に把握しておきたいですよね?

そこで、今回は自宅葬の費用はいくらなのか。相場や自宅葬を行う際の大変さや注意点をご紹介。

一般的な葬儀か自宅葬で悩んでいる方は、ぜひ最後まで読むことで自宅葬の費用や大変さを理解することができ、判断に困ることがなくなります。

更に、「実際にプロに自宅葬について相談したい」という方は、感謝のお葬式であれば電話や対面で相談することができますので、ぜひお待ちしております!

感謝の終活 成城サロン
成城相談サロンの外観
成城相談サロンの内装

〒157-0066
東京都世田谷区成城2-15-6 イル・レガーロ成城1F
(成城学園前駅 徒歩4分)

GoogleMapで見る

営業時間
10:00~17:00 土日祝も営業
(事前予約いただければ上記時間外も対応いたします。)
※来店予約は必須ではありません。お気軽にお立ち寄りください。
お電話・ご希望の場所(施設・ご自宅など)への訪問でのご相談もお受けしております。

自宅葬の費用相場はいくらなのか

自宅葬の費用相場ですが、業者に依頼しないで全てご自身で手配をする場合は10万円~20万円の範囲が多く、業者に依頼する場合は50万円前後の金額が相場です。オプションなどをつけると費用が大きく変動しますが、基本的には一般的な葬儀と比較すると業者の有無関わらず安く済むことが多いです。

一般的な葬儀より安い理由

一般的な葬儀より安い理由としては、会場費用がかからないことや招待客の規模が小さく会葬御礼の費用や精進落としや通夜振る舞いなどの飲食接待費を抑えることができるからです。

会葬御礼が1つ1,000円の物だとしても、50人規模の場合は5万円かかり、飲食接待費が仮に5,000円の場合は25万円も費用が発生しますので、自宅葬であれば数十万円費用が浮きます。

自宅葬の大変さについて

費用面だけで自宅葬に決めるとその大変さに後から後悔する可能性が高くなりますので、自宅葬を行う場合の大変さを3つご紹介。

  • 準備
  • 近隣住民の配慮
  • 参列者や親族の理解

準備

接待用の食事の用意や参列者の駐車場を確保したり、葬儀に使用するための道具や必要なスペースの確保をするために部屋をある程度片付けをする必要があります。

また、死亡診断書や死体検案書を受け取り後には葬儀社に連絡をして、どのような流れであるか打ち合わせを行う必要があります。

死亡届の提出や火葬場の利用をするために必要な手続きは葬儀社が代行することがほとんどですが、寺院に連絡をしたり訃報を記載して各関係者に送る必要があります。

当日は参列者の流れの説明や対応、近隣住民の配慮を行い、終了後は全ての片付けなども行うため、準備やそのあとの片付けに時間がかかります。

一般葬であれば通常行わない参列者に対しての説明や近隣住民の配慮などがあり、準備の多さから想定以上に心身共に疲弊することもあります。

近隣住民の配慮

葬儀当日は多くの人が出入りをしたり、読経の声が聞こえますので近隣住民に必ず事前に挨拶をしに行きましょう。

特に一軒家ではなくマンションの場合は声が上下にも聞こえますので、隣の家だけでなくできれば上の階・下の階の方にも挨拶をした方が無難です。

後からトラブルにならないためにも、なるべく配慮をしましょう。

友人や親族の理解

一般葬ではなく自宅葬の場合は、参列者を限定的にすることもありますので、親族や友人などに自宅葬であることや規模を縮小して行うことを説明する必要があります。

一般葬のように50人以上の方が一斉に自宅に来ても対応に困りますので、基本的には親族や特に親しい友人などに範囲を絞ることがありますが、事前に説明しておかないと勝手に自宅に来てしまうこともあります。

自宅葬を葬儀社に依頼することができるか

自宅葬を葬儀社に依頼することについては、結論から言いますと可能です。

葬儀社に依頼する場合としない時ではどのような違いがあるのか、それぞれ解説していきます。

葬儀社に依頼する場合

葬儀社に依頼する場合は、自宅葬の事前準備などを担当してもらえるため、遺体を安置するためのスペースの確保はご自身で行い、その他の業務は葬儀社にお任せすることも。

どの範囲まで対応できるかは葬儀社によって異なりますので、必ず契約前に確認しておき当日に慌てないようにしておくことをおすすめします。

依頼することで費用は増えてしまいますが、通常の葬儀とは異なり慣れない状況で全てご自身で行ってしまうとトラブルになる可能性が高くなりますので、基本的には葬儀社に依頼することを第一として考えてみてください。

葬儀社に依頼しない場合

葬儀社に依頼しない場合は費用を抑えることができますが、その分作業が格段に増えてしまいますので、基本的にはおすすめしません。

近隣住民や親族間でトラブルが起きてしまうと、葬儀後にも大変な思いをする方も。

自宅葬であれば葬儀社に依頼することを強くおすすめします。

自宅葬を選ぶ際の注意点5選

一般葬ではなく自宅葬にする場合に気を付けるべき注意点を5つご紹介。

自宅葬ができる環境であるか

マンションやアパートの場合は規約で自宅葬を禁止にしている場合がありますので、自宅葬を選ぶ方は事前に大家さんや契約した不動産屋に必ず確認をしましょう。

規約上問題なかったとしても、2階以上の場合はエレベーターで棺を乗せて移動することができるか、部屋自体に棺が入るか、なども確認する必要があります。

また、マンションやアパート、一軒家問わず駐車場のスペースを確保することができるかなどの確認も事前に行い、万が一厳しい場合はどのような交通機関を利用してきてもらうのか考える必要があります。

当日にご連絡してしまうと参列者が困りますので、事前にどのような経路で自宅まで着くことができるか想定して共有しておきましょう。

駐車場がなかった場合にコインパーキングを利用する方もいますので、地図を確認しておき周辺のコインパーキングも併せて共有しておくことをおすすめします。

更に、近隣住民にも挨拶をして自宅葬について説明をした際に、トラブルになりそうであれば避けるべきです。

参列者の選定

自宅葬は基本的に家族葬と同様に、一般葬よりもひっそりと葬儀を行いたいという気持ちで選ぶ方も多く、自宅で葬儀を行うため大勢の参列者は呼べません。

そのため、事前に自宅葬であればどの方を呼ぶのかを選定しておきましょう。

訃報のタイミング

自宅葬の場合、先に訃報を各関係者に送ってしまうと伝えていないのに訪れてしまう方がいます。

そのため、参列者のみに先に送り、事後報告として葬儀後に友人や関係者などに伝えしましょう。

香典の有無

香典の有無も参列者に事前にお伝えする必要がありますので、もし不要である場合は香典を辞退していることを伝える必要があります。

香典を貰う場合は基本的に金額の半分~3分の1ぐらいの予算で香典返しを準備する必要があります。

香典返しを送る時期や品物については下記記事をご覧ください。

電気使用量について

一般葬よりは使いませんが、自宅葬で照明や音響などの機材を利用するため葬儀中にブレーカーが落ちないか必ず確認をしておきましょう。

記事全体のまとめ

本記事では、自宅葬の費用はいくらなのか。相場や自宅葬を行う際の大変さや注意点を解説していきました。

一般葬よりも費用は安くなりますが、その分大変なことも多く特に慣れていない方は葬儀社に依頼を検討してみてはいかがでしょうか。

本ページからの電話問い合わせ限定

最大5万円割引

タイトルとURLをコピーしました